アンジェリーナ・ジョリー(48)が、ブラッド・ピット(60)と共同で購入したフランスのブドウ園売却をめぐり、新たな法的書類を提出した。現地メディアが入手した文書でアンジェリーナは、ブラッドが彼女を「支配」し、「経済的に消耗させようとしている」と激しく非難しているという。
アンジェリーナ・ジョリーとブラッド・ピットが共同所有するフランスのブドウ園をめぐる法廷争いで、2人の金銭問題に関する新たな疑惑が浮上した。
アンジェリーナとブラッドは交際中だった2008年、南フランスのプロヴァンス地方にブドウ園を所有する会社「シャトー・ミラヴァル(Chateau Miraval SA)」の支配権を共同購入。2016年にアンジェリーナが離婚申請した時には、2人がそれぞれ50%の権利を所有していた。
しかしその後、アンジェリーナが2021年10月に自身の所有する株式を極秘で売却していたことが判明。これに対しブラッドは2022年2月、アンジェリーナに対して売却の取り消しを求める法的書類を提出した。
そして英メディア『Daily Mail Online』は現地時間17日、アンジェリーナが提出した新たな法的書類の一部内容を掲載。アンジェリーナはブラッドと破局以来、大規模な法的争いが引き起こされたため「経済的な負担をかけられた」と非難したことが明らかになった。
文書には「アンジェリーナにとって、ブラッドの訴訟から自分自身を守らなければならないのは非常に辛いことだ。それ自体が彼女を支配し、経済的に消耗させようとするブラッドの容赦ない企ての一例である」と記されているという。
しかし同メディアの調査によると、アンジェリーナはブラッドとの結婚生活が破綻して以来、1億ドル(約154億5千万円)近くを受け取ったという。その資金は、ローンや養育費、贈与、ブドウ園の50%の株(そのうちの10%はブラッドからの贈与)を売却して得た数百万ドル(数億円)によるものだ。
ブラッドに近い情報筋によると、アンジェリーナは最近、生前のアンディ・ウォーホルが米マンハッタンに所有し、以前は月額6万ドル(約930万円)で賃貸されていたスペースを引き継ぐ契約を結ぶのに十分な資金を持っていたという。アンジェリーナは自身のファッションブランド「アトリエ・ジョリー」の店舗として使用するため、この物件を8年間借りる契約を結んだと報じられていた。
アンジェリーナの主張に関して、ある情報筋は「彼女はブラッドに骨の髄まで吸い尽くされたと言ってますが、これは逆です」とブラッドを擁護し、こう続けた。
「ブラッドは元妻を破滅させようとするどころか、アンジェリーナが執念深く見えるにもかかわらず、彼女を支援し、経済的に援助するよう、身を粉にしているように見えます。」
当初、ブラッドはアンジェリーナが所有する株式を買い取り、ブドウ園を一族に残すことに興味を示していた。しかし裁判が泥沼化し、この取引は頓挫した。
アンジェリーナは2022年10月、ブドウ園売却をめぐる法廷争いに関する法的書類を提出した際、ブラッドが2016年に自家用機内でアンジェリーナや子供達に対して暴言や暴力を振るったと主張していた。
そして今回、彼女が提出した新たな法的書類では、ミラヴァルとの取引が破綻したのは、ブラッドが家族に対する過去のDV疑惑を隠蔽するため、秘密保持契約(NDA)にこだわったためだと非難している。
2人の長期化した離婚バトルとともに発生したワイナリーをめぐる争いは、百年戦争終戦後に発生したイングランド中世封建諸侯による内乱「Wars of the Roses(薔薇戦争)」を皮肉り、「The War of the Rosés(ロゼ戦争)」と呼ばれている。
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)
アンジェリーナ・ジョリーとブラッド・ピットが共同所有するフランスのブドウ園をめぐる法廷争いで、2人の金銭問題に関する新たな疑惑が浮上した。
アンジェリーナとブラッドは交際中だった2008年、南フランスのプロヴァンス地方にブドウ園を所有する会社「シャトー・ミラヴァル(Chateau Miraval SA)」の支配権を共同購入。2016年にアンジェリーナが離婚申請した時には、2人がそれぞれ50%の権利を所有していた。
しかしその後、アンジェリーナが2021年10月に自身の所有する株式を極秘で売却していたことが判明。これに対しブラッドは2022年2月、アンジェリーナに対して売却の取り消しを求める法的書類を提出した。
そして英メディア『Daily Mail Online』は現地時間17日、アンジェリーナが提出した新たな法的書類の一部内容を掲載。アンジェリーナはブラッドと破局以来、大規模な法的争いが引き起こされたため「経済的な負担をかけられた」と非難したことが明らかになった。
文書には「アンジェリーナにとって、ブラッドの訴訟から自分自身を守らなければならないのは非常に辛いことだ。それ自体が彼女を支配し、経済的に消耗させようとするブラッドの容赦ない企ての一例である」と記されているという。
しかし同メディアの調査によると、アンジェリーナはブラッドとの結婚生活が破綻して以来、1億ドル(約154億5千万円)近くを受け取ったという。その資金は、ローンや養育費、贈与、ブドウ園の50%の株(そのうちの10%はブラッドからの贈与)を売却して得た数百万ドル(数億円)によるものだ。
ブラッドに近い情報筋によると、アンジェリーナは最近、生前のアンディ・ウォーホルが米マンハッタンに所有し、以前は月額6万ドル(約930万円)で賃貸されていたスペースを引き継ぐ契約を結ぶのに十分な資金を持っていたという。アンジェリーナは自身のファッションブランド「アトリエ・ジョリー」の店舗として使用するため、この物件を8年間借りる契約を結んだと報じられていた。
アンジェリーナの主張に関して、ある情報筋は「彼女はブラッドに骨の髄まで吸い尽くされたと言ってますが、これは逆です」とブラッドを擁護し、こう続けた。
「ブラッドは元妻を破滅させようとするどころか、アンジェリーナが執念深く見えるにもかかわらず、彼女を支援し、経済的に援助するよう、身を粉にしているように見えます。」
当初、ブラッドはアンジェリーナが所有する株式を買い取り、ブドウ園を一族に残すことに興味を示していた。しかし裁判が泥沼化し、この取引は頓挫した。
アンジェリーナは2022年10月、ブドウ園売却をめぐる法廷争いに関する法的書類を提出した際、ブラッドが2016年に自家用機内でアンジェリーナや子供達に対して暴言や暴力を振るったと主張していた。
そして今回、彼女が提出した新たな法的書類では、ミラヴァルとの取引が破綻したのは、ブラッドが家族に対する過去のDV疑惑を隠蔽するため、秘密保持契約(NDA)にこだわったためだと非難している。
2人の長期化した離婚バトルとともに発生したワイナリーをめぐる争いは、百年戦争終戦後に発生したイングランド中世封建諸侯による内乱「Wars of the Roses(薔薇戦争)」を皮肉り、「The War of the Rosés(ロゼ戦争)」と呼ばれている。
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)