米歌手で女優のケリー・ローランド(43)が、カンヌ国際映画祭のレッドカーペットで女性セキュリティガードを叱責したことについて、初めて言及した。米メディアのインタビューに応じたケリーは、「他の女性達は叱られたり、離れろなんて言われなかった」と主張。女性に激怒したのは「自分の地位を貫いたため」と語った。ある情報筋によると、当時のセキュリティガードはケリーを叱ったり「動け」と伝えるなど、攻撃的な様子だったという。
ケリー・ローランドは現地時間21日、第77回カンヌ国際映画祭で開催された映画『Marcello Mio(原題)』のプレミア上映会に出席していた。
真っ赤なドレスを纏ったケリーはレッドカーペットに登場すると、カメラに向かって手を振りながら会場前の大階段を昇り始めた。この時ケリーは階段の途中で立ち止まり、振り返ってポーズを取っていたため、セキュリティガードが両側に立ち、彼女を腕で覆うようにして護衛した。
するとケリーは、左側にいた女性セキュリティガードと何やら話し出すと、彼女を指差して叱責し始めたのだ。その後は別のスタッフが駆けつけ、ケリーは冷静さを取り戻したのか、黙って入り口へと歩いていった。
この動画がSNSで拡散されると、「女性警備員がケリーのドレスを踏んだのでは?」「『触らないで!』と言っているのよ」といった憶測が飛び交った。
ケリーは現地時間23日、カンヌ会期中に「amfAR(米国エイズ研究財団)」が開催する恒例のチャリティ・ガラ「Cinema Against AIDS Cannes Gala」に出席。会場のレッドカーペットでは米メディア『AP News』のインタビューに応じ、先日のハプニングに言及した。
同メディアが同日に公開した動画によると、ケリーは当時の様子について「あの女性は何が起きたか知っているわ。私も分かってる。私には境界線があって、そのラインを守っているのよ」と話し、こう続けた。
「あの日のレッドカーペットには、私とは似ても似つかないような女性達が出席していた。だけど彼女達は叱られたり、突き飛ばされたり、離れろなんて言われなかった。」
そして、「私は自分の地位を貫いた。彼女も自分の立場を守るべきだと感じたようね。だけど私は一歩も引かなかったわ」と付け加えた。
ケリーは、女性セキュリティガードに向けて何を言ったのかは明かさなかった。
しかしハプニングの報道直後、米メディア『Page Six』では、リップリーディング(読唇術)の専門家ジェレミー・フリーマンさんに依頼し、ケリーの口の動きを分析した結果を伝えていた。
同メディアによると、口論は女性セキュリティガードがケリーのドレスの裾を誤って踏んでしまったことから始まったという。ケリーは「心配しないで」と言ったものの、急に態度が一変したようだ。
ジェレミーさんの分析によると、ケリーは「私に向かって、そんな言い方をするんじゃない! 口を慎むのよ!」と繰り返した後、「あなたは私のママじゃない。だからそんな口の利き方をするなと言ったのよ!」と告げたという。
そしてケリーは階段の最上段にたどり着くとまたもや振り返り、その女性に向けて「私に、そんな口の利き方をするな!」と叫んでいたそうだ。
英メディア『Daily Mail Online』が取材した情報筋によると、レッドカーペットでセレブを誘導していたセキュリティガード達は攻撃的な態度だったという。ケリーは当初、無視しようとしたが、次第に怒りに火がついたそうだ。
「ケリーは(階段の)最後にいる女性スタッフにたどり着く頃には、我慢の限界に達していました。この女性はケリーを叱りつけ、彼女がファンに手を振ったり、写真撮影に応じようとしている時に『動け』と言ったのです。」
「彼女は自分を擁護するなら、歌姫(特別な大物)のような印象を与えようが気にしません。彼女は偽物ではないし、明確な境界線を作りたかったのです。」
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画像は『Kelly Rowland Instagram「So blondes have more fun?」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)
ケリー・ローランドは現地時間21日、第77回カンヌ国際映画祭で開催された映画『Marcello Mio(原題)』のプレミア上映会に出席していた。
真っ赤なドレスを纏ったケリーはレッドカーペットに登場すると、カメラに向かって手を振りながら会場前の大階段を昇り始めた。この時ケリーは階段の途中で立ち止まり、振り返ってポーズを取っていたため、セキュリティガードが両側に立ち、彼女を腕で覆うようにして護衛した。
するとケリーは、左側にいた女性セキュリティガードと何やら話し出すと、彼女を指差して叱責し始めたのだ。その後は別のスタッフが駆けつけ、ケリーは冷静さを取り戻したのか、黙って入り口へと歩いていった。
この動画がSNSで拡散されると、「女性警備員がケリーのドレスを踏んだのでは?」「『触らないで!』と言っているのよ」といった憶測が飛び交った。
ケリーは現地時間23日、カンヌ会期中に「amfAR(米国エイズ研究財団)」が開催する恒例のチャリティ・ガラ「Cinema Against AIDS Cannes Gala」に出席。会場のレッドカーペットでは米メディア『AP News』のインタビューに応じ、先日のハプニングに言及した。
同メディアが同日に公開した動画によると、ケリーは当時の様子について「あの女性は何が起きたか知っているわ。私も分かってる。私には境界線があって、そのラインを守っているのよ」と話し、こう続けた。
「あの日のレッドカーペットには、私とは似ても似つかないような女性達が出席していた。だけど彼女達は叱られたり、突き飛ばされたり、離れろなんて言われなかった。」
そして、「私は自分の地位を貫いた。彼女も自分の立場を守るべきだと感じたようね。だけど私は一歩も引かなかったわ」と付け加えた。
ケリーは、女性セキュリティガードに向けて何を言ったのかは明かさなかった。
しかしハプニングの報道直後、米メディア『Page Six』では、リップリーディング(読唇術)の専門家ジェレミー・フリーマンさんに依頼し、ケリーの口の動きを分析した結果を伝えていた。
同メディアによると、口論は女性セキュリティガードがケリーのドレスの裾を誤って踏んでしまったことから始まったという。ケリーは「心配しないで」と言ったものの、急に態度が一変したようだ。
ジェレミーさんの分析によると、ケリーは「私に向かって、そんな言い方をするんじゃない! 口を慎むのよ!」と繰り返した後、「あなたは私のママじゃない。だからそんな口の利き方をするなと言ったのよ!」と告げたという。
そしてケリーは階段の最上段にたどり着くとまたもや振り返り、その女性に向けて「私に、そんな口の利き方をするな!」と叫んでいたそうだ。
英メディア『Daily Mail Online』が取材した情報筋によると、レッドカーペットでセレブを誘導していたセキュリティガード達は攻撃的な態度だったという。ケリーは当初、無視しようとしたが、次第に怒りに火がついたそうだ。
「ケリーは(階段の)最後にいる女性スタッフにたどり着く頃には、我慢の限界に達していました。この女性はケリーを叱りつけ、彼女がファンに手を振ったり、写真撮影に応じようとしている時に『動け』と言ったのです。」
「彼女は自分を擁護するなら、歌姫(特別な大物)のような印象を与えようが気にしません。彼女は偽物ではないし、明確な境界線を作りたかったのです。」
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画像は『Kelly Rowland Instagram「So blondes have more fun?」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)