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【イタすぎるセレブ達】チャールズ国王夫妻、ウィリアム皇太子と「D-デイ」追悼式典に出席 元兵士の話に涙ぐむ

TechinsightJapan 2024年6月6日 10時12分

チャールズ国王、カミラ王妃、ウィリアム皇太子が、英ポーツマスで開催された「D-デイ」の追悼式典に出席した。国王と王妃は、ノルマンディー上陸作戦に参加した元兵士の話を聞いた際、涙ぐむ場面もあったという。壇上では国王がスピーチを行い、戦争のために自らの命を捧げた人々に対する敬意を述べた。

現地時間5日、英仏で2日間にわたる「D-デイ(D-Day)」の80周年記念式典が開幕した。

「D-デイ」とは、戦略上重要な攻撃や作戦開始日時を表す軍事用語だ。歴史上最も有名な「D-デイ」は、第二次世界大戦中の1944年6月6日に連合軍がノルマンディーに上陸し、ナチス・ドイツ占領下の北西ヨーロッパに侵攻した「ノルマンディー上陸作戦」だ。

5日には、ノルマンディー上陸作戦の出発点の一つである英ポーツマスのサウスシーコモンで、「D-デイ」の追悼式典が開催された。

式典にはチャールズ国王、カミラ王妃、ウィリアム皇太子が出席したほか、ゲストには「D-デイ」に参加した退役軍人をはじめ、軍隊関係者や地元の小学生などが招かれた。

特設ステージで行われた記念式典は、フライパスト(追悼飛行)で幕を開けた。そして司会を務める女優ヘレン・ミレンがステージに立つと、「D-デイ」の歴史や人々への影響についてなどを伝えた。



式典では、ノルマンディー上陸作戦に参加した英海軍の元兵士エリック・ベイトマンさんが、仏ユタ・ビーチでの体験を回想する場面があった。

英海軍のモニター艦「HMSエレバス」に乗船していたエリックさんは、侵攻する際に非常に多くのボートがあったため「英仏海峡を歩いて渡ることができた」と語った。

しかしエリックさんと一緒に海峡を渡ろうとした人々は、フランスにたどり着くことができなかったそうで、「私の親愛なるフレッドを含め、非常に多くの男女が私と一緒に参加しました。しかし残念なことに、上手くいきませんでした」と悲劇を伝えた。

この話を聞いたチャールズ国王夫妻は心を痛めたようで、現地メディアが掲載した写真では、国王が指で目元を押さえる様子や、隣に座るカミラ王妃が目に涙を浮かべる姿が写っている。



その後、国王が王妃に付き添われてステージに上がると、会場はスタンディングオベーションが起きた。

そしてウィリアム皇太子が壇上に立ち、「D-デイ」に参加したアラステア・バナーマン大佐が上陸作戦の朝、妻宛てに記した日記の一部を朗読した。



次に国王が壇上に現れ、集まった人々に向けてこのように語りかけた。

「今日、そして我々の人生を通して聞いた勇気と回復力、連帯感の物語は、我々を感動させて鼓舞すると同時に、我々が戦時中の偉大な世代に負っているものを思い出させてくれます。」

「その証言を聞くことができるのは我々にとって光栄なことですが、その役割は単に受け身であるだけではありません。我々と未来の世代が、彼らの奉仕と専制を自由に置き換えるための犠牲を忘れないようにすることが我々の義務です。」

「あの危険な任務に参加した人々の卓越した勇気、奉仕、犠牲を称え続けることは、我々の厳粛な義務です。」

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画像は『The Royal Family Instagram「Today in Portsmouth, The King, The Queen and The Prince of Wales joined veterans, Heads of State,」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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