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【海外発!Breaking News】期限切れのニキビ治療クリームで顔に熱傷した女性、その後の“NG行為”で感染症に(米)<動画あり>

TechinsightJapan 2024年6月12日 21時36分

期限切れのスキンケアクリームを顔に塗った女性が化学熱傷を負い、その後の“NG行為”によって細菌感染症を起こしたことをSNSに告白して大きな注目を集めた。いったい何がいけなかったのか…。アメリカの人気形成外科医が女性の動画に反応したことを、米ニュースメディア『New York Post』などが取り上げている。

TikTokのフォロワー数2030万人というステファニー・マルガルッチさん(Stephanie Margarucci、26)が3月下旬、SNSに「人生でこんなに泣いたのは初めてよ」と1本の動画を投稿したところ、これまでの再生回数が3260万回を超えた。

アメリカ在住のステファニーさんは動画の中で、期限切れのニキビ治療クリーム(アクネ・ダークスポット・トリートメント)を顔全体に塗ったことで熱傷を負い、クリームを洗い流したことを説明。腫れ上がった顔を披露した。

ただその後の行動が、症状を悪化させてしまったようで、傷ついて真っ赤になった皮膚にフェイススチーマーで蒸気をあてたことを告白。カメラはひどい炎症を起こし、カサブタができた顔を映し出した。

さらにステファニーさんは、尋常でない痛みに襲われていたにもかかわらず病院には4日後まで行かなかったそうで、「細菌感染症と診断を受けた」と明かした。

そして「スキンケア製品やメイクアップ製品の期限は定期的にチェックしよう!」と注意喚起し、精神的にひどく打ちのめされ、外出ができず鏡を見ることさえできないことも記していた。ただニキビ治療クリームのブランド名は伏せ、「これは自分が1000%悪い。私は今もこのブランドが大好きなのよ」と語っていた。

なおこの動画は、アメリカの形成外科医アンソニー・ヤン氏(Anthony Youn)の目に留まり、同医師は今月1日にステファニーさんがやってしまった“NG行為”について、自身のTikTokで説明した。



ヤン医師は、動画に「これだから期限切れのスキンケア製品を顔につけるのは止めるべき」と言葉を添え、コメント欄ではこう指摘している。

「期限が切れた製品は化学組成が変化したり、細菌が増殖して蓄積されることがある。この2つが彼女の皮膚の反応につながった可能性がある。」



また化学熱傷を起こして硬く、厚くなった皮膚を4日間も放置したことも症状がひどくなった一因とし、「細菌が血流に入ってしまう可能性もあったが、幸いなことに彼女は回復した。そうして今ではとても素敵になった」と述べていた。



ちなみに6月上旬のステファニーさんの投稿を見ると、顔には熱傷のあとがうっすらと残っているものの、皮膚はスムーズでずいぶん良くなっているようで、このニュースには次のようなコメントが寄せられた。

「この動画を見て、これから5年前のフェイスクリームを捨てるところよ。」
「化学熱傷は恐ろしいわ。」
「なぜ4日も待ったの? あなたは本当にラッキーだったわね。」
「クリームは顔全体ではなく、ニキビの上だけに塗るものなのでは?」
「よく痛みに耐えたわね。」
「熱傷をしたのはクリームのせいかもしれないけど、感染症に罹ったのは傷がある顔にスチームをあてたから。次はもっと早く病院に行くべきね。」



同様の事故は2022年にも起きており、アメリカ在住の女性が期限切れの日焼け止めを塗った結果、酷い熱傷を負ってしまったことをTikTokで報告し、注目を集めていた。

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画像は『BeastEater TikTok「I never cried this much in my LIFE」「I can die happy」』『Doctor Youn TikTok「Why you shouldn’t apply expired skin care products on your face!」』より
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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