Infoseek 楽天

【海外発!Breaking News】マラソン世界記録にトレッドミルで挑戦した男性、時速21キロでかつらが吹っ飛ぶ?(英)<動画あり>

TechinsightJapan 2024年1月5日 20時55分

米イリノイ州で昨年10月8日、シカゴマラソンが開催され、ケニアのケルヴィン・キプトゥム選手(24)が2時間0分35秒の世界新記録を樹立した。この記録は平均すると、42.195キロを時速21キロで駆け抜けたことになるそうで、キプトゥム選手は「人類初の2時間切りも時間の問題なのでは?」と囁かれるなど異次元の走りを見せていた。「ではいったい、時速21キロとはどれほどの速さなのだろう」―そんな疑問に答えるため、英ニュースメディア『LADbible』のジャーナリスト、ジェイク・マッセーさん(Jake Masse)とアダムさん(Adam)は昨年10月末、巨大なトレッドミル(ランニングマシン)で世界記録に挑戦した。

当時の様子を捉えた動画ではまず、ベルトコンベアが高速で動き出すのを見たジェイクさんが「オーマイガー! どれだけ速いんだ!」と驚きの声をあげている。

するとトレッドミルをリモコンで操作していた男性が「時速13.1マイル(時速21キロ)だよ。これはケルヴィン・キプトゥム選手の2時間の平均で、ある時はこれよりも遅く、ある時はこれよりも速く走るんだ」と説明する。

これにはジェイクさん、もう一人の挑戦者に「アダム、これで怖くなったかい?」と質問しており、アダムさんは「俺たちにこれをやれっていうのかい?」と苦笑して答えていた。

実は2人が使用したトレッドミルは「ザ・タンブレーター(The Tumbleator)」と呼ばれるもので、イギリスのテレビや映画業界に大型ベルトコンベアを提供している「カンニング・コンベア(Canning Conveyor)」が製造。万が一転倒した際、衝撃を吸収するように設計されているという。

そして最初に時速21キロのタンブレーターに挑戦したのは、帽子にTシャツ、半ズボン姿のジェイクさんだったが、30.22秒、距離にして157.2メートルを走ったところで転倒。スピードが上がるとフォームが乱れて足が追い付かなくなり、ベルトコンベアの上に叩きつけられた衝撃でツルツルの頭頂部が露わになった。



ジェイクさんは仰向けのまま、後方のマットの上に猛スピードで流されており、「これはそんなに簡単じゃない」とキャプションが入る。そしてカメラがズームインすると、息を切らしながら「まあ、上手くいったんじゃないかな…。衝撃はあったけどね」と感想を述べていた。

一方で、次に挑戦したアダムさんはジェイクさんより大きなストライド(歩幅)で走り始めるも、32.20秒、167.4メートルで転倒。平均とはいえ、時速21キロで2時間も走り続けるキプトゥム選手の凄さを改めて証明する結果となった。

なおこの動画は、英ニュースメディア『LADbible』の「2023年で最もバズった動画」の第3位を獲得、マラソン選手の速さに驚愕する次のようなコメントが寄せられた。

「キプトゥム選手らは楽に走っているように見えるけど、やはり訓練を受けている人と普通の人ではかなりの差があるということだね。」
「キプトゥム選手の前の世界記録(2時間1分09秒)保持者、エリウド・キプチョゲ(ケニア)の一歩のストライドは1.9メートル(通常0.8~1.4メートル)と聞いた。最高のマラソン選手はストライドが違うんだよ。」
「クレイジー。これで2時間走るなんて凄すぎる。」

さらに人々は、ジェイクさんの頭頂部にも注目し、以下のような爆笑コメントが多数届いていた。

「ジェイクさんがまず、頭を押さえたのを見たかい?」
「髪の毛が吹っ飛んだのかと思った。」
「かつらが落ちたのかと思ったよ。」
「マットの上にかつらが落ちていないか探してしまったよ! なんて衝撃的なんだ!」
「あ、ただ帽子が落ちただけだったのか。何度も動画を見てしまったよ。」
「みんな、『この男性がハゲなのか、そうでないのか』に執着しすぎ(笑)」



ジェイクさんは動画の最後で帽子を脱ぎ、“超人(スーパーヒューマン)”のキプトゥム選手に敬意を示しており、テックインサイト編集部からは「日頃走る訓練をしているのか?」「衝撃はどれほどのものだったのか」などについて話をうかがうべく取材を申し入れている。

ちなみに2022年には、英プロサッカークラブの試合が行われたスタジアムで、観戦していた男性の部分かつらがめくれ上がるというハプニングが発生し、男性の写真がSNSで拡散した。



画像は『LADBible 2023年10月25日付TikTok「Average Joe sees how long he can run at new marathon world record pace」』『The Sun 2022年3月8日付「EXPOSED AT THE BACK My WIG came off as I celebrated Arsenal scoring a goal - I need to use more glue」(Credit: Twitter / @Georgebateman15)』『手机中华网 2023年9月8日付「天津一小伙跳水假发飞了,现场气氛瞬达高潮,假发」』『Gipsyg Tattooer 2023年3月8日付TikTok「Il mio cliente ha sempre sognato la frangetta ed io ho esaudito il suo desiderio」』のスクリーンショット、『Inside Edition 2023年10月4日公開 YouTube「Suspect Loses Wig While Running From Police in California」』のサムネイル
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

この記事の関連ニュース