キャサリン皇太子妃ががん公表をしたのは、医療記録の漏えいを恐れたからだという話題が浮上した。ある有力な情報筋によると、ケンジントン宮殿は皇太子妃の診断結果について連絡を受けたため、急遽公表する必要に迫られたという。皇太子妃が自らがんを告白した動画が公開される3日前には、入院していた「ザ・ロンドン・クリニック」の職員が彼女の医療記録への不正アクセスを試みたことが報じられていた。
キャサリン皇太子妃は英時間3月22日、ケンジントン宮殿の公式SNSを通して動画を公開し、1月に腹部手術を受けた後にがんが見つかり、現在は予防的な化学療法を開始したと告白した。
皇太子妃は1月16日、英ロンドンのメリルボーン地区にあるプライベート医院「ザ・ロンドン・クリニック」で腹部手術を受けた。その後2週間入院し、退院後はウィンザーにある自宅で家族に囲まれて療養生活を送っている。
しかし彼女の病状などが公表されなかったことから、重病説や居場所についての陰謀説といった悪質な憶測が後を絶たなかった。
動画で皇太子妃は、がんと診断されたことについて「大きなショックでした」と言うと、ジョージ王子(10)、シャーロット王女(8)、ルイ王子(5)を安心させるため、ウィリアム皇太子とともに全力を尽くし、適切な方法で説明したと語った。
皇太子妃のビデオメッセージは、3月20日にウィンザー城の庭で英BBCスタジオが撮影したものだ。翌21日には皇太子妃がチャールズ国王とプライベートなランチを共にし、病気や動画の公開について相談していた。
そして動画は、22日午後6時に公開された。英紙『The Sunday Times』によると、皇太子妃はこの日に発表するのが良いタイミングだと考えていたという。当日は、3人の子ども達が通う「ランブルック・スクール」の学期が終了し、翌日からイースター休暇の春休みが始まった。
これに対し英メディア『Daily Mail Online』が現地時間2日、皇太子妃の動画はBBCの入念な作戦によって撮影されたものではなかったと報じた。
ある有力な情報筋は、皇太子妃ががんを公表したタイミングについて、誰かが真実を掴んだことが理由だった明かした。ケンジントン宮殿は、キャサリン皇太子妃の診断結果について連絡を受けたため、急遽公表する必要に迫られたという。
皇太子妃の医療情報に関するリークは、「ザ・ロンドン・クリニック」からなのか、もしくは口の軽い王室スタッフによるものかは不明とのことだ。
皇太子妃ががんの闘病を公表後、世界中からお見舞いとサポートのメッセージが届き、英国では“がん”の検索数が上昇するなど、病気に対する意識が高まった。
そのため同メディアは、「理由はどうであれ、キャサリンに対する万人からの称賛は、それが正しい決断であったことを裏付けている」と記している。
なお、ケンジントン宮殿が動画を公開する3日前には、「ザ・ロンドン・クリニック」の職員がキャサリン皇太子妃の医療記録への不正アクセスを試みたと報じられた。
当時、ある関係者は「クリニックの上層部は、この事実が発覚した直後にケンジントン宮殿に連絡し、完全な調査が行われることを保証しました」と話していた。
その後、クリニックでは皇太子妃の医療記録への不正アクセスに関する調査が行われ、3人の職員が停職処分を受けた。
画像1枚目は『The Prince and Princess of Wales Instagram「A message from Catherine, The Princess of Wales」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)
キャサリン皇太子妃は英時間3月22日、ケンジントン宮殿の公式SNSを通して動画を公開し、1月に腹部手術を受けた後にがんが見つかり、現在は予防的な化学療法を開始したと告白した。
皇太子妃は1月16日、英ロンドンのメリルボーン地区にあるプライベート医院「ザ・ロンドン・クリニック」で腹部手術を受けた。その後2週間入院し、退院後はウィンザーにある自宅で家族に囲まれて療養生活を送っている。
しかし彼女の病状などが公表されなかったことから、重病説や居場所についての陰謀説といった悪質な憶測が後を絶たなかった。
動画で皇太子妃は、がんと診断されたことについて「大きなショックでした」と言うと、ジョージ王子(10)、シャーロット王女(8)、ルイ王子(5)を安心させるため、ウィリアム皇太子とともに全力を尽くし、適切な方法で説明したと語った。
皇太子妃のビデオメッセージは、3月20日にウィンザー城の庭で英BBCスタジオが撮影したものだ。翌21日には皇太子妃がチャールズ国王とプライベートなランチを共にし、病気や動画の公開について相談していた。
そして動画は、22日午後6時に公開された。英紙『The Sunday Times』によると、皇太子妃はこの日に発表するのが良いタイミングだと考えていたという。当日は、3人の子ども達が通う「ランブルック・スクール」の学期が終了し、翌日からイースター休暇の春休みが始まった。
これに対し英メディア『Daily Mail Online』が現地時間2日、皇太子妃の動画はBBCの入念な作戦によって撮影されたものではなかったと報じた。
ある有力な情報筋は、皇太子妃ががんを公表したタイミングについて、誰かが真実を掴んだことが理由だった明かした。ケンジントン宮殿は、キャサリン皇太子妃の診断結果について連絡を受けたため、急遽公表する必要に迫られたという。
皇太子妃の医療情報に関するリークは、「ザ・ロンドン・クリニック」からなのか、もしくは口の軽い王室スタッフによるものかは不明とのことだ。
皇太子妃ががんの闘病を公表後、世界中からお見舞いとサポートのメッセージが届き、英国では“がん”の検索数が上昇するなど、病気に対する意識が高まった。
そのため同メディアは、「理由はどうであれ、キャサリンに対する万人からの称賛は、それが正しい決断であったことを裏付けている」と記している。
なお、ケンジントン宮殿が動画を公開する3日前には、「ザ・ロンドン・クリニック」の職員がキャサリン皇太子妃の医療記録への不正アクセスを試みたと報じられた。
当時、ある関係者は「クリニックの上層部は、この事実が発覚した直後にケンジントン宮殿に連絡し、完全な調査が行われることを保証しました」と話していた。
その後、クリニックでは皇太子妃の医療記録への不正アクセスに関する調査が行われ、3人の職員が停職処分を受けた。
画像1枚目は『The Prince and Princess of Wales Instagram「A message from Catherine, The Princess of Wales」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)