メーガン妃が王室の現役メンバーだった2019年、あるジュエリーブランドから無料でイヤリングをもらっていたことが報じられた。王室メンバーの間では、企業からの無料の贈り物は受け取らず、送り返すのが慣習だ。ブランドの共同創業者はTV番組に出演した際、メーガン妃に電子メールを送り、自社の作品を身に着けるように求めたことを明かした。また、ヘンリー王子の回顧録『Spare(原題)』では、妃が無料でもらった服や香水などをオフィスの女性スタッフと共有していたことが綴られていた。
メーガン妃が王室の現役メンバーだった2019年、英ジュエリーブランド「Kimai」から高価なイヤリングを無料でもらっていたという。
ブランドからの贈り物を受け取ることは王室のプロトコル違反ではないが、ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃を含む王室上級メンバーは、こういった行為は国民からの怒りを煽ると懸念し、品物を送り返すことを慣わしとしている。
キャサリン皇太子妃が着用する衣装は、ブランドなどが特定されると瞬く間に完売することが多い。このような背景から、王室メンバーは営利目的と見なされるのを避けるため、自分の服は自費で購入している。
メーガン妃は、2019年に英ロンドンのチャリティ団体「SMART WORKS」本部を公式訪問した際、英ジュエリーブランド「Kimai」による “フェリシティ・イヤリング”を着用していた。
イヤリングはラボグロウンダイヤモンドを配したもので、耳のカーブに沿ったラインから3本のチェーンをドロップしている。公式サイトでは「メーガン・マークルのお気に入り」と記され、片方のみで995ポンド(約18万5千円)で販売されている。両耳に着ける場合は、2点で合計1990ポンド(約37万円)になる。
メーガン妃がこのイヤリングを無料でもらったという疑惑が浮上したのは今年1月、「Kimai」の共同創業者であるシドニー・ノイハウス氏とジェシカ・ワーチ氏が、英BBCのリアリティ番組『Dragons’ Den』に出演した際の発言だった。
同番組は、日本テレビで放映された『マネーの虎』の英国版だ。複数の起業家が5人の投資家パネリスト「ドラゴンズ」の前でビジネスプランをプレゼンし、気に入ってくれた投資家達に会社の株式を提供するとともに資金投資を募るものだ。
番組でシドニー氏とジェシカ氏は、ブランド設立後にメーガン妃に電子メールを送り、自社の作品を身に着けてくれるように頼んだことを、このように明かした。
「私達は投資なしで会社を立ち上げて2か月後、メーガン・マークルに作品を身につけてもらうことで収益を大きく伸ばすことができました。そこから120万ドル(約1億7600万円)を調達したのです。」
パネリストの1人が「メーガンにどのようにしてジュエリーを着けてもらうことができたのか?」と尋ねると、シドニー氏は「コールドメール(面識の無い相手に突然メールすること)です!」と答え、ジェシカ氏が「私達は、コールドメールの大きな崇拝者なんです!」と付け加えた。
このパネリストは2人のビジネスに25万ポンド(約4700万円)を投資し、「メーガンを追い詰めたという話を聞いた瞬間、決めたよ」と伝えた。
なお、ヘンリー王子は昨年1月に出版した自身の回顧録『Spare』の中で、メーガン妃が企業からの贈り物を受け取ったことを明かしており、「彼女は無料でもらったすべての服や香水、化粧品などを、オフィスの女性達と共有していた」と綴っていた。
今回の報道後、「Kimai」側は英メディア『The Mirror』にコメントを送り、メーガン妃に無償でジュエリーを提供していないことを主張し、妃が自身で購入したものだと反論した。
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画像は『The Duke and Duchess of Sussex 2019年6月27日付Instagram「TRH The Duke and Duchess of Sussex are excited to announce that they have been asked to carry out a tour to Southern Africa this autumn.」』『Smart Works 2019年1月10日付Instagram「We have had the most incredible day and are so honoured by today’s announcement that HRH The Duchess of Sussex is our Royal Patron.」』『Kimaï 2019年1月10日付Instagram「The beautiful Duchess of Sussex wearing the felicity earring」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)
メーガン妃が王室の現役メンバーだった2019年、英ジュエリーブランド「Kimai」から高価なイヤリングを無料でもらっていたという。
ブランドからの贈り物を受け取ることは王室のプロトコル違反ではないが、ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃を含む王室上級メンバーは、こういった行為は国民からの怒りを煽ると懸念し、品物を送り返すことを慣わしとしている。
キャサリン皇太子妃が着用する衣装は、ブランドなどが特定されると瞬く間に完売することが多い。このような背景から、王室メンバーは営利目的と見なされるのを避けるため、自分の服は自費で購入している。
メーガン妃は、2019年に英ロンドンのチャリティ団体「SMART WORKS」本部を公式訪問した際、英ジュエリーブランド「Kimai」による “フェリシティ・イヤリング”を着用していた。
イヤリングはラボグロウンダイヤモンドを配したもので、耳のカーブに沿ったラインから3本のチェーンをドロップしている。公式サイトでは「メーガン・マークルのお気に入り」と記され、片方のみで995ポンド(約18万5千円)で販売されている。両耳に着ける場合は、2点で合計1990ポンド(約37万円)になる。
メーガン妃がこのイヤリングを無料でもらったという疑惑が浮上したのは今年1月、「Kimai」の共同創業者であるシドニー・ノイハウス氏とジェシカ・ワーチ氏が、英BBCのリアリティ番組『Dragons’ Den』に出演した際の発言だった。
同番組は、日本テレビで放映された『マネーの虎』の英国版だ。複数の起業家が5人の投資家パネリスト「ドラゴンズ」の前でビジネスプランをプレゼンし、気に入ってくれた投資家達に会社の株式を提供するとともに資金投資を募るものだ。
番組でシドニー氏とジェシカ氏は、ブランド設立後にメーガン妃に電子メールを送り、自社の作品を身に着けてくれるように頼んだことを、このように明かした。
「私達は投資なしで会社を立ち上げて2か月後、メーガン・マークルに作品を身につけてもらうことで収益を大きく伸ばすことができました。そこから120万ドル(約1億7600万円)を調達したのです。」
パネリストの1人が「メーガンにどのようにしてジュエリーを着けてもらうことができたのか?」と尋ねると、シドニー氏は「コールドメール(面識の無い相手に突然メールすること)です!」と答え、ジェシカ氏が「私達は、コールドメールの大きな崇拝者なんです!」と付け加えた。
このパネリストは2人のビジネスに25万ポンド(約4700万円)を投資し、「メーガンを追い詰めたという話を聞いた瞬間、決めたよ」と伝えた。
なお、ヘンリー王子は昨年1月に出版した自身の回顧録『Spare』の中で、メーガン妃が企業からの贈り物を受け取ったことを明かしており、「彼女は無料でもらったすべての服や香水、化粧品などを、オフィスの女性達と共有していた」と綴っていた。
今回の報道後、「Kimai」側は英メディア『The Mirror』にコメントを送り、メーガン妃に無償でジュエリーを提供していないことを主張し、妃が自身で購入したものだと反論した。
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画像は『The Duke and Duchess of Sussex 2019年6月27日付Instagram「TRH The Duke and Duchess of Sussex are excited to announce that they have been asked to carry out a tour to Southern Africa this autumn.」』『Smart Works 2019年1月10日付Instagram「We have had the most incredible day and are so honoured by today’s announcement that HRH The Duchess of Sussex is our Royal Patron.」』『Kimaï 2019年1月10日付Instagram「The beautiful Duchess of Sussex wearing the felicity earring」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)