キャサリン皇太子妃が戦没者追悼式典「リメンバランス・サンデー」で、新たなイヤリングを着用してバルコニーに現れた。着けていたのは、大きなパールの上部にダイヤモンドを配した3つの葉のモチーフをあしらったものだ。王室ファンはこのイヤリングが、生前のエリザベス女王が所有したブローチではないかと指摘している。
現地時間12日午前、英ロンドンのホワイトホール大通りにある戦没者慰霊碑“セノタフ”前で戦没者追悼式典「リメンバランス・サンデー」のセレモニーが執り行われた。
セノタフ前にはチャールズ国王、ウィリアム皇太子、アン王女、エディンバラ公エドワード王子が整列し、カミラ王妃とキャサリン皇太子妃は、セノタフの隣にある外務・英連邦・開発省ビル(Foreign and Commonwealth Office)のバルコニーに立った。
午前11時にビッグベンの鐘が鳴ると英国全土で2分間の黙とうが捧げられ、その後、チャールズ国王らが戦没者追悼を意味する赤いポピーの花輪を持ち、慰霊碑に献上した。
厳かなセレモニーを見守るキャサリン皇太子妃は、愛用のファッションブランド「キャサリン・ウォーカー」による黒いミリタリー風コートを着用していた。高い襟のコートはフロントをファスナーで開閉するジップアップスタイルで、胸元にはタッセルのディテールが施されている。
コートの左肩下には3輪の赤いポピーの花飾りを、その下には英空軍(RAF)のブローチを着けていた。そして同色の手袋を合わせ、イギリスの帽子ブランド「フィリップ・トレイシー」による黒くてつばの広い帽子を被っていた。
皇太子妃は2019年の「リメンバランス・サンデー」でも同じコートを着用し、バルコニーに登場していた。この時の帽子も「フィリップ・トレイシー」によるものだったが、ベール付きの小さなタイプだった。
皇太子妃は、毎年「リメンバランス・サンデー」でバルコニーに立つ際、全身黒の服にパールのイヤリングを合わせている。昨年は、故ダイアナ妃が愛用したダイヤモンドとパールのドロップイヤリングだった。
しかし今年の式典では、これまでに公の場で見られたことがない、大きなパールのイヤリングを着けていた。巨大なパールの上部に3つの葉のモチーフをあしらったイヤリングは、生前のエリザベス女王が所有したブローチに「似ている」と噂になっている。
女王はかつて、3粒の巨大なパールにダイヤモンドを配した葉のモチーフがついたブローチを愛用していた。このブローチは、キャサリン皇太子妃が着けたイヤリングを3つ合わせたようなデザインだった。
女王は1999年4月、韓国を公式訪問中に73歳の誕生日を迎えていた。女王はこの日、水玉模様のオレンジ色のドレスにパールとダイヤモンドのブローチを着け、世界遺産登録されている民俗村「河回村」を訪問。地元住民から、誕生日の祝福を受けていた。
女王のブローチと皇太子妃のイヤリングが似ていることに気付いた王室ファンは、SNSでこのような意見を交わし合った。
「エリザベス女王のダイヤモンドとパールのリーフ・ブローチと同じデミ・パリュール(ジュエリー・セット)のイヤリングを、キャサリン皇太子妃が身に着けているのだと思う。これまで見たことないし、その存在も知らなかったけど、ブローチと葉の形が同じだわ。」
「多分(女王の)ブローチは取り外し可能で、イヤリングはブローチの葉の部分なのでは。」
「私もそう思った。イヤリングは、ブローチの下部分にある2つのような気がする。」
なお、戦没者追悼記念日「リメンバランス・デー」を迎えた11日には、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで恒例の戦没者追悼コンサート「フェスティバル・オブ・リメンバランス」が開催され、王室メンバーがロイヤル・ボックスに勢揃いした。
キャサリン皇太子妃は黒いドレスを纏い、エリザベス女王が所有したパールの3連ネックレスと、パールとダイヤモンドのドロップイヤリングを着用し、女王への敬意を表していた。
画像は『The Royal Family 2023年11月12日付Instagram「The King, as Commander in Chief of the Armed Forces,」、2023年11月11日付Instagram「This evening The King and Queen,」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)
現地時間12日午前、英ロンドンのホワイトホール大通りにある戦没者慰霊碑“セノタフ”前で戦没者追悼式典「リメンバランス・サンデー」のセレモニーが執り行われた。
セノタフ前にはチャールズ国王、ウィリアム皇太子、アン王女、エディンバラ公エドワード王子が整列し、カミラ王妃とキャサリン皇太子妃は、セノタフの隣にある外務・英連邦・開発省ビル(Foreign and Commonwealth Office)のバルコニーに立った。
午前11時にビッグベンの鐘が鳴ると英国全土で2分間の黙とうが捧げられ、その後、チャールズ国王らが戦没者追悼を意味する赤いポピーの花輪を持ち、慰霊碑に献上した。
厳かなセレモニーを見守るキャサリン皇太子妃は、愛用のファッションブランド「キャサリン・ウォーカー」による黒いミリタリー風コートを着用していた。高い襟のコートはフロントをファスナーで開閉するジップアップスタイルで、胸元にはタッセルのディテールが施されている。
コートの左肩下には3輪の赤いポピーの花飾りを、その下には英空軍(RAF)のブローチを着けていた。そして同色の手袋を合わせ、イギリスの帽子ブランド「フィリップ・トレイシー」による黒くてつばの広い帽子を被っていた。
皇太子妃は2019年の「リメンバランス・サンデー」でも同じコートを着用し、バルコニーに登場していた。この時の帽子も「フィリップ・トレイシー」によるものだったが、ベール付きの小さなタイプだった。
皇太子妃は、毎年「リメンバランス・サンデー」でバルコニーに立つ際、全身黒の服にパールのイヤリングを合わせている。昨年は、故ダイアナ妃が愛用したダイヤモンドとパールのドロップイヤリングだった。
しかし今年の式典では、これまでに公の場で見られたことがない、大きなパールのイヤリングを着けていた。巨大なパールの上部に3つの葉のモチーフをあしらったイヤリングは、生前のエリザベス女王が所有したブローチに「似ている」と噂になっている。
女王はかつて、3粒の巨大なパールにダイヤモンドを配した葉のモチーフがついたブローチを愛用していた。このブローチは、キャサリン皇太子妃が着けたイヤリングを3つ合わせたようなデザインだった。
女王は1999年4月、韓国を公式訪問中に73歳の誕生日を迎えていた。女王はこの日、水玉模様のオレンジ色のドレスにパールとダイヤモンドのブローチを着け、世界遺産登録されている民俗村「河回村」を訪問。地元住民から、誕生日の祝福を受けていた。
女王のブローチと皇太子妃のイヤリングが似ていることに気付いた王室ファンは、SNSでこのような意見を交わし合った。
「エリザベス女王のダイヤモンドとパールのリーフ・ブローチと同じデミ・パリュール(ジュエリー・セット)のイヤリングを、キャサリン皇太子妃が身に着けているのだと思う。これまで見たことないし、その存在も知らなかったけど、ブローチと葉の形が同じだわ。」
「多分(女王の)ブローチは取り外し可能で、イヤリングはブローチの葉の部分なのでは。」
「私もそう思った。イヤリングは、ブローチの下部分にある2つのような気がする。」
なお、戦没者追悼記念日「リメンバランス・デー」を迎えた11日には、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで恒例の戦没者追悼コンサート「フェスティバル・オブ・リメンバランス」が開催され、王室メンバーがロイヤル・ボックスに勢揃いした。
キャサリン皇太子妃は黒いドレスを纏い、エリザベス女王が所有したパールの3連ネックレスと、パールとダイヤモンドのドロップイヤリングを着用し、女王への敬意を表していた。
画像は『The Royal Family 2023年11月12日付Instagram「The King, as Commander in Chief of the Armed Forces,」、2023年11月11日付Instagram「This evening The King and Queen,」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)