キャサリン皇太子妃が、英BBCで放送したチャリティ番組『Children in Need(チルドレン・イン・ニード)』のオープニングにサプライズ登場した。同番組は、英国の恵まれない子ども達と若者を支援するための募金イベントだ。今年1月に幼児期に焦点を当てるキャンペーン「Shaping Us(シェイピング・アス)」をローンチした皇太子妃は、事前収録したビデオメッセージで幼児期の重要性について語った。
現地時間17日、英BBCで毎年恒例のチャリティ番組『Children in Need』が放送された。番組は、英国の恵まれない子ども達や若者を支援するために人気歌手や俳優、タレントがコメディーやミュージカルなどのパフォーマンスに挑戦することで、視聴者からの募金を受け付けるものだ。
今年の『Children in Need』は午後7時に放送がスタートし、冒頭では事前収録したキャサリン皇太子妃のビデオメッセージが流された。
皇太子妃は緩くカールしたロングヘアを下ろし、小さなレインボー柄を全体に施したブルーのブラウスを着用して画面に現れた。そして視聴者に向けて、次のように語りかけた。
「今夜の目的は、すべての子ども達がベストな状況になれるよう、サポートと応援、力を与えることです。これは彼らの将来と健康と幸せのために重要なことなのです。」
さらに皇太子妃は、自身が今年1月にローンチした幼児期に焦点を当てるキャンペーン「Shaping Us(シェイピング・アス)」に関するメッセージを伝えた。
「幼児期の人間関係と周囲の環境や経験は、その後の人生を形成する基礎を築きます。しかし悲しいことに、私達はあまりにも多くの人々が幼児期にストレスやトラウマとなるような状況を経験したことに苦しみ、それを克服するのに何年もかかることを知っています。」
「私達の社会で最も若くて弱い立場にある人々が、この重要な形成期に安全と安心、愛されていると感じられるように支援することで、彼らが子ども時代を楽しみ、その後の人生で潜在能力を発揮し、世界で活躍できるよう成長するのです。」
そして「したがって子ども時代に育まれることは不可欠であり、『Children in Need』が支援するさまざまなプロジェクトが非常に重要なのはそのためなのです」と続けた後、このように締めくくった。
「みなさんが、今晩のショーを楽しんでいただけることを願っています。そして、チャレンジに参加される方々や、素晴らしい募金活動に参加されるみなさんの幸運を祈ります。」
同番組が放送される2日前には、キャサリン皇太子妃がロンドンのデザイン・ミュージアムで「シェイピング・アス」のシンポジウムを開催した。
当日の皇太子妃は鮮やかなパープルのパンツスーツと故ダイアナ妃のイヤリングを着用し、ステージで社会が幼児期に焦点を当てることの重要性を熱く語っていた。
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画像は『BBC 2023年11月17日付Instagram「Kicking off tonight’s Children in Need fun and wishing everyone taking part the best of luck in their fundraising efforts.」』『The Prince and Princess of Wales 2023年11月16日付Instagram「A key milestone for the Centre for Early Childhood at the #ShapingUs National Symposium.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)
現地時間17日、英BBCで毎年恒例のチャリティ番組『Children in Need』が放送された。番組は、英国の恵まれない子ども達や若者を支援するために人気歌手や俳優、タレントがコメディーやミュージカルなどのパフォーマンスに挑戦することで、視聴者からの募金を受け付けるものだ。
今年の『Children in Need』は午後7時に放送がスタートし、冒頭では事前収録したキャサリン皇太子妃のビデオメッセージが流された。
皇太子妃は緩くカールしたロングヘアを下ろし、小さなレインボー柄を全体に施したブルーのブラウスを着用して画面に現れた。そして視聴者に向けて、次のように語りかけた。
「今夜の目的は、すべての子ども達がベストな状況になれるよう、サポートと応援、力を与えることです。これは彼らの将来と健康と幸せのために重要なことなのです。」
さらに皇太子妃は、自身が今年1月にローンチした幼児期に焦点を当てるキャンペーン「Shaping Us(シェイピング・アス)」に関するメッセージを伝えた。
「幼児期の人間関係と周囲の環境や経験は、その後の人生を形成する基礎を築きます。しかし悲しいことに、私達はあまりにも多くの人々が幼児期にストレスやトラウマとなるような状況を経験したことに苦しみ、それを克服するのに何年もかかることを知っています。」
「私達の社会で最も若くて弱い立場にある人々が、この重要な形成期に安全と安心、愛されていると感じられるように支援することで、彼らが子ども時代を楽しみ、その後の人生で潜在能力を発揮し、世界で活躍できるよう成長するのです。」
そして「したがって子ども時代に育まれることは不可欠であり、『Children in Need』が支援するさまざまなプロジェクトが非常に重要なのはそのためなのです」と続けた後、このように締めくくった。
「みなさんが、今晩のショーを楽しんでいただけることを願っています。そして、チャレンジに参加される方々や、素晴らしい募金活動に参加されるみなさんの幸運を祈ります。」
同番組が放送される2日前には、キャサリン皇太子妃がロンドンのデザイン・ミュージアムで「シェイピング・アス」のシンポジウムを開催した。
当日の皇太子妃は鮮やかなパープルのパンツスーツと故ダイアナ妃のイヤリングを着用し、ステージで社会が幼児期に焦点を当てることの重要性を熱く語っていた。
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画像は『BBC 2023年11月17日付Instagram「Kicking off tonight’s Children in Need fun and wishing everyone taking part the best of luck in their fundraising efforts.」』『The Prince and Princess of Wales 2023年11月16日付Instagram「A key milestone for the Centre for Early Childhood at the #ShapingUs National Symposium.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)