チャールズ国王夫妻とウィリアム皇太子夫妻が、英国での公式訪問を開始した韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領夫妻を歓迎した。公式訪問初日の午前中、キャサリン皇太子妃は全身赤の装いで、ウィリアム皇太子とともに尹大統領夫妻が宿泊するホテルに出迎えに向かった。その後、ホース・ガーズ・パレードでチャールズ国王夫妻による歓迎式典が開催され、一行は馬車に乗ってバッキンガム宮殿までパレードを行った。
韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領と金建希(キム・ゴンヒ)夫人が現地時間20日、英ロンドンのスタンステッド空港に到着した。
尹大統領と金夫人が英国を訪れるのは、今年5月にロンドンのウェストミンスター寺院で執り行われたチャールズ国王の戴冠式以来となる。
翌21日には、尹大統領夫妻が3日間にわたる英国の公式訪問を開始し、午前中にウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃が大統領夫妻の宿泊先であるロンドンのホテルに出向いた。
ウィリアム皇太子は柄入りの赤いシルクネクタイを締め、ネイビーブルーのコートを着用。キャサリン皇太子妃は全身赤でコーディネートした鮮やかな装いで現れた。
皇太子妃が着ていたのは、「キャサリン・ウォーカー(Catherine Walker)」によるフロントに大きなリボンが付いたケープドレスだ。ロングヘアをシニヨンにまとめ、「ジェーン・テイラー(Jane Taylor)」によるつばの広い帽子を被っていた。耳に輝いていたのは、故ダイアナ妃が所有したダイヤモンドとサファイアのイヤリングだ。
そして片手には小さな赤いクラッチバッグを持ち、「ジャンビト・ロッシ(Gianvito Rossi)」の赤いハイヒールを合わせていた。
ウィリアム皇太子夫妻と尹大統領夫妻はホテルで対面後、ホース・ガーズ・パレードへ向かい、チャールズ国王夫妻による歓迎式典に参加した。
チャールズ国王はブルーのネクタイにネイビーブルーのコートを着用しており、カミラ王妃はネイビーブルーのミディドレスに同色のコートを合わせ、襟にはメアリー王妃が所有したブローチを着けている。そして「フィリップ・トレイシー(Philip Treacy)」による羽根を飾った帽子を被り、黒い手袋とブーツを合わせていた。
伝統的な儀式では、近衛歩兵のスコッツガーズF中隊による儀仗隊が敬礼し、チャールズ国王と尹大統領が軍隊を視察した。スコッツガーズの隊員達は最近、韓国に派遣され、部隊の訓練を行ったばかりだ。
セレモニーが終わると一行は馬車に乗り、ザ・マルの大通りを行進してバッキンガム宮殿に向かった。
チャールズ国王と尹大統領はアイリッシュ・ステート・コーチに、カミラ王妃と金夫人はオーストラリアン・ステート・コーチに同乗した。
その後ろには、ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃、秋慶鎬(チュ・ギョンホ)経済副首相兼企画財政相を乗せたスコティッシュ・ステート・コーチが続いた。
馬車がバッキンガム宮殿のグランドエントランスに到着すると、英国と韓国の国歌が流され、チャールズ国王夫妻とウィリアム皇太子夫妻、尹大統領夫妻を含む韓国からの国賓が、ウェルシュガーズ連隊第1大隊の儀仗兵から歓迎を受けた。
その後、王室メンバーと国賓が宮殿内でプライベートな昼食会を楽しんだ後、尹大統領夫妻は宮殿内のピクチャー・ギャラリーでロイヤル・コレクションの展示物を見学した。
午後には、尹大統領がウェストミンスター宮殿のロイヤルギャラリーで上院(貴族院)と下院(庶民院)の両院議員を前に演説し、その後はグロスター公爵とともに朝鮮戦争記念碑に花輪を捧げた。
そして夕刻にはバッキンガム宮殿に170名の招待客が集まり、尹大統領夫妻を歓迎するステート・バンケット(国賓歓迎晩餐会)が開催された。
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画像は『The Prince and Princess of Wales 2023年11月21日付Instagram「A pleasure to welcome President @sukyeol.yoon of the Republic of Korea and First Lady Kim Keon-hee to the UK」』『The Royal Family 2023年11月21日付Instagram「The President and First Lady of the Republic of Korea have been welcomed to the United Kingdom by The King and Queen,」「Following a private lunch at Buckingham Palace,」「The Duke of Gloucester has accompanied The President and First Lady of the Republic of Korea,」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)
韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領と金建希(キム・ゴンヒ)夫人が現地時間20日、英ロンドンのスタンステッド空港に到着した。
尹大統領と金夫人が英国を訪れるのは、今年5月にロンドンのウェストミンスター寺院で執り行われたチャールズ国王の戴冠式以来となる。
翌21日には、尹大統領夫妻が3日間にわたる英国の公式訪問を開始し、午前中にウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃が大統領夫妻の宿泊先であるロンドンのホテルに出向いた。
ウィリアム皇太子は柄入りの赤いシルクネクタイを締め、ネイビーブルーのコートを着用。キャサリン皇太子妃は全身赤でコーディネートした鮮やかな装いで現れた。
皇太子妃が着ていたのは、「キャサリン・ウォーカー(Catherine Walker)」によるフロントに大きなリボンが付いたケープドレスだ。ロングヘアをシニヨンにまとめ、「ジェーン・テイラー(Jane Taylor)」によるつばの広い帽子を被っていた。耳に輝いていたのは、故ダイアナ妃が所有したダイヤモンドとサファイアのイヤリングだ。
そして片手には小さな赤いクラッチバッグを持ち、「ジャンビト・ロッシ(Gianvito Rossi)」の赤いハイヒールを合わせていた。
ウィリアム皇太子夫妻と尹大統領夫妻はホテルで対面後、ホース・ガーズ・パレードへ向かい、チャールズ国王夫妻による歓迎式典に参加した。
チャールズ国王はブルーのネクタイにネイビーブルーのコートを着用しており、カミラ王妃はネイビーブルーのミディドレスに同色のコートを合わせ、襟にはメアリー王妃が所有したブローチを着けている。そして「フィリップ・トレイシー(Philip Treacy)」による羽根を飾った帽子を被り、黒い手袋とブーツを合わせていた。
伝統的な儀式では、近衛歩兵のスコッツガーズF中隊による儀仗隊が敬礼し、チャールズ国王と尹大統領が軍隊を視察した。スコッツガーズの隊員達は最近、韓国に派遣され、部隊の訓練を行ったばかりだ。
セレモニーが終わると一行は馬車に乗り、ザ・マルの大通りを行進してバッキンガム宮殿に向かった。
チャールズ国王と尹大統領はアイリッシュ・ステート・コーチに、カミラ王妃と金夫人はオーストラリアン・ステート・コーチに同乗した。
その後ろには、ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃、秋慶鎬(チュ・ギョンホ)経済副首相兼企画財政相を乗せたスコティッシュ・ステート・コーチが続いた。
馬車がバッキンガム宮殿のグランドエントランスに到着すると、英国と韓国の国歌が流され、チャールズ国王夫妻とウィリアム皇太子夫妻、尹大統領夫妻を含む韓国からの国賓が、ウェルシュガーズ連隊第1大隊の儀仗兵から歓迎を受けた。
その後、王室メンバーと国賓が宮殿内でプライベートな昼食会を楽しんだ後、尹大統領夫妻は宮殿内のピクチャー・ギャラリーでロイヤル・コレクションの展示物を見学した。
午後には、尹大統領がウェストミンスター宮殿のロイヤルギャラリーで上院(貴族院)と下院(庶民院)の両院議員を前に演説し、その後はグロスター公爵とともに朝鮮戦争記念碑に花輪を捧げた。
そして夕刻にはバッキンガム宮殿に170名の招待客が集まり、尹大統領夫妻を歓迎するステート・バンケット(国賓歓迎晩餐会)が開催された。
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画像は『The Prince and Princess of Wales 2023年11月21日付Instagram「A pleasure to welcome President @sukyeol.yoon of the Republic of Korea and First Lady Kim Keon-hee to the UK」』『The Royal Family 2023年11月21日付Instagram「The President and First Lady of the Republic of Korea have been welcomed to the United Kingdom by The King and Queen,」「Following a private lunch at Buckingham Palace,」「The Duke of Gloucester has accompanied The President and First Lady of the Republic of Korea,」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)