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【イタすぎるセレブ達】フランス人気料理人タレント、シリル・リニャック(46)クリスマス翌々日に空き巣に遭う

TechinsightJapan 2023年12月29日 17時2分

フランス人シェフのシリル・リニャック(46)は、日本ではあまり知られていないが、パリやロンドンにある数多くのレストランやパティスリーのオーナーシェフ兼パティシエとして活躍、料理番組や料理対決番組などに多数出演し、数多くの著書も持つ。そんな人気シェフのシリルが、このたび空き巣に入られたことが判明した。

12月27日未明、エッフェル塔からそう遠くないパリ7区にあるシリル・リニャックのアパート付近で、空き巣の容疑で2人が逮捕された。シリルは不在だったが、隣人が物音を聞きつけて午前4時15分頃にアパートに泥棒が入ったと警察に通報。警察官が駆けつけ、空き巣犯2人を現行犯逮捕した。容疑者は20歳と23歳の男で、2人が乗っていた車のカーナビにはシリル・リニャックのアパートの住所が設定され、車内からは宝石類が発見された。当初、容疑者は3人おり、3人目の容疑者が盗んだ物を持って逃走しているようだと報道されていたが、その後、パリのニュース専門局『BFM TV』がパリ検察庁から得た情報によると、2人より後に逮捕された3人目の男に関しては、容疑は晴れ、警察の拘留が解かれたという。

年の瀬に災難に遭ったシリル・リニャックだが、彼はテレビ番組『ヘルズ・キッチン~地獄の厨房』などで有名な英国のゴードン・ラムゼイ(57)のフランス版とも言える存在だ。ゴードン・ラムゼイは毒舌キャラだが、シリル・リニャックは屈託ない笑顔と、日本の大阪弁に近い立ち位置の南仏訛りのフランス語で明るく喋りまくり、まるで子供がおもちゃで遊んでいるように繊細で独創的な料理やお菓子を作り上げていくスタイルだ。46歳になった今、少々オヤジ臭さも漂い始めたが、テレビに出始めた2005年頃は、パリジャンのような洗練されたシックさとは真逆の良い意味での泥臭さを持ち、常に笑顔で、甘いマスクの若手料理人としてあっという間にお茶の間の人気者となった。



シリル・リニャックは、元々は料理人としてキャリアをスタートしたが、2002年には日本でも有名なパティシエ、ピエール・エルメのパティスリーに加わり、その後やはり日本にもレストランを持つシェフ、アラン・デュカスのもとでパリ郊外のレストラン「ラ・グランド・カスケード」のパティシエの副料理長を務め、パティシエとしての修行もしてきた。

彼の持つパリ市内のレストランの一つ「ドラゴン」は、アジアフュージョン料理をテーマにしており、ゆずやポン酢、餅など日本の食材を多く取り入れていることから、多くのフランス人シェフ同様、彼も和食や日本食材に大いに興味を持っていることがうかがえる。

また私生活では、2015年から2016年の間にフランスの女優ソフィー・マルソー(57)と交際していたことでも知られている。



そんな人気者のシリルの財産だが、2020年11月6日にC8(フランス民放の一つ)で放送されたトーク番組『TPMP Ouvert』で、彼はテレビで1シーズン25万ユーロ(約4千万円)の収入を得ていることが明らかになった。彼のその他のビジネスを合わせると、約1000万ユーロ(約16億円)の資本を持つことになる。

そのため空き巣に狙われたのかは不明だが、今回の空き巣事件に関して、シリル・リニャックは今のところコメントをしておらず、何が盗まれたのか、容疑者の車から見つかった宝石が彼の物なのかといった詳細は明らかになっていない。

ちなみに数日前には、フランス人歌手ヴィタア(40)もパリ郊外の自宅で強盗の被害に遭い、警報で目を覚ました家族が犯人と鉢合わせした。人質にこそされなかったものの、被害者によれば、強盗達は野球のバットと鉄棒で武装しており、高級バッグや宝石類を持ち去ったという。9月には、フランスの人気司会者ブルーノ・ギヨン(52)宅に強盗が侵入し、彼は家族と一緒に人質にされていた。

画像は『Cyril Lignac 2023年10月2日付Instagram「OCTOBRE ROSE」、2023年11月18日付Instagram「Les derniers calendriers de l’avent」、2023年2月14日付Instagram「Happy Valentine’s Day」、2023年8月17日付Instagram「A special delivery」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 リエコ)

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