世の中には不可解なものが映り込んだ「心霊写真」が存在するが、タイで撮影されたある写真には腕が3本写っていた。写真に写る女性はSNSで「絶対に加工はしていない」と断言したが、フォロワーからは「スマホの機能ミスでは?」との声があがっている。女性は後日それを認めたが、一部の人から「別の顔が見える」といったコメントも届いたことから、不安を感じてしまったようだ。タイのニュースメディア『Thaiger』などが伝えた。
タイ在住のアカウント名「ppinyanan」という女性(以下、ピニャナンさん)が今月20日、TikTokに投稿した動画が注目を集めている。動画はピニャナンさんの妹を撮影したもので、そこには腕が3本写っていた。
ピニャナンさんは、この写真がタイのバンコクから80キロほど北に位置するアユタヤの寺院の前で撮影したものであることを明かし、動画の中で「腕が3本あるの。原因はアユタヤだからかも」と言葉を添えている。そして、「私は混乱してます。写真編集をする方がいたら、これを見て何が起こったのか教えて欲しいのです。本当に鳥肌が立っちゃった」と訴えた。
すると、フォロワーからは次のような声が寄せられた。
「女性の身体のそばに別の顔が見えるわ!」
「私もお寺に行ったら写真に黒い手が写っていたことがあったよ。」
「もしかしたらアユタヤの有名な寺院の前で撮ったのかしら? 私もそこで不思議な経験をしたことがあるわ。」
遺跡や寺院が立ち並ぶアユタヤで撮影されたとあって、多くの人が「心霊写真では?」と思ったようだが、中にはこのような意見も届いた。
「スマホのHDRモードで撮ったせいだと思うよ。私が前にHDRモードで撮った時には腕が4本あった。」
このコメントにある「HDR(High Dynamic Range)モード」とは、明暗の差が大きい被写体をさまざまな露出で高速連続撮影し、明るい部分と影の細部がきれいに表現された写真に合成する機能だ。
よって、被写体が素早く動いたりする場合には、稀に複数枚の写真の合成ミスが発生し、奇妙な写真になることがあるという。後日、ピニャナンさんは写真撮影当時の状況を説明する妹の動画を投稿している。
その動画でピニャナンさんの妹が語ったところによると、写真はアユタヤではなく、バンコクから440キロほどの北に位置する遺跡で有名なスコータイの寺院で撮影したものだったという。しかも、写真はずいぶん前に撮ったもので、彼女は何度も異なるポーズを取り、その間は写真を撮り続けて欲しいと母親にお願いしたそうだ。
そして、写真は「一切加工していない」と断言し、これまで同様の現象は一度も起きたことがなかったと説明しているが、今回の写真はHDR機能の合成ミスの可能性があることを認めている。また、「別の顔が見える」といった声に対して再度写真を確認したが、他に顔らしきものは見当たらなかったという。しかし今回の写真は、彼女に恐怖と不安をもたらしてしまったようだ。
ちなみにイギリスでは今月初め、ある女性がウェディングドレスを試着している写真をInstagramに公開して注目を集めた。写真には2枚の鏡の前に立つ女性の姿があるも、1枚の鏡には女性の腕は2本とも下に降ろしたままで、もう1枚は両手を組んでいる状態の女性が映っていた。
画像は『ppinyanan 2023年11月20日付TikTok「โกลป้ะคะ」、2023年11月21日付TikTok「ตอบกลับ」』『Tessa Coates 2023年11月5日付Instagram「Okay hello! Upgraded from stories to the grid.」』『uknown 2023年7月12日付TikTok「NPC caught lacking #npc#malfunction」』『Tania 2023年2月4日付TikTok「Glitch in Matrix?」』『The Sun 2021年5月17日付「BIT STUCK? Mum shares photo of daughter sinking in concrete… So can YOU work out what’s really going on?」(Credit: Reddit)』『The Daily Star 2022年1月5日付「Family horrified by ‘decapitated dog head’ on roof – can you guess what it really is?」(Image: ViralHog)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)
タイ在住のアカウント名「ppinyanan」という女性(以下、ピニャナンさん)が今月20日、TikTokに投稿した動画が注目を集めている。動画はピニャナンさんの妹を撮影したもので、そこには腕が3本写っていた。
ピニャナンさんは、この写真がタイのバンコクから80キロほど北に位置するアユタヤの寺院の前で撮影したものであることを明かし、動画の中で「腕が3本あるの。原因はアユタヤだからかも」と言葉を添えている。そして、「私は混乱してます。写真編集をする方がいたら、これを見て何が起こったのか教えて欲しいのです。本当に鳥肌が立っちゃった」と訴えた。
すると、フォロワーからは次のような声が寄せられた。
「女性の身体のそばに別の顔が見えるわ!」
「私もお寺に行ったら写真に黒い手が写っていたことがあったよ。」
「もしかしたらアユタヤの有名な寺院の前で撮ったのかしら? 私もそこで不思議な経験をしたことがあるわ。」
遺跡や寺院が立ち並ぶアユタヤで撮影されたとあって、多くの人が「心霊写真では?」と思ったようだが、中にはこのような意見も届いた。
「スマホのHDRモードで撮ったせいだと思うよ。私が前にHDRモードで撮った時には腕が4本あった。」
このコメントにある「HDR(High Dynamic Range)モード」とは、明暗の差が大きい被写体をさまざまな露出で高速連続撮影し、明るい部分と影の細部がきれいに表現された写真に合成する機能だ。
よって、被写体が素早く動いたりする場合には、稀に複数枚の写真の合成ミスが発生し、奇妙な写真になることがあるという。後日、ピニャナンさんは写真撮影当時の状況を説明する妹の動画を投稿している。
その動画でピニャナンさんの妹が語ったところによると、写真はアユタヤではなく、バンコクから440キロほどの北に位置する遺跡で有名なスコータイの寺院で撮影したものだったという。しかも、写真はずいぶん前に撮ったもので、彼女は何度も異なるポーズを取り、その間は写真を撮り続けて欲しいと母親にお願いしたそうだ。
そして、写真は「一切加工していない」と断言し、これまで同様の現象は一度も起きたことがなかったと説明しているが、今回の写真はHDR機能の合成ミスの可能性があることを認めている。また、「別の顔が見える」といった声に対して再度写真を確認したが、他に顔らしきものは見当たらなかったという。しかし今回の写真は、彼女に恐怖と不安をもたらしてしまったようだ。
ちなみにイギリスでは今月初め、ある女性がウェディングドレスを試着している写真をInstagramに公開して注目を集めた。写真には2枚の鏡の前に立つ女性の姿があるも、1枚の鏡には女性の腕は2本とも下に降ろしたままで、もう1枚は両手を組んでいる状態の女性が映っていた。
画像は『ppinyanan 2023年11月20日付TikTok「โกลป้ะคะ」、2023年11月21日付TikTok「ตอบกลับ」』『Tessa Coates 2023年11月5日付Instagram「Okay hello! Upgraded from stories to the grid.」』『uknown 2023年7月12日付TikTok「NPC caught lacking #npc#malfunction」』『Tania 2023年2月4日付TikTok「Glitch in Matrix?」』『The Sun 2021年5月17日付「BIT STUCK? Mum shares photo of daughter sinking in concrete… So can YOU work out what’s really going on?」(Credit: Reddit)』『The Daily Star 2022年1月5日付「Family horrified by ‘decapitated dog head’ on roof – can you guess what it really is?」(Image: ViralHog)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)