23日に最終回を迎えるドラマ『ゼイチョー~「払えない」にはワケがある~』(日本テレビ系)で、空気階段の鈴木もぐらが市役所の納税課徴税吏員・加茂原健介を熱演している。これまで様々なドラマに出演してきた鈴木だが、長い撮影期間は初めてのことだった。主演を務めたSexy Zone・菊池風磨をはじめとする出演者たちと長時間現場を共にすることももちろん初めてだったそうで、クランクアップを迎えた今、とてつもない寂しさを感じているという。
18日深夜に放送された『空気階段の踊り場』(TBSラジオ)の中盤で、『ゼイチョー』の撮影が終了したことを報告した鈴木もぐら。これまで1~2日で終わる撮影がほとんどだった鈴木は、ドラマのオールアップに初めて立ち会ったという。その盛り上がりに感動しつつ、長い撮影期間を共にした撮影チームが解散してしまうことに大きな寂しさを感じたそうだ。
4か月の撮影期間中、役柄的にも常に出演者と一緒に過ごしていた鈴木だが、途中で髪型を変えたり体型が変化したりと周囲に迷惑をかけたという。それでも優しく接してくれる俳優陣に、家族や学校の部活仲間のような温かさを感じたそうで、鈴木は「コメディでこんな気持ちになるんだったら、恋愛ドラマだったら…全員付き合ってるよ!」と冗談を飛ばしていた。それほど今回の撮影で、チームで仕事をする醍醐味を感じたということだろう。
そんな温かい現場の様子をしみじみと振り返った鈴木だが、相方の水川かたまりによると、彼の“クズ”ぶりは健在だったそうだ。水川は同作の最終回にゲスト出演するが、その撮影に参加した時、スタッフから「今日のお昼はもぐらさんから叙々苑弁当の差し入れがあるんですけど」と声をかけられた。しかし、それは「遅刻が積み重なった罰」だったという。実は鈴木、度々の遅刻でチームに迷惑をかけており、鈴木自らが「ちょっとやりすぎちゃっている」と語るほどで、その謝罪の意味も込めて高級弁当を振る舞ったそうだ。計20万円の大奮発だが、その料金を自ら払うのではなく出演料から“天引き”をお願いしたというのも、もはや鈴木らしいエピソードである。
さらに、鈴木は撮影の待機中、ロケバスの中で水川に「30万貸してくれ」と頼み出したという。理由は24日に開催されるG1レース「有馬記念」への“投資”で、「有馬記念でくる馬知ってる」と絶対的な自信のもと借金を迫ったそうだ。出演者らドラマ関係者がいるロケバス内で堂々と借金をお願いし、断りにくい状況を作り出した鈴木の姑息な作戦を見抜いた水川は、それを固辞した。するとその代わりに、共演者であるTravis Japanの松田元太が名乗り出たという。
どうやら松田は鈴木も認めるほど“人のよさ”があるそうで、純粋に鈴木の金回りを心配していたもよう。「俺が30万円貸しますよ」と手を差し伸べられたことにさすがの鈴木も罪悪感を抱いたのか「丁重にお断りした」そうで、人気アイドルからの借金は無事未遂で終わることとなった。
絆を深めた共演者に借金することは免れた鈴木だが、最終的に他の芸人仲間から借金したうえ、水川にも「まだ時間はある」と投資を呼びかけていた。そんな鈴木だが、来年1月に放送される『PORTAL-X~ドアの向こうの観察記録~』(WOWOW)への出演も決まっているだけに、彼の演技力が評価されていることは間違いないようだ。
画像2枚目は『ドラマ『ゼイチョー』【公式】 日テレ系 毎週土曜よる10時放送 2023年12月19日付X「土曜ドラマ #ゼイチョー」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 根岸奈央)
18日深夜に放送された『空気階段の踊り場』(TBSラジオ)の中盤で、『ゼイチョー』の撮影が終了したことを報告した鈴木もぐら。これまで1~2日で終わる撮影がほとんどだった鈴木は、ドラマのオールアップに初めて立ち会ったという。その盛り上がりに感動しつつ、長い撮影期間を共にした撮影チームが解散してしまうことに大きな寂しさを感じたそうだ。
4か月の撮影期間中、役柄的にも常に出演者と一緒に過ごしていた鈴木だが、途中で髪型を変えたり体型が変化したりと周囲に迷惑をかけたという。それでも優しく接してくれる俳優陣に、家族や学校の部活仲間のような温かさを感じたそうで、鈴木は「コメディでこんな気持ちになるんだったら、恋愛ドラマだったら…全員付き合ってるよ!」と冗談を飛ばしていた。それほど今回の撮影で、チームで仕事をする醍醐味を感じたということだろう。
そんな温かい現場の様子をしみじみと振り返った鈴木だが、相方の水川かたまりによると、彼の“クズ”ぶりは健在だったそうだ。水川は同作の最終回にゲスト出演するが、その撮影に参加した時、スタッフから「今日のお昼はもぐらさんから叙々苑弁当の差し入れがあるんですけど」と声をかけられた。しかし、それは「遅刻が積み重なった罰」だったという。実は鈴木、度々の遅刻でチームに迷惑をかけており、鈴木自らが「ちょっとやりすぎちゃっている」と語るほどで、その謝罪の意味も込めて高級弁当を振る舞ったそうだ。計20万円の大奮発だが、その料金を自ら払うのではなく出演料から“天引き”をお願いしたというのも、もはや鈴木らしいエピソードである。
さらに、鈴木は撮影の待機中、ロケバスの中で水川に「30万貸してくれ」と頼み出したという。理由は24日に開催されるG1レース「有馬記念」への“投資”で、「有馬記念でくる馬知ってる」と絶対的な自信のもと借金を迫ったそうだ。出演者らドラマ関係者がいるロケバス内で堂々と借金をお願いし、断りにくい状況を作り出した鈴木の姑息な作戦を見抜いた水川は、それを固辞した。するとその代わりに、共演者であるTravis Japanの松田元太が名乗り出たという。
どうやら松田は鈴木も認めるほど“人のよさ”があるそうで、純粋に鈴木の金回りを心配していたもよう。「俺が30万円貸しますよ」と手を差し伸べられたことにさすがの鈴木も罪悪感を抱いたのか「丁重にお断りした」そうで、人気アイドルからの借金は無事未遂で終わることとなった。
絆を深めた共演者に借金することは免れた鈴木だが、最終的に他の芸人仲間から借金したうえ、水川にも「まだ時間はある」と投資を呼びかけていた。そんな鈴木だが、来年1月に放送される『PORTAL-X~ドアの向こうの観察記録~』(WOWOW)への出演も決まっているだけに、彼の演技力が評価されていることは間違いないようだ。
画像2枚目は『ドラマ『ゼイチョー』【公式】 日テレ系 毎週土曜よる10時放送 2023年12月19日付X「土曜ドラマ #ゼイチョー」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 根岸奈央)