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【海外発!Breaking News】デルタ航空機の荷物棚からウジ虫が降る! 原因は手荷物の中の腐った魚

TechinsightJapan 2024年2月17日 15時29分

オランダのアムステルダム発、米デトロイト行のデルタ航空機内で今月13日、頭上の荷物棚からウジ虫が降ってくるというアクシデントが発生し、離陸から1時間後にスキポール空港へ引き返す事態となった。米ニュースメディア『FOX 2 Detroit』などが伝えた。

機内の荷物棚からウジ虫が降ってくる…。そんなアクシデントが発生したのはデルタ航空133便で、ウジ虫は荷物棚に収納されていた機内持ち込み用のスーツケース(バッグとの報道も)の中からこぼれ落ち、座席に座っていた女性の上に降ってきたという。

通路を挟んで女性の隣の席に座っていたというアイオワ州在住のオランダ人フィリップ・ショットさん(Philip Schotte)は、当時のことを「女性はパニックに陥っていて、ウジ虫を必死に振り払っていた」と明かし、次のように語った。

「ウジ虫は蠢いており、少なくとも12匹が女性の上に降りかかった。まるでドッキリを仕掛けられたかのようだった。私は目の前で起きていることを頭の中で整理しようとしたけど、とにかく気分が悪かったね。その時はただ、客室乗務員が来るのを待つしかなかった。」

こうして駆けつけた客室乗務員は、頭上の荷物棚のスーツケースの中に腐った魚が新聞紙にくるまれた状態で詰め込まれていることを発見した。するとスーツケースの持ち主である男性が名乗り出て、内部を掃除し始めたため、機内には鼻を突く異臭が充満したそうだ。



同機はその後、出発空港に戻っての清掃を余儀なくされ、ある目撃者によると男性は到着後、乗客全員が降機するまで機内で待機させられていたそうだ。

フィリップさんは、「男性が罰金を科せられたのか、空港で拘留されたのかは分からない。でも私はスキポール空港に到着してから数時間後、別の便に搭乗できたから良かったよ」と明かし、「今回の件では、腐った魚と生きたウジ虫が空港の保安検査を通過できたことに驚いている」と述べていた。



一方、翌日のフライトに変更せざるを得なかった乗客もいたようで、ケルスさん(Kelce)は「一泊せざるを得なくなり、航空会社からホテル費用の補償、一人30ドルの食事券、8000マイルが付与されるサービスがあった」と明かしていた。

なおデルタ航空では、飛行機への食品の持ち込みは危険とは考えられておらず、適切に梱包されていれば許可されるというが、今回の件に関しては謝罪の声明文を出している。また、このニュースには、「なぜこんなことが起きたのか? 空港の保安検査に問題があるのでは?」「魚を持ち込んだ人物は旅客機への搭乗禁止リストに載せるべき」「この男性は腐った魚で何をしようとしていたのか?」「ゾッとする」といったコメントが寄せられた。

ちなみに昨年10月には、ベトナムの格安航空会社「ベトジェットエア(VietJet Air)」内で、ネズミやカワウソなど合計30匹以上の動物が発見された。タイから台湾の空港へ向かうフライトだったという。

画像は『Metro 「Plane passengers showered with maggots falling from ‘bag full of rotten fish’」(Pictures: AP)、「Otter and rat cause absolute havoc on flight after escaping from hand luggage」(Picture: ViralPress)、「Woman told she can’t take emotional support hamster on flight flushes it down toilet」』『New York Post 「Delta passengers showered with maggots after they fell from plane’s overhead compartment」(Liza - stock.adobe.com)(Jopstock - stock.adobe.com)』『E-dal Tay TikTok「Kelihatan seekor ular dalam pesawat dlm penerbangan dari KL ke Tawau.」』『U.S. Customs and Border Protection 「Unusual Repurpose of Giraffe Feces Seized by Minnesota」』『TSAmedia_LisaF X「Yes, you can bring moose poop to a checkpoint!」』より
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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