アメリカの醸造所が今月10日、施設内の監視カメラによる映像をSNSに公開して話題を呼んでいる。映像には、ビールが入ったタンクに近づいたスタッフが、噴出したビールに一瞬にして吹き飛ばされてしまう姿が映っていた。まるでアニメのように豪快に吹き飛ばされる様子に、フォロワーからは「痣ができそうなほどの勢い」「この映像をあえてSNSに投稿したアカウント運用者が素晴らしい」といった声が寄せられている。米ニュースメディア『CBS News』などが報じた。
話題の動画は先月23日午前9時過ぎ、米ミネソタ州にある醸造所「Back Channel Brewing Co」に設置された監視カメラが捉えたものだ。映像には複数のタンクが並ぶ醸造所の様子が映っており、これらのタンクにはビールが入っていた。
そして緑色のニット帽を被った男性スタッフが、画面右側のタンクに近づいて何かの操作をしていると、突然ビールが勢いよく噴出した。その勢いは想像をはるかに上回っており、タンクの目の前に立っていて顔面に直撃を受けた男性は、吹き飛ばされて地面に倒れてしまった。
幸いにも、男性に怪我はなかったようですぐに立ち上がっている。しかしその間もビールは噴き出し続けており、男性はビールの噴出を止めようとタンクに駆け寄った。男性の手には長い棒のようなものが確認でき、この棒が栓の代わりになっていたようだ。男性は棒を噴き出し口に差し込もうとするが、あまりにもビールの勢いが強くて上手くいかない。
すると近くにいたスタッフが異変に気付いて駆けつけ、そして2人がかりで棒を差し込み、ようやくビールの噴出を止めることができた。
タンクから流れ出たしたビールは苦味を抑えた「ニューイングランドIPA」で、今回のハプニングを受けてか、“反動”や“逆流”を意味する「Blow Back」という名前が付けられた。現在販売中とのことだが、今回の件で販売できる数が減ってしまったようで、「(見ての通り)限定販売中」と投稿で伝えている。
この動画が「Back Channel Brewing Co」のInstagramに公開されると反響を呼び、フォロワーからは「痣ができそうなほどの勢いだ」「この人が運転して帰ったら、『酒の臭いがする』って止められそう」「笑ってしまって申し訳ないけど、何度も見ちゃうよ」というコメントや、「この映像をあえてSNSに投稿したアカウント運用者が素晴らしい」「最高の広告になったね」などといった声も見受けられた。
なおテックインサイト編集部では「Back Channel Brewing Co」に、今回のアクシデントをSNSに公開した理由や、動画に対する反響などをうかがうべく取材を申し入れている。
ちなみに昨年9月にはポルトガルで、醸造所のタンクが崩壊して大量の赤ワインが流出し、住宅街に赤ワインの洪水が発生していた。
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画像は『Back Channel Brewing Instagram「The best beer of the weekend is now on tap.」』『Metro 「Moment brewer is blasted by stream of beer that sends him flying」(Picture: Compass Media/SWNS)』『New York Post 「600,000 gallons of red wine flow through Portuguese town after spill, triggering environmental warning」(CEN)』『News24 「WATCH | Innovative Joburg motorists turn burst water pipe into makeshift car wash」』『Danielle TikTok「Thirsty after you catch on fire?」』『Ryan Cave Facebook「No, this is not snow in McKinney, TX」』より
(TechinsightJapan編集部 iruy)
話題の動画は先月23日午前9時過ぎ、米ミネソタ州にある醸造所「Back Channel Brewing Co」に設置された監視カメラが捉えたものだ。映像には複数のタンクが並ぶ醸造所の様子が映っており、これらのタンクにはビールが入っていた。
そして緑色のニット帽を被った男性スタッフが、画面右側のタンクに近づいて何かの操作をしていると、突然ビールが勢いよく噴出した。その勢いは想像をはるかに上回っており、タンクの目の前に立っていて顔面に直撃を受けた男性は、吹き飛ばされて地面に倒れてしまった。
幸いにも、男性に怪我はなかったようですぐに立ち上がっている。しかしその間もビールは噴き出し続けており、男性はビールの噴出を止めようとタンクに駆け寄った。男性の手には長い棒のようなものが確認でき、この棒が栓の代わりになっていたようだ。男性は棒を噴き出し口に差し込もうとするが、あまりにもビールの勢いが強くて上手くいかない。
すると近くにいたスタッフが異変に気付いて駆けつけ、そして2人がかりで棒を差し込み、ようやくビールの噴出を止めることができた。
タンクから流れ出たしたビールは苦味を抑えた「ニューイングランドIPA」で、今回のハプニングを受けてか、“反動”や“逆流”を意味する「Blow Back」という名前が付けられた。現在販売中とのことだが、今回の件で販売できる数が減ってしまったようで、「(見ての通り)限定販売中」と投稿で伝えている。
この動画が「Back Channel Brewing Co」のInstagramに公開されると反響を呼び、フォロワーからは「痣ができそうなほどの勢いだ」「この人が運転して帰ったら、『酒の臭いがする』って止められそう」「笑ってしまって申し訳ないけど、何度も見ちゃうよ」というコメントや、「この映像をあえてSNSに投稿したアカウント運用者が素晴らしい」「最高の広告になったね」などといった声も見受けられた。
なおテックインサイト編集部では「Back Channel Brewing Co」に、今回のアクシデントをSNSに公開した理由や、動画に対する反響などをうかがうべく取材を申し入れている。
ちなみに昨年9月にはポルトガルで、醸造所のタンクが崩壊して大量の赤ワインが流出し、住宅街に赤ワインの洪水が発生していた。
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画像は『Back Channel Brewing Instagram「The best beer of the weekend is now on tap.」』『Metro 「Moment brewer is blasted by stream of beer that sends him flying」(Picture: Compass Media/SWNS)』『New York Post 「600,000 gallons of red wine flow through Portuguese town after spill, triggering environmental warning」(CEN)』『News24 「WATCH | Innovative Joburg motorists turn burst water pipe into makeshift car wash」』『Danielle TikTok「Thirsty after you catch on fire?」』『Ryan Cave Facebook「No, this is not snow in McKinney, TX」』より
(TechinsightJapan編集部 iruy)