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【イタすぎるセレブ達】エリザベス女王、生まれて間もないエドワード王子を抱く未公開写真が披露される

TechinsightJapan 2024年5月19日 9時26分

バッキンガム宮殿で、過去1世紀にわたるロイヤルファミリーの写真を紹介する期間限定の展覧会が始まった。イベントを主催するロイヤル・コレクションの公式SNSがその一部を公開し、生前のエリザベス女王やマーガレット王女の貴重な姿を披露した。そのうちの1枚では、エリザベス女王とマーガレット王女を含む4人の王族が、新生児を抱いて並ぶ姿が捉えられている。

バッキンガム宮殿のキングス・ギャラリーで現地時間17日、ロイヤルファミリーの展覧会『Royal Portraits: A Century of Photography(王室の肖像:写真の1世紀)』がスタートした。

8月28日まで期間限定で開催される展覧会は、1920年代から現代までに撮影された王室のポートレートの変遷を辿るものだ。ロイヤル・コレクションと王室公文書館(The Royal Archives)が所蔵する、150点以上の写真や校正刷り、資料などを展示している。

同日、ロイヤル・コレクションとバッキンガム宮殿の公式SNSが展覧会の開催を記念し、ギャラリーで展示される貴重な写真の一部を公開した。

最初の写真は1956年、写真家のアンソニー・アームストロング=ジョーンズ氏が撮影した、幼少期のチャールズ国王と妹アン王女が鏡の前でポーズを取る、愛らしい姿を捉えたモノクロームショットだ。

アンソニー氏は1958年にエリザベス女王の妹マーガレット王女と出会い、1960年に結婚。これに伴い、アンソニー氏にはスノードン伯爵の称号が与えられた。

そして次の写真は、スノードン伯爵が1964年に撮影した、4人の王族女性が新生児を抱いている貴重な姿だ。

中央ではエリザベス女王が夫エディンバラ公フィリップ王配との三男エドワード王子を、その手前ではマーガレット王女がスノードン伯爵との長女レディ・サラ・チャットを抱いて座っている。

さらに、アレクサンドラ王女は夫アンガス・オギルヴィ氏との長男ジェームズさんを、ケント公爵夫人キャサリンは夫ケント公爵エドワード王子との長女レディ・ヘレン・ウィンザーを抱いている。



4人は2か月以内に我が子を出産しており、この写真は王室産科医ジョン・ピール卿への感謝を込めた贈り物として撮影された。

別の写真は、1943年に英ウィンザーのロイヤル・ロッジで、ファッションフォトグラファーのセシル・ビートン氏が撮影したものだ。国王ジョージ6世がデスクの前に座り、その周囲を妻エリザベス皇后、娘エリザベス王女(当時)とマーガレット王女が囲んでおり、家族の心温まる瞬間が写っている。



もう1枚の写真もセシル氏によるポートレートで、マーガレット王女が白いボールガウンドレスを纏い、椅子に座って横を向く姿を捉えたものだ。



なお会場では、エリザベス女王と家族の貴重な写真に加え、写真家ヒューゴ・バーナンド氏が撮影した、2011年のウィリアム王子とキャサリン妃(ともに当時)のロイヤル・ウエディングや、昨年5月のチャールズ国王の戴冠式など、最近行われた歴史的な王室行事の写真も展示されている。

画像は『The Royal Family Instagram「Thank you for a wonderful first day of the #PlatinumJubilee Celebration Weekend!」』『Royal Collection Trust Instagram「Never-before-seen portraits of the Royal Family,」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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