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【エンタがビタミン♪】2023年のお笑い賞レースは吉本芸人が総なめ 大トリ『M-1』で3年ぶり優勝となるか

TechinsightJapan 2023年12月9日 16時34分

漫才日本一を決める『M-1グランプリ2023』の準決勝が7日に行われ、ダンビラムーチョ、カベポスター、くらげ、マユリカ、モグライダー、令和ロマン、さや香、真空ジェシカ、ヤーレンズの9組が決勝進出を決めた。決勝戦は24日、当日に行われる敗者復活戦の勝者1組を加えた計10組が、2023年のチャンピオンを目指す。

今年のお笑い賞レースの大会では、ほぼ吉本興業所属の芸人が優勝している。3月の「R-1グランプリ」では田津原理音、5月の「上方漫才大賞」ではプラス・マイナス、6月の「NHK上方漫才コンテスト」ではスナフキンズ、7月の「ツギクル芸人グランプリ」ではナイチンゲールダンス、「第44回ABCお笑いグランプリ」ではダブルヒガシ、10月の「キングオブコント」ではサルゴリラと総なめである。

今年の残る大きな大会の決勝は、まず9日に行われる『女芸人No.1決定戦 THE W』だ。出場者はまいあんつ、はるかぜに告ぐ、スパイク、やす子、ハイツ友の会、紅しょうが、変ホ長調、梵天、ゆりやんレトリィバァ、あぁ~しらき、ぼる塾、エルフの12組。今年はエントリー数が863組と過去最多で、初めて800組を超えた。歴代優勝者は、ゆりやんレトリィバァ、3時のヒロイン、オダウエダ、天才ピアニストの吉本勢と、阿佐ヶ谷姉妹(ASH&Dコーポレーション)、吉住(人力舎)がいる。今年の決勝進出者のうち、吉本所属の女芸人は12組中7組と過半数を超えており、今年の『THE W』決勝は常連のスパイク(4回)、紅しょうが(5回)、ゆりやんレトリィバァ(4回、2017年優勝)と吉本の実力者揃いである。

そして賞レースの大トリを飾る『M-1グランプリ』は、2020年のマヂカルラブリーを最後に、2021年は錦鯉(SMA)、2022年はウエストランド(タイタン)と、吉本以外の芸人が2大会連続で優勝している。特に『M-1グランプリ』が一時中断し、復活した2015年~2020年は吉本芸人が毎年続けて優勝しており、今年決勝に残った6組(ダンビラムーチョ、カベポスター、くらげ、マユリカ、令和ロマン、さや香)の中から再びチャンピオンが誕生して欲しいという周囲の期待は大きいだろう。一方で『リンカーン』の後継番組『ジョンソン』(TBS系)のレギュラーに抜擢されるなど、今年売れっ子芸人の仲間入りを果たしたモグライダーだが、所属するマセキ芸能社には大型の賞レースで優勝した芸人がおらず、同社にとっての“悲願”達成となるかに注目が集まっている。

今年の『M-1グランプリ』は午後3時からテレビ朝日系で敗者復活戦が生放送され、そのまま午後6時30分から決勝が放送される。過去最多エントリーとなった8540組の頂点に立つのは、どのコンビだろうか。

画像は『M-1グランプリ 2023年12月7日付Instagram「M-1グランプリ 2023 ファイナリストはこの9組!」』『女芸人No.1決定戦 THE W 2023年12月4日付Instagram「女芸人No.1決定戦 THE W 9日(土)夜7時生放送」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 みやび)

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