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【イタすぎるセレブ達】チャールズ国王夫妻、仏ノルマンディーで「D-デイ」80周年追悼式典に出席 マクロン大統領夫妻と対面

TechinsightJapan 2024年6月7日 9時53分

チャールズ国王とカミラ王妃がフランスのノルマンディー地方を公式訪問し、「D-デイ」の80周年追悼式典に出席した。現地に到着した国王夫妻は、エマニュエル・マクロン仏大統領夫妻から温かな歓迎を受けた。その後、国王は招待された退役軍人らの前でスピーチを行い、80年前に命を懸けて戦った人々への敬意を表した。

チャールズ国王とカミラ王妃が現地時間6日午前、仏ノルマンディー地方のヴィエルヴィル=シュル=メールを訪れ、英国ノルマンディー記念碑前で行われた「D-デイ」の80周年記念式典に出席した。

「D-デイ」とは、第二次世界大戦中の1944年6月6日、連合軍によるナチス・ドイツ占領下の北西ヨーロッパへの侵攻作戦「ノルマンディー上陸作戦(コードネーム:オーバーロード作戦)」の決行日のことだ。

作戦初日となる80年前の6月6日には、約16万人の連合軍兵士がドイツ占領下のノルマンディー海岸の5つの区間に上陸。1万人近くの兵士が死傷した。歴史上最大規模の水陸両用侵攻作戦であり、第二次世界大戦におけるナチス敗北の決定的な転換点となった。

作戦決行日から80周年を記念し、英仏で2日間にわたる追悼式典が開催された。5日にはノルマンディー上陸作戦の出発点の一つである英ポーツマスのサウスシーコモンで追悼式典が行われ、チャールズ国王夫妻とウィリアム皇太子が出席した。

翌日、国王夫妻は英仏海峡を渡り、仏ノルマンディーでの追悼式典に出席した。国王が海外を公式訪問するのは2月にがんを公表して以来、初めてのことだ。



記念碑前に到着した国王夫妻は、エマニュエル・マクロン仏大統領とブリジット夫人から歓迎を受けた。4人は握手をして挨拶を交わすと、記念碑に追悼の花輪を献上した。



式典では退役軍人がスピーチを行い、当時の話を聞いたチャールズ国王とカミラ王妃が涙をぬぐう場面も見られた。

その後、国王が壇上に立ち、80年前に従軍した人々に向けて「我々は、あの重要な時期に従軍したすべての人々を偲ぶとともに、最も深い感謝の念を抱いています」と述べ、こう続けた。

「英国をはじめとする連合国の男女の世代は、その試練に直面する瞬間が来ても決してひるまなかった。これは我々と全ての自由な国々にとって、なんと幸運なことであっただろう。」



そして自らの命を捧げて闘う決意をした人々を、こう称えた。

「ノルマンディーの浜辺で、彼方の海で、そして頭上の空で。わが軍隊は、戦時中の傑出した世代に特徴的な資質である、謙虚な覚悟と決意により、任務を遂行したのです。」

その後、上空では英空軍によるフライパスト(追悼飛行)が行われ、式典の幕が閉じられた。

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画像は『The Royal Family Instagram「At the British Normandy Memorial in Ver-sur-Mer,」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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