大幅な減量に成功したイギリス在住の男性の動画が、SNSで注目を集めている。男性は外出がままならないパンデミックの時期に体重が317ポンド(約144キロ)まで増加してしまい、当時交際していた女性に振られてしまったという。米ニュースメディア『New York Post』などが伝えている。
英ロンドンでパーソナルトレーナーとして働いているニトゥン・パヴィラジャシンガンさん(Nithun Puvirajasingam、27)は、今でこそ引き締まった身体でクライアントのパーソナルトレーナーをしているが、自身の肥満が理由で恋人に振られてしまった過去があるという。
もともとスポーツが好きなニトゥンさんは、スポーツジムに通いラグビーで身体を鍛えていたものの、3年前のパンデミックの時に自宅にこもりっきりの生活をしていたことで220ポンド(約99.8キロ)だった体重が317ポンド(約144キロ)まで増えてしまった。
そんな中で交際していた女性が、食べてばかりの毎日で体重が増え続けるニトゥンさんを見かねて、彼のもとを去ってしまった。ニトゥンさんは、英ニュースコンテンツ配信メディア『SWNS』に対して当時のことをこのように語っている。
「友人にも家族にも会わず、ただ彼女と一緒に家にいてほとんどの時間を食べて喫煙する生活を送っていました。それで体重がどんどん増え始めたのです。」
「彼女は私が食べ続けて自滅するのを見たくなかったんです。当たり前のことですよね。彼女は『あなたが変わらないのなら別れるわ』と言い出したのですが、結局、私は自分を変えることができなかったのです。」
恋人に振られ、絶望の中にいたニトゥンさんはいつもネガティブで、自分の身体を隠すためにいつもサイズが大き目のジャケットを着用し、友人に会うのも避けていたそうだ。
しかし恋人との別れから2週間後の2021年2月頃、ニトゥンさんは自分を変えるために食事内容を見直して喫煙をやめ、運動をして減量することにした。筋肉の柔軟性を高めるレジスタンスバンドやダンベルにバーベルなどを購入し、鏡の前でウエイトトレーニングを始めたのだった。
また彼は、自分が変わっていく過程を写真に収め、SNSに投稿することで士気を高めていった。その結果、141ポンド(約64キロ)の減量に成功し、現在の体重は176ポンド(約80キロ)で筋肉隆々に生まれ変わったニトゥンさんは、パーソナルトレーニングの資格まで取得するに至った。彼はこれまでのことについてこう話している。
「もう、あの頃の自分の姿はどっかにいっちゃったよ。(別れた恋人について)ある意味、感謝しているんだ。だってあの別れがきっかけになったから、周りに『無理だ』って言われても自分の殻を破ってやってのけることができたんだからね。」
一度は生きる気力まで失い、死をも考えたことがあったニトゥンさんだが、さらに追い討ちをかけるように訪れた恋人との別れが人生を好転させたようだ。ニトゥンさんは減量を始めてからこれまでの3年間、1週間以上トレーニングを休んだことがないそうで、トレーニングを続けることについて「とても気分が良いから休む気になれないんだ」と語っている。
画像は『Puvi TikTok「Better late than never」「I spelt train wrong」「All I did was get my beard trimmed and started wearing contacts」「I wonder what i’d look like 50kg lighter」』『Jessica Instagram「Do you constantly pull the victim mentality card?」』『明叔很认真 小紅書「当一个极度糖瘾的中年人开始戒糖」』『Catrina Raiford Instagram「Took me some time to post this.」』より
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)
英ロンドンでパーソナルトレーナーとして働いているニトゥン・パヴィラジャシンガンさん(Nithun Puvirajasingam、27)は、今でこそ引き締まった身体でクライアントのパーソナルトレーナーをしているが、自身の肥満が理由で恋人に振られてしまった過去があるという。
もともとスポーツが好きなニトゥンさんは、スポーツジムに通いラグビーで身体を鍛えていたものの、3年前のパンデミックの時に自宅にこもりっきりの生活をしていたことで220ポンド(約99.8キロ)だった体重が317ポンド(約144キロ)まで増えてしまった。
そんな中で交際していた女性が、食べてばかりの毎日で体重が増え続けるニトゥンさんを見かねて、彼のもとを去ってしまった。ニトゥンさんは、英ニュースコンテンツ配信メディア『SWNS』に対して当時のことをこのように語っている。
「友人にも家族にも会わず、ただ彼女と一緒に家にいてほとんどの時間を食べて喫煙する生活を送っていました。それで体重がどんどん増え始めたのです。」
「彼女は私が食べ続けて自滅するのを見たくなかったんです。当たり前のことですよね。彼女は『あなたが変わらないのなら別れるわ』と言い出したのですが、結局、私は自分を変えることができなかったのです。」
恋人に振られ、絶望の中にいたニトゥンさんはいつもネガティブで、自分の身体を隠すためにいつもサイズが大き目のジャケットを着用し、友人に会うのも避けていたそうだ。
しかし恋人との別れから2週間後の2021年2月頃、ニトゥンさんは自分を変えるために食事内容を見直して喫煙をやめ、運動をして減量することにした。筋肉の柔軟性を高めるレジスタンスバンドやダンベルにバーベルなどを購入し、鏡の前でウエイトトレーニングを始めたのだった。
また彼は、自分が変わっていく過程を写真に収め、SNSに投稿することで士気を高めていった。その結果、141ポンド(約64キロ)の減量に成功し、現在の体重は176ポンド(約80キロ)で筋肉隆々に生まれ変わったニトゥンさんは、パーソナルトレーニングの資格まで取得するに至った。彼はこれまでのことについてこう話している。
「もう、あの頃の自分の姿はどっかにいっちゃったよ。(別れた恋人について)ある意味、感謝しているんだ。だってあの別れがきっかけになったから、周りに『無理だ』って言われても自分の殻を破ってやってのけることができたんだからね。」
一度は生きる気力まで失い、死をも考えたことがあったニトゥンさんだが、さらに追い討ちをかけるように訪れた恋人との別れが人生を好転させたようだ。ニトゥンさんは減量を始めてからこれまでの3年間、1週間以上トレーニングを休んだことがないそうで、トレーニングを続けることについて「とても気分が良いから休む気になれないんだ」と語っている。
画像は『Puvi TikTok「Better late than never」「I spelt train wrong」「All I did was get my beard trimmed and started wearing contacts」「I wonder what i’d look like 50kg lighter」』『Jessica Instagram「Do you constantly pull the victim mentality card?」』『明叔很认真 小紅書「当一个极度糖瘾的中年人开始戒糖」』『Catrina Raiford Instagram「Took me some time to post this.」』より
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)