ヘンリー王子とメーガン妃がチャリティ財団「アーチウェル」の公式サイトをリニューアルし、サイトやドメイン名を変更した。新たなサイト名は“サセックス公爵夫妻”の称号を使用したもので、ホームページにはメーガン妃に与えられたサセックス公爵夫人の紋章が掲載されている。夫妻がこのような決断を下したことに、英王室に対して「挑発的だ」と非難の声が高まっている。
現地時間12日、ヘンリー王子とメーガン妃の新たな公式ウェブサイトが公開された。サイトは、夫妻が運営するチャリティ財団「アーチウェル」の公式ウェブサイト“archewell.com”を“sussex.com”に置き換えたもので、「アーチウェル」のサイトからリダイレクトされる。
ホームページでは新たなタイトル「The Office of Prince Harry & Meghan, The Duke & Duchess of Sussex(サセックス公爵と公爵夫人、ヘンリー王子とメーガン妃のオフィス)」が記され、その上にはメーガン妃の称号“サセックス公爵夫人”に与えられた王室の紋章が添えられている。
そしてバックの写真に選ばれたのは、2023年にドイツのデュッセルドルフで開催された負傷軍人のための国際スポーツ大会「インヴィクタス・ゲーム」で、ヘンリー王子夫妻が笑顔で拍手をしている場面だ。
ページの下部には、アーチウェル財団とアーチウェル・プロダクションに加え、夫妻の王室時代のウェブサイト“sussexroyal.com”のリンクが表示されている。
サイトについてのページでは、「ヘンリー王子とメーガン妃、サセックス公爵夫妻のオフィスは、ビジネスと慈善活動を通じて未来を切り開いている」と記され、こう説明している。
「これらには、アーチウェル財団、アーチウェル・プロダクション、後援、ベンチャー企業、および夫妻が個人的または共同で支援を受ける組織が含まれる。」
別のページには、夫妻それぞれの経歴も記載されており、ヘンリー王子については「人道主義者、退役軍人、メンタルヘルス擁護者、環境保護運動家」、メーガン妃は「フェミニストであり、人権とジェンダー平等の擁護者」であることに加え、一連のランキングで「世界で最も影響力のある女性の一人に選ばれた」と紹介されている。
ヘンリー王子夫妻は2020年に王室離脱後、“HRH(His/Her Royal Highness、殿下/妃殿下)”の称号は使用できなくなったが、“The Duke and Duchess of Sussex(サセックス公爵と公爵夫人)”の称号は保持することが許可された。
英メディア『Daily Mail Online』によると、夫妻が公式ホームページを“Sussex.com”という名でリニューアルするという決断を下したことに、多くの王室関係者が「王族としての地位を商業的利益のために利用する危険な行為だ」と懸念しており、「挑発的だ」「さらに王室に近づこうとしている」といった批判が巻き起こっているという。
ある関係者は、バッキンガム宮殿の侍従長にとって「大きな挑戦になるだろう」と懸念し、このように語っている。
「バッキンガム宮殿は、行動を起こすことに手を縛られているかもしれません。国王は今、他に集中しなければならないことがあります。そして国王陛下が最も避けたいのは、息子とまた喧嘩することです。しかし、これはまったく良い結果をもたらさないでしょう。」
画像は『Invictus Games Foundation Instagram「It was wonderful for The Duke and Duchess of Sussex to join us for the Family & Friends party」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)
現地時間12日、ヘンリー王子とメーガン妃の新たな公式ウェブサイトが公開された。サイトは、夫妻が運営するチャリティ財団「アーチウェル」の公式ウェブサイト“archewell.com”を“sussex.com”に置き換えたもので、「アーチウェル」のサイトからリダイレクトされる。
ホームページでは新たなタイトル「The Office of Prince Harry & Meghan, The Duke & Duchess of Sussex(サセックス公爵と公爵夫人、ヘンリー王子とメーガン妃のオフィス)」が記され、その上にはメーガン妃の称号“サセックス公爵夫人”に与えられた王室の紋章が添えられている。
そしてバックの写真に選ばれたのは、2023年にドイツのデュッセルドルフで開催された負傷軍人のための国際スポーツ大会「インヴィクタス・ゲーム」で、ヘンリー王子夫妻が笑顔で拍手をしている場面だ。
ページの下部には、アーチウェル財団とアーチウェル・プロダクションに加え、夫妻の王室時代のウェブサイト“sussexroyal.com”のリンクが表示されている。
サイトについてのページでは、「ヘンリー王子とメーガン妃、サセックス公爵夫妻のオフィスは、ビジネスと慈善活動を通じて未来を切り開いている」と記され、こう説明している。
「これらには、アーチウェル財団、アーチウェル・プロダクション、後援、ベンチャー企業、および夫妻が個人的または共同で支援を受ける組織が含まれる。」
別のページには、夫妻それぞれの経歴も記載されており、ヘンリー王子については「人道主義者、退役軍人、メンタルヘルス擁護者、環境保護運動家」、メーガン妃は「フェミニストであり、人権とジェンダー平等の擁護者」であることに加え、一連のランキングで「世界で最も影響力のある女性の一人に選ばれた」と紹介されている。
ヘンリー王子夫妻は2020年に王室離脱後、“HRH(His/Her Royal Highness、殿下/妃殿下)”の称号は使用できなくなったが、“The Duke and Duchess of Sussex(サセックス公爵と公爵夫人)”の称号は保持することが許可された。
英メディア『Daily Mail Online』によると、夫妻が公式ホームページを“Sussex.com”という名でリニューアルするという決断を下したことに、多くの王室関係者が「王族としての地位を商業的利益のために利用する危険な行為だ」と懸念しており、「挑発的だ」「さらに王室に近づこうとしている」といった批判が巻き起こっているという。
ある関係者は、バッキンガム宮殿の侍従長にとって「大きな挑戦になるだろう」と懸念し、このように語っている。
「バッキンガム宮殿は、行動を起こすことに手を縛られているかもしれません。国王は今、他に集中しなければならないことがあります。そして国王陛下が最も避けたいのは、息子とまた喧嘩することです。しかし、これはまったく良い結果をもたらさないでしょう。」
画像は『Invictus Games Foundation Instagram「It was wonderful for The Duke and Duchess of Sussex to join us for the Family & Friends party」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)