独特なラップネタでお馴染みのジョイマンの注目度が高まっている。所属する吉本興業が発表した今年の「営業出演回数ランキング」で、堂々の第1位に輝いた。その出演回数は112本で、2位だったグランジ・大の67回を大きく引き離した形なった。この結果に、事務所の大先輩であるナインティナインが驚きの声を寄せている。
11月30日深夜に放送された『ナインティナインのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)の冒頭で、ジョイマンの営業出演回数1位について触れたナインティナインの2人。この話題をネットニュースで知ったという2人は、「ジョイマンってめちゃめちゃ稼いでるんやなあ」と驚きを口にした。
というのも彼らの中でジョイマンは、かつての「サイン会0人事件」のイメージが強すぎるのだという。これは2014年8月に行われたジョイマンのサイン会で、ファンが1人も来なかったという衝撃的な出来事であり、現状を消化しきれなかったジョイマンがSNSにその状況を投稿したことで一気に話題となったことでも知られている。脱力系ラップで一世を風靡した彼らの厳しい現状はかなりのインパクトを与えたが、そこからの地道な活動で今回、営業出演回数が「ダントツ1位」という結果を残したことに、矢部浩之も思わず「大逆転やなあ」と感心しきりであった。
ちなみにナインティナインの2人は、営業や前説などの経験がほぼなく、他の芸人が持っている営業や学園祭での面白エピソードを持ち合わせていないという。それゆえ舞台での咄嗟の判断ができなかったり、ラジオのエピソードトークに活かしたりすることができないそうだ。岡村隆史はこれを「ナインティナインの悲劇の1つ」と表現し、「だから一向に(トークの)お土産とか我々持ってきていないじゃないですか、ニッポン放送に」と嘆き、スタジオを笑わせる一幕もあった。もちろん彼らがこうなった理由は、結成後間もなく東京進出し全国的にブレイクを果たしたことにあり、それほど2人の実力が稀有なものであったということだろう。
そんなナインティナインの売れ方とは異なる道を歩んでいるジョイマンだが、一時期の低迷期を経てもブレない芸風を貫き、再び脚光を浴びたからこそ実力は本物なのだろう。今回の結果を受け、ボケ担当の高木晋哉は自身のXで「ナンバーワン お茶碗!」「ありがとうエッフェル塔」とお馴染みの韻踏みで喜びを表現していた。
(TechinsightJapan編集部 根岸奈央)
11月30日深夜に放送された『ナインティナインのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)の冒頭で、ジョイマンの営業出演回数1位について触れたナインティナインの2人。この話題をネットニュースで知ったという2人は、「ジョイマンってめちゃめちゃ稼いでるんやなあ」と驚きを口にした。
というのも彼らの中でジョイマンは、かつての「サイン会0人事件」のイメージが強すぎるのだという。これは2014年8月に行われたジョイマンのサイン会で、ファンが1人も来なかったという衝撃的な出来事であり、現状を消化しきれなかったジョイマンがSNSにその状況を投稿したことで一気に話題となったことでも知られている。脱力系ラップで一世を風靡した彼らの厳しい現状はかなりのインパクトを与えたが、そこからの地道な活動で今回、営業出演回数が「ダントツ1位」という結果を残したことに、矢部浩之も思わず「大逆転やなあ」と感心しきりであった。
ちなみにナインティナインの2人は、営業や前説などの経験がほぼなく、他の芸人が持っている営業や学園祭での面白エピソードを持ち合わせていないという。それゆえ舞台での咄嗟の判断ができなかったり、ラジオのエピソードトークに活かしたりすることができないそうだ。岡村隆史はこれを「ナインティナインの悲劇の1つ」と表現し、「だから一向に(トークの)お土産とか我々持ってきていないじゃないですか、ニッポン放送に」と嘆き、スタジオを笑わせる一幕もあった。もちろん彼らがこうなった理由は、結成後間もなく東京進出し全国的にブレイクを果たしたことにあり、それほど2人の実力が稀有なものであったということだろう。
そんなナインティナインの売れ方とは異なる道を歩んでいるジョイマンだが、一時期の低迷期を経てもブレない芸風を貫き、再び脚光を浴びたからこそ実力は本物なのだろう。今回の結果を受け、ボケ担当の高木晋哉は自身のXで「ナンバーワン お茶碗!」「ありがとうエッフェル塔」とお馴染みの韻踏みで喜びを表現していた。
(TechinsightJapan編集部 根岸奈央)