アメリカの海で撮影された、野生のマナティーの動画が注目を集めている。マナティーはシュノーケリングをしていた女性の自撮り棒を器用に前足ヒレで掴み、自撮りまでしたという。動物専門サイト『The Dodo』などが伝えている。
米フロリダ州在住のスケイティー・ブラウンさん(Skatey Brown)が今年1月14日、野生のマナティーの動画をInstagramに投稿した。動画は今月に入って動物専門サイト『The Dodo』が紹介したことで、さらに話題となっているようだ。
撮影当時、スケイティーさんは友人のヴィクトリアさん(Victoria)と一緒にマナティーを見るため、澄んだ海でシュノーケリングを楽しんでいた。ヴィクトリアさんは自撮り棒の先に小型アクションカメラ「GoPro」をつけて水中を撮影していたが、途中で水面に上がって水中ゴーグルをつけ直している最中に、自撮り棒を水底に落としてしまったそうだ。
すると野生のマナティーが近づいてきて、その自撮り棒を両方の前足ヒレで器用に掴んだのだ。その姿はまるで自撮り棒で撮影している人間のように見えて、スケイティーさんはマナティーの行動に笑いが止まらなかったという。
GoProにはマナティーが自撮りした動画も記録されており、そこには水底の砂地を撮影していたカメラが向きを変えてマナティーの姿を捉えていた。顔が画面から半分切れているものの、マナティーの自撮りがしっかりとカメラ目線で映っている。そんなマナティーの動画には、このような声が寄せられた。
「なぜこの“映画”が、オスカーでノミネートされなかったんだ?」
「今まで見た動画の中で、最も可愛くて飛び抜けた動画だわ。」
「とても素敵。マナティーはあなたたちが使っているのを見て、『どんな風に使うんだろう』って思ったんじゃないかしら?」
なお、テックインサイト編集部ではスケイティーさんに、「マナティーは自撮り棒で何分ぐらい遊んでいたのか」「自撮り棒はすんなりと返してもらえたのか」などをうかがうべく取材を申し入れている。
世界各国で保護活動が行われているマナティーだが、フロリダ州魚類野生生物保護委員会(Florida Fish and Wildlife Conservation Commission)によると、米連邦政府の保護種になっている。2017年以降は「絶滅の恐れのある種(Threatened)」に格付けされているそうで、意図的に触れたりするのは違法とのことだ。
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画像は『skateybrown Instagram「Here’s the video」』『Clear Kayak Tour Silver Springs Instagram「Baby Manatee and Mama giving sweet hugs to each other on the River today」』『Pulselive Kenya 「Lion in Maasai Mara goes viral after snatching camera & shooting wild selfie video」(Ahmed Galal)』『Dylan Schilt Facebook「Last week when I was up archery hunting, I stumbled across a GoPro that was lost while snowmobiling.」』『Open Space and Mountain Parks Instagram「This bear discovered the ranger’s wildlife camera Wednesday night.」』より
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)
米フロリダ州在住のスケイティー・ブラウンさん(Skatey Brown)が今年1月14日、野生のマナティーの動画をInstagramに投稿した。動画は今月に入って動物専門サイト『The Dodo』が紹介したことで、さらに話題となっているようだ。
撮影当時、スケイティーさんは友人のヴィクトリアさん(Victoria)と一緒にマナティーを見るため、澄んだ海でシュノーケリングを楽しんでいた。ヴィクトリアさんは自撮り棒の先に小型アクションカメラ「GoPro」をつけて水中を撮影していたが、途中で水面に上がって水中ゴーグルをつけ直している最中に、自撮り棒を水底に落としてしまったそうだ。
すると野生のマナティーが近づいてきて、その自撮り棒を両方の前足ヒレで器用に掴んだのだ。その姿はまるで自撮り棒で撮影している人間のように見えて、スケイティーさんはマナティーの行動に笑いが止まらなかったという。
GoProにはマナティーが自撮りした動画も記録されており、そこには水底の砂地を撮影していたカメラが向きを変えてマナティーの姿を捉えていた。顔が画面から半分切れているものの、マナティーの自撮りがしっかりとカメラ目線で映っている。そんなマナティーの動画には、このような声が寄せられた。
「なぜこの“映画”が、オスカーでノミネートされなかったんだ?」
「今まで見た動画の中で、最も可愛くて飛び抜けた動画だわ。」
「とても素敵。マナティーはあなたたちが使っているのを見て、『どんな風に使うんだろう』って思ったんじゃないかしら?」
なお、テックインサイト編集部ではスケイティーさんに、「マナティーは自撮り棒で何分ぐらい遊んでいたのか」「自撮り棒はすんなりと返してもらえたのか」などをうかがうべく取材を申し入れている。
世界各国で保護活動が行われているマナティーだが、フロリダ州魚類野生生物保護委員会(Florida Fish and Wildlife Conservation Commission)によると、米連邦政府の保護種になっている。2017年以降は「絶滅の恐れのある種(Threatened)」に格付けされているそうで、意図的に触れたりするのは違法とのことだ。
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画像は『skateybrown Instagram「Here’s the video」』『Clear Kayak Tour Silver Springs Instagram「Baby Manatee and Mama giving sweet hugs to each other on the River today」』『Pulselive Kenya 「Lion in Maasai Mara goes viral after snatching camera & shooting wild selfie video」(Ahmed Galal)』『Dylan Schilt Facebook「Last week when I was up archery hunting, I stumbled across a GoPro that was lost while snowmobiling.」』『Open Space and Mountain Parks Instagram「This bear discovered the ranger’s wildlife camera Wednesday night.」』より
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)