ウィリアム皇太子(41)が、バッキンガム宮殿でガーデンパーティを主催した。当日はあいにくの雨に見舞われたが、皇太子は傘を差して会場に現れ、約8000人の招待客と対面した。皇太子は悪天候をジョークにした会話をするなど、笑顔で人々と触れ合った。英空軍の少佐と対面した時には、皇太子が長男ジョージ王子(10)の将来の夢について語る場面もあった。
現地時間21日、ウィリアム皇太子がバッキンガム宮殿のガーデンパーティを開催した。チャールズ国王とカミラ王妃は今月8日に宮殿でガーデンパーティを主催したが、今回は長男である皇太子に代理を任せた。
英国の君主はこれまで、家族にガーデンパーティの主催を委任したり、彼らが親しい慈善団体のためにガーデンパーティを開催することを許可している。
パーティには、ウィリアム皇太子の従姉妹ベアトリス王女(35)とユージェニー王女(34)、従姉のザラ・ティンダルさん(43)と夫マイク・ティンダルさん(45)、従兄のピーター・フィリップスさん(46)、グロスター公爵夫妻ら王室メンバーが出席した。
この日はあいにくの雨天となり、会場となった宮殿の庭園には約8000人の招待客が傘を差して集まった。
ウィリアム皇太子はシルクハットとモーニングスーツで正装し、王室メンバーとともに宮殿前のテラスに登場した。その後、皇太子らは傘を差して芝生の上に立つと、待ち受けた招待客に挨拶をして回った。
パーティの招待客には、ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃(42)がパトロンを務める団体や軍隊をはじめ、皇太子が昨年ローンチした英国のホームレス救済プロジェクト「ホームワーズ」や、パトロンを務める「スイム・イングランド」の関係者などが含まれた。
さらに、ウィリアム王子(当時)が2010年から2013年まで捜索救助隊のパイロットを務めた「バレー空軍基地」のメンバーや、ウィリアム皇太子が所有権を継承したコーンウォール公領の住民も招待された。
雨が降る中、皇太子とゲストが交流した際、英国の定番である天気に関する話題で会話を弾ませた。
英メディア『Daily Mail Online』によると、コーンウォール公領で夫マシュー・ホールさんと農業を営むジュリー・ホールさんは、皇太子に「私達は農業をしているので、雨には慣れています。今朝、ドーセットを出た時には晴れていました。時には、一日ですべての季節のように変化することもあるんです」と天気の移り変わりが激しいことを語った。
さらに皇太子は、「スイム・イングランド」の幹部と談笑しながら「今日は、泳ぐのに良い天気ですね」と雨天をジョークにした。
また、コニングスビー空軍基地のクリッシー・レイシー少佐と対話した際には、ジョージ王子の将来について「パイロットになる可能性がある」と言い、王子が「ぜひ基地を訪れたい」と願っていることを話したそうだ。
この後皇太子は、英ウェールズのニューポートにある「ホームワーズ」のメンバーで、新進作家のローワン・アデリンさんから、同プロジェクトにちなんで名付けられた自作の絵本をプレゼントされた。絵本は、自分がホームレスであることに気付いたジャックという名の少年を描いたもので、出版したのは10冊だけだという。
皇太子は絵本を受け取ると、「これは素晴らしい。今夜寝る時、ルイに読んで聞かせます」と伝えたそうだ。
画像は『The Prince and Princess of Wales Instagram「A pleasure meeting so many wonderful people from across the UK at today’s garden party」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)
現地時間21日、ウィリアム皇太子がバッキンガム宮殿のガーデンパーティを開催した。チャールズ国王とカミラ王妃は今月8日に宮殿でガーデンパーティを主催したが、今回は長男である皇太子に代理を任せた。
英国の君主はこれまで、家族にガーデンパーティの主催を委任したり、彼らが親しい慈善団体のためにガーデンパーティを開催することを許可している。
パーティには、ウィリアム皇太子の従姉妹ベアトリス王女(35)とユージェニー王女(34)、従姉のザラ・ティンダルさん(43)と夫マイク・ティンダルさん(45)、従兄のピーター・フィリップスさん(46)、グロスター公爵夫妻ら王室メンバーが出席した。
この日はあいにくの雨天となり、会場となった宮殿の庭園には約8000人の招待客が傘を差して集まった。
ウィリアム皇太子はシルクハットとモーニングスーツで正装し、王室メンバーとともに宮殿前のテラスに登場した。その後、皇太子らは傘を差して芝生の上に立つと、待ち受けた招待客に挨拶をして回った。
パーティの招待客には、ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃(42)がパトロンを務める団体や軍隊をはじめ、皇太子が昨年ローンチした英国のホームレス救済プロジェクト「ホームワーズ」や、パトロンを務める「スイム・イングランド」の関係者などが含まれた。
さらに、ウィリアム王子(当時)が2010年から2013年まで捜索救助隊のパイロットを務めた「バレー空軍基地」のメンバーや、ウィリアム皇太子が所有権を継承したコーンウォール公領の住民も招待された。
雨が降る中、皇太子とゲストが交流した際、英国の定番である天気に関する話題で会話を弾ませた。
英メディア『Daily Mail Online』によると、コーンウォール公領で夫マシュー・ホールさんと農業を営むジュリー・ホールさんは、皇太子に「私達は農業をしているので、雨には慣れています。今朝、ドーセットを出た時には晴れていました。時には、一日ですべての季節のように変化することもあるんです」と天気の移り変わりが激しいことを語った。
さらに皇太子は、「スイム・イングランド」の幹部と談笑しながら「今日は、泳ぐのに良い天気ですね」と雨天をジョークにした。
また、コニングスビー空軍基地のクリッシー・レイシー少佐と対話した際には、ジョージ王子の将来について「パイロットになる可能性がある」と言い、王子が「ぜひ基地を訪れたい」と願っていることを話したそうだ。
この後皇太子は、英ウェールズのニューポートにある「ホームワーズ」のメンバーで、新進作家のローワン・アデリンさんから、同プロジェクトにちなんで名付けられた自作の絵本をプレゼントされた。絵本は、自分がホームレスであることに気付いたジャックという名の少年を描いたもので、出版したのは10冊だけだという。
皇太子は絵本を受け取ると、「これは素晴らしい。今夜寝る時、ルイに読んで聞かせます」と伝えたそうだ。
画像は『The Prince and Princess of Wales Instagram「A pleasure meeting so many wonderful people from across the UK at today’s garden party」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)