豪北東部クイーンズランド州の一軒家の裏庭で今月、猫が飼い主の目の前でニシキヘビに襲われた。当時の様子は監視カメラが捉えており、同州を拠点に爬虫類の捕獲・駆除作業を行う「サンシャインコースト・スネーク・キャッチャーズ・24/7」のSNSで紹介されると大きな反響を呼んだ。ヘビに噛みつかれた猫の運命やいかに? 豪ニュースメディア『Yahoo Australia』などが伝えた。
豪クイーンズランド州の「サンシャインコースト・スネーク・キャッチャーズ・24/7、以下SCSC」で活躍するスネークキャッチャー、スチュアート・マッケンジーさん(Stuart McKenzie)が6日、SNSに投稿した動画が注目を集めている。
動画は同州バデリムの一軒家の裏庭で4日に捉えられたもので、芝の上にくつろぐ猫と、その真後ろで襲撃のタイミングを狙う体長1.5メートルほどのニシキヘビ(カーペットパイソン)、そして2匹を見つめる飼い主の女性が映し出される。
猫はヘビに全く気付いていない様子で、女性は猫を救おうと手でおびき寄せるようにし、その後何かを叫びながら手を叩いた。
これに驚いた猫は走り出すも、ほぼ同じタイミングでヘビにお尻を噛まれ、そのままヘビを引きずりながら部屋に駆け込んだ。
すると室内からは飼い主の娘の叫び声が響き、飼い主の女性は「ギャー。なんてこと! オーマイガー」と絶叫。慌てて猫の後を追い、室内からは母娘2人のけたたましい叫び声が聞こえてくるのであった。
なお動画はここで終わっているが、母娘はその後、猫からヘビを引き離すことに成功し、SCSCにヘビの捕獲を依頼した。そして駆けつけたスネークキャッチャーは、庭のバーベキューコンロの後ろに隠れていたヘビを捕獲し、森の中に放したという。
一方の猫はというと、SCSCのダン・ラムジーさん(Dan Rumsey)がYouTubeチャンネル『TODAY』のインタビューで、「襲われた直後は震えていたものの、重傷は負っていないようだった」と述べており、命に別状はなかったようだ。
また当時の動画を見たスチュアートさんは、「全くクレイジーで、背筋がゾクッとしてしまう」とコメントし、親子について次のように述べた。
「母娘は勇敢だったし、素晴らしい仕事をしたよ。ペットがニシキヘビに噛まれるなんて本当に大変な状況だけど、2人は正しいことをした。猫を救ったうえ、ヘビを傷付けることもなかったのだからね。」
そして動画の視聴者は、次のようなコメントを寄せていた。
「あの絶叫からすると、ヘビはきっとトラウマを抱え、近所の住民は耳が聞えなくなってしまったに違いない。」
「ニシキヘビは無毒。女性はもう少し落ち着くべきだった。」
「いいえ、私もあの状況だったらこの女性と同じように反応してしまうと思う。」
「私だったら、ヘビをシャベルで叩いているよ。」
「オーマイガー。これは怖い。」
「見ているだけで震えて来るわ。なんて勇敢な家族なの!」
「猫は家の中か、ヘビ対策をした囲いに入れるべきだよ。」
「猫もトラウマを抱えているはず。何もないといいけど。」
「ヘビが小さくて良かったよ。」
さらに「ヘビから引き離された後、猫は逃げ出して今も行方不明になっている。また飼い主の女性はヘビに手を噛まれたようだ」というコメントもあがっており、テックインサイト編集部ではSCSCに噂の真相について質問を投げかけている。
ちなみにニシキヘビ(カーペットパイソン)の成体の体長は平均2.4メートルで、通常は夜に活動が活発になるという。ただオーストラリアが冬に入る前の今の時期は昼間でも獲物を求めて動き回ることがあり、ポッサムや猫、犬などの小さな動物を捕食するという。毒はなく、獲物に巻き付いて絞め上げるそうだ。
クイーンズランド州では今年1月にも、ヘビに襲われた猫を飼い主が撃退した。しかしながらこの時のヘビは世界で2番目に強力な毒を有すると言われる「イースタンブラウンスネーク」で、飼い主は「アドレナリンが大量に放出されていた」と語っていた。
画像は『Yahoo Australia 「‘Insane’ moment snake grabs pet cat in Aussie woman’s backyard caught on camera」』『Stuart McKenzie Instagram「CRAZY FOOTAGE OF PYTHON ATTACKING CAT!」』『星島日報 「世界第二毒蛇死缠得意爱猫 女主人点样救险境?」(Rebecca Daynes @facebook)』『New York Post 「Wild video shows brave 12-year-old swing huge snake ‘like a hammer thrower’ to save her pet guinea pig」(Instagram / @kipwightman)』『PerthNow 「See the hilarious moment unsuspecting dad takes a tumble after being bitten on the head by rat snake」(Credit: The West Australian)』『Sunshine Coast Snake Catchers 24/7 Facebook「What Did This Snake Eat?!」』より
(TechinsightJapan編集部 A.C.)
豪クイーンズランド州の「サンシャインコースト・スネーク・キャッチャーズ・24/7、以下SCSC」で活躍するスネークキャッチャー、スチュアート・マッケンジーさん(Stuart McKenzie)が6日、SNSに投稿した動画が注目を集めている。
動画は同州バデリムの一軒家の裏庭で4日に捉えられたもので、芝の上にくつろぐ猫と、その真後ろで襲撃のタイミングを狙う体長1.5メートルほどのニシキヘビ(カーペットパイソン)、そして2匹を見つめる飼い主の女性が映し出される。
猫はヘビに全く気付いていない様子で、女性は猫を救おうと手でおびき寄せるようにし、その後何かを叫びながら手を叩いた。
これに驚いた猫は走り出すも、ほぼ同じタイミングでヘビにお尻を噛まれ、そのままヘビを引きずりながら部屋に駆け込んだ。
すると室内からは飼い主の娘の叫び声が響き、飼い主の女性は「ギャー。なんてこと! オーマイガー」と絶叫。慌てて猫の後を追い、室内からは母娘2人のけたたましい叫び声が聞こえてくるのであった。
なお動画はここで終わっているが、母娘はその後、猫からヘビを引き離すことに成功し、SCSCにヘビの捕獲を依頼した。そして駆けつけたスネークキャッチャーは、庭のバーベキューコンロの後ろに隠れていたヘビを捕獲し、森の中に放したという。
一方の猫はというと、SCSCのダン・ラムジーさん(Dan Rumsey)がYouTubeチャンネル『TODAY』のインタビューで、「襲われた直後は震えていたものの、重傷は負っていないようだった」と述べており、命に別状はなかったようだ。
また当時の動画を見たスチュアートさんは、「全くクレイジーで、背筋がゾクッとしてしまう」とコメントし、親子について次のように述べた。
「母娘は勇敢だったし、素晴らしい仕事をしたよ。ペットがニシキヘビに噛まれるなんて本当に大変な状況だけど、2人は正しいことをした。猫を救ったうえ、ヘビを傷付けることもなかったのだからね。」
そして動画の視聴者は、次のようなコメントを寄せていた。
「あの絶叫からすると、ヘビはきっとトラウマを抱え、近所の住民は耳が聞えなくなってしまったに違いない。」
「ニシキヘビは無毒。女性はもう少し落ち着くべきだった。」
「いいえ、私もあの状況だったらこの女性と同じように反応してしまうと思う。」
「私だったら、ヘビをシャベルで叩いているよ。」
「オーマイガー。これは怖い。」
「見ているだけで震えて来るわ。なんて勇敢な家族なの!」
「猫は家の中か、ヘビ対策をした囲いに入れるべきだよ。」
「猫もトラウマを抱えているはず。何もないといいけど。」
「ヘビが小さくて良かったよ。」
さらに「ヘビから引き離された後、猫は逃げ出して今も行方不明になっている。また飼い主の女性はヘビに手を噛まれたようだ」というコメントもあがっており、テックインサイト編集部ではSCSCに噂の真相について質問を投げかけている。
ちなみにニシキヘビ(カーペットパイソン)の成体の体長は平均2.4メートルで、通常は夜に活動が活発になるという。ただオーストラリアが冬に入る前の今の時期は昼間でも獲物を求めて動き回ることがあり、ポッサムや猫、犬などの小さな動物を捕食するという。毒はなく、獲物に巻き付いて絞め上げるそうだ。
クイーンズランド州では今年1月にも、ヘビに襲われた猫を飼い主が撃退した。しかしながらこの時のヘビは世界で2番目に強力な毒を有すると言われる「イースタンブラウンスネーク」で、飼い主は「アドレナリンが大量に放出されていた」と語っていた。
画像は『Yahoo Australia 「‘Insane’ moment snake grabs pet cat in Aussie woman’s backyard caught on camera」』『Stuart McKenzie Instagram「CRAZY FOOTAGE OF PYTHON ATTACKING CAT!」』『星島日報 「世界第二毒蛇死缠得意爱猫 女主人点样救险境?」(Rebecca Daynes @facebook)』『New York Post 「Wild video shows brave 12-year-old swing huge snake ‘like a hammer thrower’ to save her pet guinea pig」(Instagram / @kipwightman)』『PerthNow 「See the hilarious moment unsuspecting dad takes a tumble after being bitten on the head by rat snake」(Credit: The West Australian)』『Sunshine Coast Snake Catchers 24/7 Facebook「What Did This Snake Eat?!」』より
(TechinsightJapan編集部 A.C.)