Infoseek 楽天

【イタすぎるセレブ達】デンマークのメアリー皇太子妃、歴史あるティアラで新年晩餐会に出席 「凛として綺麗」絶賛の声

TechinsightJapan 2024年1月3日 9時44分

デンマーク王国のマルグレーテ女王(83)が退位を発表した翌日、アマリエンボー宮殿で新年の晩餐会が開催された。宮殿前に王室メンバーが到着する中、新たな国王と王妃に即位するフレデリック皇太子(55)と妻メアリー皇太子妃(51)に注目が集まった。メアリー皇太子妃はベルベットのドレスを纏い、皇帝ナポレオンの戴冠式のために作られた歴史あるティアラを着用していた。この姿に、王室ファンからは「美しくて堂々としている」「凛として綺麗」などと絶賛の声があがった。

デンマーク王国の女王マルグレーテ2世は、現地時間12月31日に放送された恒例のテレビ演説で王位からの退位を表明した。

女王は即位52周年にあたる1月14日に正式に退位し、長男のフレデリック皇太子が国王に即位する。これに伴い皇太子の妻でオーストラリア、タスマニア島出身のメアリー皇太子妃は王妃となる。

女王の発表から一夜明けた現地時間1月1日、デンマークの首都コペンハーゲンにあるアマリエンボー宮殿で恒例の新年の晩餐会が開催された。

王宮内にあるクリスチャン7世宮殿には、マルグレーテ女王をはじめ、フレデリック皇太子とメアリー皇太子妃、女王の次男ヨアキム王子と妻マリー妃、女王の妹ベネディクテ王女らが集まった。

車両から降り立ったマルグレーテ女王は、ふわりとした真っ赤なドレスにグレーのコートを羽織っていた。髪はエレガントなアップスタイルにまとめ、18個のパールを配したティアラを着けていた。このティアラは、女王が着用したパールのドロップイヤリングとダイヤモンドのネックレスを含む、パリュール(ジュエリーセット)の一部だ。



そして王室ファンの間では、もうすぐデンマークの王妃となるメアリー皇太子妃に大きな注目が集まった。

フレデリック皇太子とともに到着したメアリー皇太子妃は、ベルベット生地によるえび茶色のドレスを纏っていた。ドレスは幅広のネックラインで、ウエストの太いベルトと長いトレーンが印象的だ。



皇太子妃はダークなロングヘアをアップスタイルにして、「デンマーク産ルビーのパリュール・ティアラ(Danish Ruby Parure Tiara)」を着用していた。

パヴェダイヤモンドを配した葉とルビーを配した実のモチーフを連ねたティアラは、イヤリングやネックレス、ブローチ、ブレスレット、ヘアピン、リングを含むパリュールの一部だ。

このパリュールは1804年、フランスの皇帝ナポレオン・ボナパルトの戴冠式のために制作された。当時ナポレオンは、信頼する元帥やその妻達を華麗な装いで戴冠式に出席させるため、彼らに資金を配分した。

そのうちの一人だったジャン=バティスト・ベルナドットが、妻デジレ・クラリーのために、パリュールを購入した。夫妻はのちにスウェーデンのカール14世ヨハン王とデジデリア王妃になり、パリュールは同国へと渡った。

その後、パリュールはデジデリア王妃の義理の娘ジョゼフィーヌ王妃が継承。1869年に彼女の孫娘ロヴィーサ王女がデンマークの皇太子フレデリック8世と結婚すると、パリュールが祝いの品として贈られた。そしてティアラを含むパリュールは、デンマーク王室で引き継がれた。

そんな歴史あるティアラを着けたメアリー皇太子妃の姿に、王室ファンからは次のようなコメントが寄せられた。

「メアリーはなんて美しく、堂々としているのかしら。タスマニア出身の女の子がパブでデンマーク人の男性と出会って恋に落ち、最後には王妃になるなんて、まさにおとぎ話。オーストラリア人が興奮するのも当然ね。」
「本当に凛としていて、綺麗だわ。オーストラリア人の新たなメアリー王妃!」
「これから王妃と国王になるメアリーとフレデリックが、リラックスした雰囲気と輝く笑顔で、最高の魅力を披露する姿を見ることができてとても嬉しいわ。」

画像は『DET DANSKE KONGEHUS 2023年12月20日付Instagram「Vi har brug for hinanden, hvis vi vil lykkes.」、2024年1月1日付Instagram「For kort tid siden ankom Hendes Majestæt Dronningen til årets nytårstaffel i Christian VII’s Palæ på Amalienborg.」「Øjeblikke fra gæsternes ankomst til Hendes Majestæt Dronningens nytårstaffel på Amalienborg」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

この記事の関連ニュース