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【海外発!Breaking News】野生のシカ、クリスマスデコレーションのトナカイに一目惚れ!? その結末に爆笑(米)<動画あり>

TechinsightJapan 2023年12月16日 15時37分

明け方の暗い住宅街にふいに現れた1頭のシカは、民家の庭先に飾られたクリスマスデコレーションのトナカイに一目惚れしたようだ。本能に従って行動するシカの様子を、玄関の防犯カメラが捉えていたのだが、予想外の結末にシカは困惑、SNSは笑いの渦に包まれた。英デジタルメディア『Newsflare』『LADbible』などが報じた。

アメリカの住宅では11月下旬頃から、室内にはクリスマスツリーを、家の軒先や前庭には様々な電飾が掛けられ、玄関前の芝生にはキリスト生誕のシーンを模したものや雪だるま、サンタクロース、トナカイなどのオーナメントが設置される。屋根の上から前庭の柵までいくつものオーナメントや色とりどりのライトで徹底的に飾る家もあり、ご近所総出で各家の庭先を飾り立てるストリートは地元の観光名所になり、日が暮れると大勢が車で見物にやってくる。

現地時間11月19日、米オハイオ州クリーブランドでは、珍しい客がクリスマスデコレーションの見物にやってきた。

日の出前のまだ暗い午前6時頃、1頭のシカがある民家に侵入し、電飾でキラキラ輝くプラスチック製のトナカイのオーナメントに近づいていった。

玄関の防犯カメラが捉えた映像によると、シカは自身よりひとまわり小柄なトナカイのオーナメントの背後に回り、そして腰の上に乗り上げて交尾の姿勢を取り始めたのだ。



相手が本物のメスでも、まして同種のシカでもないことに気付かないのか、気にならないのか、夜明け前の訪問者は本能のままに動くが、ここで想定外のことが発生する。シカの角がトナカイの角を引っかけてしまい、シカの動きに合わせて頭部がもげ落ちてしまった。



ポロッと芝生の上に落ちたトナカイの頭部を目にしたシカは、驚いて後ずさりし、しばらく立ち尽くしていたが、その後すぐにトナカイの角を自分の角にぶら下げたままどこかへ逃げてしまった。この時の映像がSNSで公開されると、そんなシカを大笑いする人々のコメントで溢れかえった。

「カレ、ちょっと激しすぎたね」
「忘れられないクリスマスパーティーになるよ」
「シカはきっと今頃、精神的ダメージを受けて、一生心に残る傷を負ってしまっただろう」
「あのシカ、友人たちに“彼女が正気を失うほどだった”って言うつもりよ!」

飾りのトナカイは、文字通り頭を失ってしまったのだが、英語で「Lost head」は「気が動転した」「冷静さを失った」などの意味があるため、落語のオチのような出来事となった。

ちなみにシカは、動画が撮影された晩秋がちょうど発情期に当たる。近寄っても逃げない飾りのトナカイに「同意があった」と勘違いしたのだろうか。動画を投稿した住人によると、その日の午後遅くに角の部分は数軒先の家の前で見つかったそうだ。

同じ頃イギリスでは、街中に飾られた巨大なヒツジのオブジェを本物と間違えて、吠えながら懸命に追いかける見習い牧羊犬の動画がSNSに投稿されて笑いを誘った。



画像は『LADbible 2023年12月10日付Instagram「Deer gets frisky with reindeer ornament」』『Donna Klotzle Hargett 2021年12月9日付Facebook「Rudolph pissed off the bears」』『Metro 2018年2月2日付「Nigel the lonely gannet dies alone after falling in love with a concrete decoy」』『lovekoekoe 2022年3月14日付TikTok「#puppiesoftiktok」』『Hollister Faulconer 2022年7月4日付Instagram「Thank you for being a friend」』『FOX 13 Tampa Bay 2021年11月21日付「‘A little too extreme’: Tampa family could face fines for putting Christmas lights up before Thanksgiving」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 秋本神奈)

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