映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズで知られるマイケル・J・フォックス(62)が、俳優業復帰に前向きであることを明かした。マイケルは1991年にパーキンソン病と診断され、その後もセミリタイヤして俳優業を続けてきた。しかし病状が悪化したことから、2020年に引退を表明していた。このほど米メディアのインタビューに応じたマイケルは、パーキンソン病と闘う現実を織り込んだ役柄のオファーがあれば、俳優業への復帰を検討したいとの旨を話した。
マイケル・J・フォックスは1991年に29歳でパーキンソン病と診断され、1998年に病気を公表した。2000年にはセミリタイヤしたものの、その後も俳優活動を続けてきた。
2020年初めには、短期記憶の衰えによりセリフを覚えるのが困難になってきたことを告白。同年11月に発売した自叙伝『No Time Like the Future』で、俳優業からの引退を表明した。
そんなマイケルが米メディア『Entertainment Tonight』の単独インタビューに応じ、俳優業に復帰する可能性を示唆した。
同メディアが現地時間4日に公開したインタビューで、マイケルは人生の目標について、このように語った。
「僕の目標は常に変化している。最大の目標は家庭を築くことだったと思う。僕達には4人の素晴らしい子ども達がいるし、これはずっと大きなことだった。」
マイケルは妻で女優のトレイシー・ポラン(63)との間に、長男サムさん(34)、双子の娘アクイナさんとスカイラーさん(ともに29)、三女エズメさん(22)をもうけている。
そしてもう一つの目標について、「財団でやってきた仕事と、その目標を達成したいということだ」と述べた。
マイケルは、パーキンソン病の症状が悪化した2000年に「マイケル・J・フォックス財団」を設立し、パーキンソン病研究のために何百万ドルもの資金を集めていた。
その後、インタビュアーが「カメラの前と裏側への目標に関しては?」と映画業界への復帰について質問した。
するとマイケルは「もし誰かが僕に仕事をオファーしてくれて、僕がそれをやり、楽しい時間が過ごせたら最高だ」と答えた後、「つまり、あのドキュメンタリーは本当にスリリングだったという意味なんだ」と付け加えた。
マイケルが言及したのは、2023年にAppleTV+で配信された、自身のパーキンソン病との闘いを描いたドキュメンタリー映画『STILL:マイケル・J・フォックス ストーリー』のことだ。
マイケルはドキュメンタリーの撮影を振り返り、「楽しかったよ。ああいったものを目標にすることは、夢にも思わなかった。ただ、偶然に起こったんだ」と感激を語った。
そして最後に、もう一度俳優業をやりたいかと問われると、マイケルはその可能性を否定せず、前向きな意見を述べた。
「自分の本領が発揮できるようなことや挑戦できることがあり、それを理解できるなら、演技をやってみたいね。」
画像は『Michael J Fox Instagram「BAFTAS, thanks!」「It’s been 35 years since Back to the Future was released...」「Who knew it took so many talented people to tell one man’s story?」「Our children are beautiful, sensitive, intelligent, empathetic, independent, compassionate, adventurous, lovely people.」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)
マイケル・J・フォックスは1991年に29歳でパーキンソン病と診断され、1998年に病気を公表した。2000年にはセミリタイヤしたものの、その後も俳優活動を続けてきた。
2020年初めには、短期記憶の衰えによりセリフを覚えるのが困難になってきたことを告白。同年11月に発売した自叙伝『No Time Like the Future』で、俳優業からの引退を表明した。
そんなマイケルが米メディア『Entertainment Tonight』の単独インタビューに応じ、俳優業に復帰する可能性を示唆した。
同メディアが現地時間4日に公開したインタビューで、マイケルは人生の目標について、このように語った。
「僕の目標は常に変化している。最大の目標は家庭を築くことだったと思う。僕達には4人の素晴らしい子ども達がいるし、これはずっと大きなことだった。」
マイケルは妻で女優のトレイシー・ポラン(63)との間に、長男サムさん(34)、双子の娘アクイナさんとスカイラーさん(ともに29)、三女エズメさん(22)をもうけている。
そしてもう一つの目標について、「財団でやってきた仕事と、その目標を達成したいということだ」と述べた。
マイケルは、パーキンソン病の症状が悪化した2000年に「マイケル・J・フォックス財団」を設立し、パーキンソン病研究のために何百万ドルもの資金を集めていた。
その後、インタビュアーが「カメラの前と裏側への目標に関しては?」と映画業界への復帰について質問した。
するとマイケルは「もし誰かが僕に仕事をオファーしてくれて、僕がそれをやり、楽しい時間が過ごせたら最高だ」と答えた後、「つまり、あのドキュメンタリーは本当にスリリングだったという意味なんだ」と付け加えた。
マイケルが言及したのは、2023年にAppleTV+で配信された、自身のパーキンソン病との闘いを描いたドキュメンタリー映画『STILL:マイケル・J・フォックス ストーリー』のことだ。
マイケルはドキュメンタリーの撮影を振り返り、「楽しかったよ。ああいったものを目標にすることは、夢にも思わなかった。ただ、偶然に起こったんだ」と感激を語った。
そして最後に、もう一度俳優業をやりたいかと問われると、マイケルはその可能性を否定せず、前向きな意見を述べた。
「自分の本領が発揮できるようなことや挑戦できることがあり、それを理解できるなら、演技をやってみたいね。」
画像は『Michael J Fox Instagram「BAFTAS, thanks!」「It’s been 35 years since Back to the Future was released...」「Who knew it took so many talented people to tell one man’s story?」「Our children are beautiful, sensitive, intelligent, empathetic, independent, compassionate, adventurous, lovely people.」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)