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【イタすぎるセレブ達】ヘンリー王子、航空宇宙産業の伝説として殿堂入り 「これはジョーク?」嘲笑の声

TechinsightJapan 2024年1月12日 13時13分

ヘンリー王子が、航空宇宙産業で多大な貢献をした人々を称える「Living Legends of Aviation Awards」を受賞することが明らかになった。ヘンリー王子は英陸軍に10年間在籍し、パイロットとしての任務に就いた。今回の授賞式では、王子が設立した負傷軍人の国際スポーツ大会「インヴィクタス・ゲーム」への貢献も称えられるという。同賞は過去に、人類で初めて月面に降り立ったニール・アームストロング氏などが殿堂入りしており、今年は王子を含む4人が表彰される。王子がこのようなメンバーと名を連ねることに、SNSでは「これはジョーク?」といった声があがっている。

航空宇宙産業における功績を称える第21回「Living Legends of Aviation Awards(リビング・レジェンズ・オブ・アビエーション・アワード)」の授賞式が現地時間19日、米ロサンゼルスにあるホテル「ザ・ビバリー・ヒルトン」で開催される。

“航空宇宙産業における生ける伝説達”の意味を持つ同イベントは、宇宙飛行士や航空起業家、パイロット、産業界のリーダーなど、あらゆる航空業界の分野で多大な貢献をした人々を称えるものだ。

俳優ジョン・トラボルタが司会を務める今回の式典では、ヘンリー王子が航空宇宙への貢献が認められた4人のうちの1人として賞が授与される。パイロットの資格を持つジョンは2007年に受賞し、殿堂入りを果たした。

ヘンリー王子はおよそ10年間英陸軍に在籍し、ヘリコプターのパイロットとしてイギリスやアメリカ、オーストラリアでの飛行訓練任務やアフガニスタンでの戦闘任務に就いた。

2005年に士官候補生として訓練を開始し、2009年1月からは陸軍航空隊のパイロットになるための訓練を始めた。コース修了後、アパッチ攻撃ヘリコプターの訓練を受けた。

2012年2月には副操縦士(CPG)の資格を取得。第16航空攻撃部隊に属する陸軍航空隊第3連隊への配属となり、多くの演習で航空機を操作した。

2007年から2008年に前線航空管制官として、2012年から2013年にはアパッチパイロットとして、アフガニスタンに2度派遣された。2015年には陸軍大尉の階級で退役した。

今回の授賞式では、ヘンリー王子が設立した負傷軍人の国際スポーツ大会「インヴィクタス・ゲーム」への功績も称えられるという。

ヘンリー王子に加え、海軍パイロットのフレッド・ジョージ氏、CAE(旧カナディアン・アビエーション・エレクトロニクス)社長兼CEOのマーク・ペアレント氏、1979年から1989年まで世界速度記録を保持した米飛行家スティーブ・ヒントン氏の4人に賞が授与される。

このほか、エミー賞受賞ジャーナリストでキャスターのローレン・サンチェス氏には「Elling Halvorson Vertical Flight Hall of Fame Award(エリング・ハルボソン垂直飛行殿堂賞)」が、ゼネラル・アトミクス社のリンデン・ブルー副会長には「Dr. Sam B. Williams Technology Award(ドクター・サム・B・ウィリアムズ技術賞)」が贈られる。

ヘンリー王子がこのような賞を授賞されることについて、SNSでは「これはジョークか? 彼は伝説的なことをしたのか? いったい何をしたっていうんだ?」「冗談だろう。実際に素晴らしく画期的なことを成し遂げた人々に対する侮辱だ」と非難の声があがっている。

画像1枚目は『The Prince and Princess of Wales 2016年5月9日付Instagram「“I cannot tell you how proud and excited I am to open @invictusorlando here in America”」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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