お笑いタレントの田中卓志(アンガールズ)は、ヴァイオリンを習い始めて3年が経ったそうだ。多趣味で知られる田中だが、ヴァイオリンだけはなかなか上達しないらしい。ある番組で得意の「エーデルワイス」を弾いたのだが、笑えるほど下手ではないが長くは聞いていられないという“微妙な腕前”であった。
趣味の紅茶を極め、2011年にはNHK Eテレで「紅茶学」の番組が放送されるまでになった田中卓志(アンガールズ)。また野原などで採取した苔を、独学で育てているという。
ヴァイオリンは好意を寄せた女性がきっかけで始めたのだが、そのお相手とは残念ながら交際に至らなかった。ただ30万円もするヴァイオリンを購入したばかりで、レッスンも開始していたのでそのまま続けてみたらしい。しかし3年間真面目に取り組んだにもかかわらず、なかなか思ったように弾けないようだ。
2月15日放送の『オバケSUN』第6弾「ハッとしたノートの会~人生がちょっと楽しくなる気づき~」(中京テレビ)によるとヴァイオリンの世界では一般に、“アーリー”(6歳くらいまでに始めた人)と“レイト”(それ以降に始めた人)と分けられるそうだ。最近は田中のようにレイトでヴァイオリンを始める人が増え、レッスンに通う人も多い。
田中は「身近にレイトで上手くなっている人がいない」ことから、このまま続けることに不安を抱えているのだ。そこで音楽教室でヴァイオリン担当の講師に訊ねてみると、やはり小さい頃から始めた人とは違うと話す。関節が硬くならないうちにやっていると楽器に手が慣れ、内耳が柔らかいうちに音を聞くと細かい音程の差や響きを聞くことができる。練習次第でレイトも上達するが、アーリーが有利なことは明白だということだ。
取材した音楽教室にも10年ほど習い続けているレイトの中高年の男性がいたが、なかなか中級者用の練習曲には進めずにいる。反対に同じような年代でも、女性の方が上達が早いのだという。番組では男性は大人になってヴァイオリンに興味を持ち始める場合が多いが、女性は小さい頃からヴァイオリンに憧れ、大人になってやっと習うことができたという方が多く、レッスンに対する熱意に差があるのではないか―と見ているようだ。またレイトでプロになった女性も紹介されたが、ヴァイオリンを始めたのは14歳。35歳を過ぎて始めた田中とは比べるのも酷である。
実際にスタジオで田中は自分のヴァイオリンで、得意の「エーデルワイス」を披露することになった。漫画『ドラえもん』に登場するしずかちゃんばりの演奏を想像したのだろうか。彼がヴァイオリンを構えると和田アキ子は顔を歪めながら、「音が“イーッ”ってなったら…」と怯える。最近歯の治療をしたばかりなので、“歯が浮かないように頼むよ”と、いつでも逃げられるように椅子から立ち上がった。そして田中が弾き始めると、スタジオ内はなぜか重々しい雰囲気に。たどたどしい演奏ながらも、耳を塞ぐほどの酷い演奏ではない。ただプロのお笑いとしては、えらく中途半端な事態となっているのだ。堪らずMCの千原ジュニア(千原兄弟)が「道端でケース開けて弾いていたら、う○こ入れられるよ」と、真顔で田中に訴えていた。
(TechinsightJapan編集部 みやび)
趣味の紅茶を極め、2011年にはNHK Eテレで「紅茶学」の番組が放送されるまでになった田中卓志(アンガールズ)。また野原などで採取した苔を、独学で育てているという。
ヴァイオリンは好意を寄せた女性がきっかけで始めたのだが、そのお相手とは残念ながら交際に至らなかった。ただ30万円もするヴァイオリンを購入したばかりで、レッスンも開始していたのでそのまま続けてみたらしい。しかし3年間真面目に取り組んだにもかかわらず、なかなか思ったように弾けないようだ。
2月15日放送の『オバケSUN』第6弾「ハッとしたノートの会~人生がちょっと楽しくなる気づき~」(中京テレビ)によるとヴァイオリンの世界では一般に、“アーリー”(6歳くらいまでに始めた人)と“レイト”(それ以降に始めた人)と分けられるそうだ。最近は田中のようにレイトでヴァイオリンを始める人が増え、レッスンに通う人も多い。
田中は「身近にレイトで上手くなっている人がいない」ことから、このまま続けることに不安を抱えているのだ。そこで音楽教室でヴァイオリン担当の講師に訊ねてみると、やはり小さい頃から始めた人とは違うと話す。関節が硬くならないうちにやっていると楽器に手が慣れ、内耳が柔らかいうちに音を聞くと細かい音程の差や響きを聞くことができる。練習次第でレイトも上達するが、アーリーが有利なことは明白だということだ。
取材した音楽教室にも10年ほど習い続けているレイトの中高年の男性がいたが、なかなか中級者用の練習曲には進めずにいる。反対に同じような年代でも、女性の方が上達が早いのだという。番組では男性は大人になってヴァイオリンに興味を持ち始める場合が多いが、女性は小さい頃からヴァイオリンに憧れ、大人になってやっと習うことができたという方が多く、レッスンに対する熱意に差があるのではないか―と見ているようだ。またレイトでプロになった女性も紹介されたが、ヴァイオリンを始めたのは14歳。35歳を過ぎて始めた田中とは比べるのも酷である。
実際にスタジオで田中は自分のヴァイオリンで、得意の「エーデルワイス」を披露することになった。漫画『ドラえもん』に登場するしずかちゃんばりの演奏を想像したのだろうか。彼がヴァイオリンを構えると和田アキ子は顔を歪めながら、「音が“イーッ”ってなったら…」と怯える。最近歯の治療をしたばかりなので、“歯が浮かないように頼むよ”と、いつでも逃げられるように椅子から立ち上がった。そして田中が弾き始めると、スタジオ内はなぜか重々しい雰囲気に。たどたどしい演奏ながらも、耳を塞ぐほどの酷い演奏ではない。ただプロのお笑いとしては、えらく中途半端な事態となっているのだ。堪らずMCの千原ジュニア(千原兄弟)が「道端でケース開けて弾いていたら、う○こ入れられるよ」と、真顔で田中に訴えていた。
(TechinsightJapan編集部 みやび)