機内で2人の乗客が、窓の日除けを開けるか閉めるかをめぐって争う様子を捉えた動画がTikTokで話題を呼んでいる。2人は前後に座っており、前の座席にいた子どもは座席の隙間からわざわざ手を伸ばして日除けを閉めてきた。これに女性は、「“私の”窓なの」と日除けのコントロール権を譲らない意思を見せたという。米ニュースメディア『New York Post』などが報じた。
今回注目を集めている動画は、カタール航空が運航する飛行機に乗っていた女性が撮影したものだ。女性は窓際の席を選んでおり、外の景色を楽しんでいたのだが、前の座席にいた子どもが座席の隙間から手を伸ばし、窓の日除けを閉めてしまった。
女性はすぐに日除けを全開にしたが、子どもは再び手を伸ばして日除けを下ろそうとしたため、女性は日除けが閉まり切る前に制止した。この対応に子どもは諦めたようで手を引き、女性は日除けを開けて外の景色を楽しむことができた。
女性が先月17日にこの動画を、「前に座る子どもが、“私の”窓の日除けを自分が閉めることができると思ったみたい」と言葉を添えてTikTokに投稿すると、220万件を超える「いいね」が寄せられた。コメント欄には、「私だったら子どもの手を軽く叩いてしまうかも」「前の子も自分の窓があるのに」「私だったら相当イライラしていると思う」「景色を見たいから窓側の席を選んでいるんじゃないの?」と女性の主張を理解する声が多数寄せられた。
一方で、窓が女性の真横ではなく前の座席に近い位置にあったことから、「前の子の窓でもあると思う」「私もフライト中、ずっと窓を開けている人には耐えられないから、この子の行動に理解できる」「子どもだし寝たかっただけなんじゃないの?」といった子どもの行動に寄り添う声も少なからず届いている。
客室乗務員として働くケリー・キンケードさん(Kelly Kincaid)は、米旅行ウェブサイト『The Points Guy』のブログで、機内の窓の日除けをコントロールできるのは「窓の横に座った人」と綴っている。他の乗客は窓際の乗客に日除けを閉めるようにお願いすることもできるが、それでも窓際の乗客に閉めなければいけない義務はないそうだ。
とはいえ緊急時や航空会社によっては、非常口の座席の人は日除けをコントロールする権利を放棄しなければならないこともあるという。また航空会社によってルールは異なり、緊急着陸時にのみ非常口の座席の窓の日除けを全開にすることを定めている会社もあれば、離着陸時は日除けを上げておくように定めている会社もあり、それぞれの航空会社のルールに従わなければならないようだ。
ちなみに機内マナーに関するトラブルと言えば昨年8月、暗い機内でネオンカラーに光る帽子を被る男児の様子が撮影され、叱らない親の対応に非難の声が殺到していた。
画像は『umaymah TikTok「Its my window」』『ecards Instagram「I’d be ill」』『Life’s A Trip With SK Instagram「WHAT WOULD YOU DO? …if you woke up to an art project on your feet?」』『The Sun 「KID YOU NOT Woman praised for her reaction to stranger’s toddler ‘hitting her throughout the flight’ - but not everyone agrees」』『Nina Marie Daniele TikTok「I’m stuck on a 5hr flight」』『Mo TikTok「The flight was 3 hours and I listened to this the entire time」』より
(TechinsightJapan編集部 iruy)
今回注目を集めている動画は、カタール航空が運航する飛行機に乗っていた女性が撮影したものだ。女性は窓際の席を選んでおり、外の景色を楽しんでいたのだが、前の座席にいた子どもが座席の隙間から手を伸ばし、窓の日除けを閉めてしまった。
女性はすぐに日除けを全開にしたが、子どもは再び手を伸ばして日除けを下ろそうとしたため、女性は日除けが閉まり切る前に制止した。この対応に子どもは諦めたようで手を引き、女性は日除けを開けて外の景色を楽しむことができた。
女性が先月17日にこの動画を、「前に座る子どもが、“私の”窓の日除けを自分が閉めることができると思ったみたい」と言葉を添えてTikTokに投稿すると、220万件を超える「いいね」が寄せられた。コメント欄には、「私だったら子どもの手を軽く叩いてしまうかも」「前の子も自分の窓があるのに」「私だったら相当イライラしていると思う」「景色を見たいから窓側の席を選んでいるんじゃないの?」と女性の主張を理解する声が多数寄せられた。
一方で、窓が女性の真横ではなく前の座席に近い位置にあったことから、「前の子の窓でもあると思う」「私もフライト中、ずっと窓を開けている人には耐えられないから、この子の行動に理解できる」「子どもだし寝たかっただけなんじゃないの?」といった子どもの行動に寄り添う声も少なからず届いている。
客室乗務員として働くケリー・キンケードさん(Kelly Kincaid)は、米旅行ウェブサイト『The Points Guy』のブログで、機内の窓の日除けをコントロールできるのは「窓の横に座った人」と綴っている。他の乗客は窓際の乗客に日除けを閉めるようにお願いすることもできるが、それでも窓際の乗客に閉めなければいけない義務はないそうだ。
とはいえ緊急時や航空会社によっては、非常口の座席の人は日除けをコントロールする権利を放棄しなければならないこともあるという。また航空会社によってルールは異なり、緊急着陸時にのみ非常口の座席の窓の日除けを全開にすることを定めている会社もあれば、離着陸時は日除けを上げておくように定めている会社もあり、それぞれの航空会社のルールに従わなければならないようだ。
ちなみに機内マナーに関するトラブルと言えば昨年8月、暗い機内でネオンカラーに光る帽子を被る男児の様子が撮影され、叱らない親の対応に非難の声が殺到していた。
画像は『umaymah TikTok「Its my window」』『ecards Instagram「I’d be ill」』『Life’s A Trip With SK Instagram「WHAT WOULD YOU DO? …if you woke up to an art project on your feet?」』『The Sun 「KID YOU NOT Woman praised for her reaction to stranger’s toddler ‘hitting her throughout the flight’ - but not everyone agrees」』『Nina Marie Daniele TikTok「I’m stuck on a 5hr flight」』『Mo TikTok「The flight was 3 hours and I listened to this the entire time」』より
(TechinsightJapan編集部 iruy)