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【イタすぎるセレブ達】『ブリテンズ・ゴット・タレント』サイモン・コーウェルの息子(10)、日本のダブルダッチチームにゴールデンブザー

TechinsightJapan 2024年5月28日 17時29分

英オーディション番組『ブリテンズ・ゴット・タレント』の予選に、日本のダブルダッチチーム「HARIBOW」が出場した。チームが2本の縄跳びを用いたパフォーマンスを披露すると、観客は総立ちし「ゴールデンブザー!」の大合唱が巻き起こった。しかし4人の審査員達はブザーの権利を使い果たしたため、これ以上押すことはできなかった。すると審査員のサイモン・コーウェル(64)が観客席で興奮する息子エリック君(10)に、ゴールデンブザーを押す権利を与えたのだ。

現地時間26日、英ITVで人気オーディション番組『ブリテンズ・ゴット・タレント』第17シリーズのエピソード8が放送された。

新たなシリーズは4月20日に放送開始し、これまでに予選の模様が紹介されてきた。昨年はとにかく明るい安村が決勝戦に進出したこともあってか、今年は日本から多くの芸人やグループが出場した。そのうち、ダンスチーム「CyberAgent Legit(サイバーエージェント レジット)」と福岡市出身のピン芸人・ノボせもんなべ(38)の2組がゴールデンブザーを与えられ、セミファイナル(準決勝)への出場権を獲得した。

そして今回のエピソードでは、番組ラストに日本のダブルダッチチーム「HARIBOW」のパフォーマンスが放送された。

メンバー5人がステージに登場すると、英語で「みなさん、こんにちは。僕達は『HARIBOW』です。ダブルダッチチームです。日本から来ました。パフォーマンスをするために12時間飛行しました」と自己紹介した。

この後、音楽が流れるとチームは2本の縄跳びを用いる“ダブルダッチ”のパフォーマンスを開始した。縄跳びをしながら高速ステップや空中回転するなど、驚くようなアクロバットの技を披露した。

次に英歌手エド・シーランの大ヒット曲『Shape of You / シェイプ・オブ・ユー』が流れ出すと、会場は一気に沸き上がった。パフォーマンスが終わると観客は総立ちとなり、審査員4人も立ち上がって拍手を捧げた。すると会場からは「ゴールデン! ゴールデン!」とゴールデンブザーを催促する大合唱が始まり、チームを称賛する審査員達の声がかき消されてしまった。

通常ゴールデンブザーは、4人の審査員と司会者コンビ「アント&デック」が、シーズン中に一回だけ押すことができる。しかし今シーズンでは、アマンダ・ホールデン(53)とブルーノ・トリオリ(68)、サイモンがルールを破り、2回もブザーを押していた。そのためブルーノが、観客に向けて「聞いてくれ! できないんだ。僕達には何も残っていないんだ!」とブザーを押す権利がないことを伝えた。

この時、会場の最前列では、サイモンの息子エリック君(10)とアマンダの娘ホリーちゃん(12)が大興奮していた。その姿にサイモンは「僕の息子は今、クレイジーそのものだ」と述べた。

すると観客席では、「Push the gold!(ゴールドを押して!)」の大合唱が始まった。サイモンは「こんなリアクションは初めてだ」と会場の反応に驚くと、「よし、分かった」と言い、エリック君とホリーちゃんを指さして「君達がやるんだ」とゴールデンブザーを押す権利を与えたのだ。

子ども達は立ち上がって駆け出すと、審査員テーブルの中央に置かれた金色のブザーボタンを押した。ステージには金色の紙吹雪が舞い、HARIBOWは見事、予選を通過した。

サイモンは「今回のゴールデンブザーは観客の熱望により実現したもので、(観客を代表して)僕の息子とアマンダの娘に押してもらったよ。準決勝で会おう。おめでとう」と祝福の言葉を贈った。



オーディエンスのリクエストにより、サイモンが子ども達にゴールデンブザーを押させるという異例の出来事に、視聴者からはこのようなコメントが寄せられた。

「よくやった、エリックとホリー。彼らはゴールデンブザーに値する。ブザーを獲得した他のアクトと比較しても、素晴らしいパフォーマンスだった。」
「サイモンの息子とアマンダの娘が、オーディエンスの望みを実現させた。感謝するよ。HARIBOWは準決勝への道を縄跳びで切り開いたよ。」
「彼らがゴールデンブザーを獲得して嬉しい! HARIBOWは凄かったよ。」

番組の準決勝は5月27日から31日まで5日間にわたり生放送され、6月2日には決勝が行われる予定だ。



画像は『Simon Cowell Instagram「This was a good day」』『HARIBOW Instagram「HARIBOWからご報告とお知らせ - Report from HARIBOW」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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