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【イタすぎるセレブ達】2020年に監禁、性被害を告白した英歌手ダフィー 4年ぶりにSNS更新

TechinsightJapan 2024年3月30日 15時20分

英歌手ダフィー(39)が4年ぶりに自身のSNSを更新し、幸せの本当の意味を伝える動画を公開した。ダフィーは2011年に音楽業界から姿を消し、2020年には過去にレイプと監禁被害に遭ったことを自身のSNSで激白した。その後は再び沈黙を守ってきたダフィーがSNSに復帰すると、ファンからは喜びとサポートのコメントで溢れ返った。

英ウェールズ出身の歌手ダフィー(本名エイミー・ダフィー)は、2008年のシングル『マーシー(Mercy)』が世界的に大ヒットし、デビューアルバム『ロックフェリー(Rockferry)』は英国をはじめとするヨーロッパ各国などでチャート1位を獲得。2009年にはブリット・アワードで3部門を、グラミー賞では最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバム賞を受賞した。

2010年にセカンドアルバムをリリースするも、2011年に音楽業界から突如として姿を消した。予定していたサードアルバムはお蔵入りし、いくつかのコンサートへの出演もキャンセルされた。

そして2020年2月には自身のInstagramで声明文を発表し、過去にレイプと監禁被害に遭ったことを告白。音楽活動を休止したのは、被害による心の傷から立ち直るのに時間を要したからだと伝えた。

翌3月には、およそ10年ぶりの新曲となるラブソング『Something Beautiful』を発表。「正式にリリースするつもりはない」と述べると、本人の希望によりBBC Radio2の番組で流された。

同年4月には、自身のウェブサイトで「The 5th House」と題した長文を公表し、薬物を盛られたまま海外に連れ出され、監禁された事実を赤裸々に綴った。

さらに6月には、Instagram限定の新曲『River In The Sky』を披露した。

その後、再び沈黙を守ってきたダフィーだったが、およそ4年ぶりに自身のInstagramを更新した。

彼女が現地時間26日に共有したのは、仏NGO(非政府組織)「Philosoph'art」の公式Instagramが公開した、アニメーション動画だ。同団体はフランスの国内外で、子ども達の哲学と芸術活動を支援する国際プロジェクトとして、ワークショップや研究を行っている。

動画では、抽象的なアートやアニメーションをバックに、ビアンカ・スパラチーノ著『The Strength in Our Scars』から引用した、幸福の本当の意味について語るナレーションが流れていく。

映像が始まると、「あなたはある日、幸せとは仕事や学位、恋愛、先人達の足跡をたどることではなかったと気づくことになる」と語り始め、こう続いていく。

「それは、他人と同じになるということではなかった。幸せとは常に発見や希望、自分の心の声に耳を傾け、どこへ行こうとも、それに従うことだった。いつでも自分自身にもっと優しくなることだった。」

「それは常に、自分という人間を受け入れることであり、自分自身とともに生きることを学ぶことだった。あなたの幸せは、決して他人の手中にはなかった。いつかあなたは、本当の幸せは内面からやってくることに気づくだろう。」

そして最後に、「どんな外的要因もそれを定義することはできない。それはいつでも、あなた自身のことだから」と締めくくった。

投稿には、「心を動かす、ちょっとしたものです。みなさんが元気でいることを願っています。愛を込めて、ダフィー」とメッセージが記された。

ダフィーによる久しぶりの投稿に、多くのフォロワーから歓喜とサポートのコメントが寄せられている。

「みんながあなたを愛していて、恋しがっている。私達はここで、あなたを待っているわ。」
「ダフィー、あなたの歌声は私に幸せを運んでくれる。再びその声を聴ける日が来るまで、あなたの幸せを祈っています。」
「あなたが世界中のどこにいようが、多くの前向きさと愛を送ります。」

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(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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