友人と楽しくお酒を飲んでいた席で、居合わせた人と腕相撲をすることになった女性。普段からジムに通っており、「絶対に負けない」と自信満々の女性だったが、つい力が入りすぎて腕を骨折してしまった。大量のモルヒネを投与して治療したものの、約1年が経った今も可動域が戻っておらず、後遺症に悩まされているという。英ニュースメディア『The Sun』などが伝えた。
英ロンドンに住むデイジー・ジョンソンさん (Daisy Johnson、24)は約1年前、イースター(復活祭)の週末に、友人とパブへ飲みに出かけていた。「店内のどこかで、ジムの話で盛り上がっているのを聞いて、思わず反応してしまいました」と話すデイジーさんは、普段からジムで鍛えており、「腕相撲なら誰にも負けない!」と豪語して、1人の男性と勝負することになった。
自信満々のデイジーさんがテーブルの上で男性と手を握り合うと、歯を食いしばって力を込めた。相手も一歩も引かなかったがその時、奇妙な音とともにデイジーさんの腕がおかしな方向に曲がった。
奇妙な音は、デイジーさんの骨が折れた音だった。「まるでハリー・ポッターの映画のように、腕がだらりと垂れ下がってしまって、抱きかかえないとブラブラと動いてしまう状態でした」と、デイジーさんは当時の状況を語る。
かなり酷い状態だったが、デイジーさんは痛がる様子もなく、「病院へ行かないと」と周囲に訴えたという。デイジーさんがあまりにも冷静だったため、周囲は冗談でも言っているのかと笑っていたが、デイジーさんの腕を見て青ざめたそうだ。
病院でレントゲン検査を受けると、二の腕の部分の上腕骨を「らせん骨折」していることが分かった。らせん骨折は、骨の長軸に対してらせん状に骨が折れてしまうことで、腫れや強い痛みを伴うという。
骨折当時はそこまで痛みを感じていなかったというデイジーさんだったが、「アドレナリンが切れると同時に、痛みが出てきました。上腕骨をもとの位置に戻す必要があったので、非常に痛かったですね」と振り返った。
またデイジーさんは当初、肘を脱臼しただけで「病院で治してもらえば、すぐにパブに戻れる」と思っていたそうだが、結局そのまま4日間入院することになった。ズレてしまった骨を戻すのは激痛を伴うため、痛み止めとして大量のモルヒネを投与されたという。
骨折してから約1年が経過した現在、腕の状態は元通りではないと言い、後遺症に悩まされているというデイジーさんは、これまでの過程とともにこう明かしている。
「ジムでの筋力トレーニングが大好きだったので、それを変えなければいけなかったのは精神的にとても辛かったです。腕を吊っていたスリングは、術後3か月で外すことができましたが、腕に体重をかけられるようになるのは数か月かかりました。」
「骨折した腕は、少し変形しているのが見て分かりますし、そのせいで反対の腕と比べて少し短くなっています。」
しかしデイジーさんは、「それでも毎日、もっと強くなりたいと思っています。フィットネスには挑戦がつきものなので、今回の骨折を挑戦の一つだと見なしたことで、最大の進歩を得ることができました」と話しており、持ち前の強さと明るさでリハビリやトレーニングを続けている。
ちなみに昨年6月には、孫の運動会の保護者競技で張り切ったおじいちゃんが、派手に転んで腕を骨折してしまった瞬間を捉えた動画が笑いと同情の声を集めていた。
画像は『The Sun 「HARM WRESTLE Stomach-churning moment woman’s arm SNAPS while arm wrestling a stranger…broken bone hasn’t healed a year on」(Credit: Caters)』『DTF 「Робот-шахматист сломал палец семилетнему ребёнку на турнире в Москве ― мальчик доигрывал в гипсе」』『WalesOnline 「Grandad breaks arm running at school sports day」』『Daily Record 「Hapless fiancé cleaning house for first time trips over hoover and breaks leg」(Image: Bethan Lewis-Walting / SWNS)』『pippa TikTok「TW: bent foot」』より
(TechinsightJapan編集部 iruy)
英ロンドンに住むデイジー・ジョンソンさん (Daisy Johnson、24)は約1年前、イースター(復活祭)の週末に、友人とパブへ飲みに出かけていた。「店内のどこかで、ジムの話で盛り上がっているのを聞いて、思わず反応してしまいました」と話すデイジーさんは、普段からジムで鍛えており、「腕相撲なら誰にも負けない!」と豪語して、1人の男性と勝負することになった。
自信満々のデイジーさんがテーブルの上で男性と手を握り合うと、歯を食いしばって力を込めた。相手も一歩も引かなかったがその時、奇妙な音とともにデイジーさんの腕がおかしな方向に曲がった。
奇妙な音は、デイジーさんの骨が折れた音だった。「まるでハリー・ポッターの映画のように、腕がだらりと垂れ下がってしまって、抱きかかえないとブラブラと動いてしまう状態でした」と、デイジーさんは当時の状況を語る。
かなり酷い状態だったが、デイジーさんは痛がる様子もなく、「病院へ行かないと」と周囲に訴えたという。デイジーさんがあまりにも冷静だったため、周囲は冗談でも言っているのかと笑っていたが、デイジーさんの腕を見て青ざめたそうだ。
病院でレントゲン検査を受けると、二の腕の部分の上腕骨を「らせん骨折」していることが分かった。らせん骨折は、骨の長軸に対してらせん状に骨が折れてしまうことで、腫れや強い痛みを伴うという。
骨折当時はそこまで痛みを感じていなかったというデイジーさんだったが、「アドレナリンが切れると同時に、痛みが出てきました。上腕骨をもとの位置に戻す必要があったので、非常に痛かったですね」と振り返った。
またデイジーさんは当初、肘を脱臼しただけで「病院で治してもらえば、すぐにパブに戻れる」と思っていたそうだが、結局そのまま4日間入院することになった。ズレてしまった骨を戻すのは激痛を伴うため、痛み止めとして大量のモルヒネを投与されたという。
骨折してから約1年が経過した現在、腕の状態は元通りではないと言い、後遺症に悩まされているというデイジーさんは、これまでの過程とともにこう明かしている。
「ジムでの筋力トレーニングが大好きだったので、それを変えなければいけなかったのは精神的にとても辛かったです。腕を吊っていたスリングは、術後3か月で外すことができましたが、腕に体重をかけられるようになるのは数か月かかりました。」
「骨折した腕は、少し変形しているのが見て分かりますし、そのせいで反対の腕と比べて少し短くなっています。」
しかしデイジーさんは、「それでも毎日、もっと強くなりたいと思っています。フィットネスには挑戦がつきものなので、今回の骨折を挑戦の一つだと見なしたことで、最大の進歩を得ることができました」と話しており、持ち前の強さと明るさでリハビリやトレーニングを続けている。
ちなみに昨年6月には、孫の運動会の保護者競技で張り切ったおじいちゃんが、派手に転んで腕を骨折してしまった瞬間を捉えた動画が笑いと同情の声を集めていた。
画像は『The Sun 「HARM WRESTLE Stomach-churning moment woman’s arm SNAPS while arm wrestling a stranger…broken bone hasn’t healed a year on」(Credit: Caters)』『DTF 「Робот-шахматист сломал палец семилетнему ребёнку на турнире в Москве ― мальчик доигрывал в гипсе」』『WalesOnline 「Grandad breaks arm running at school sports day」』『Daily Record 「Hapless fiancé cleaning house for first time trips over hoover and breaks leg」(Image: Bethan Lewis-Walting / SWNS)』『pippa TikTok「TW: bent foot」』より
(TechinsightJapan編集部 iruy)