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【海外発!Breaking News】リゾートホテルでジャグジーを楽しもうとした夫婦 バスタブに足を入れた夫が感電死(メキシコ)

TechinsightJapan 2024年6月22日 13時54分

今月11日、メキシコのリゾートホテルを訪れていた男性が、ジャグジー付きのバスタブで感電死した。妻と一緒に夕日を眺めながらジャグジーを楽しむため、男性が湯の中に足を入れた瞬間、漏電していたために感電したという。妻や周囲にいた宿泊客がすぐに救出しようとしたが次々に感電してしまい、最終的に男性を引き上げることができたが、既に亡くなっていた。英ニュースメディア『Metro』などが伝えた。

米テキサス州在住のホルヘ・ギレンさん(Jorge Guillen、43)と妻リゼット・ザンブラノさん(Lizzette Zambrano、35)は今月11日、メキシコのソノラ州プエルト・ペニャスコにあるリゾートホテル「Sonoran Sea Resort」を訪れた。

午後8時半、夕日を眺めながらジャグジー付きのバスタブに浸かろうと、2人は屋外にあるバスタブへ向かった。ところがそのバスタブは漏電しており、気付かないままお湯の中へ足を入れたホルヘさんが感電し、そのままバスタブの中に落ちてしまった。

すぐにホルヘさんを助けようとしたリゼットさんだったが、自身も感電し、お湯の中に沈んでしまった。近くにいた宿泊客が事態に気付き、リゼットさんをすぐに引き上げることができた。ホルヘさんも救出しようとしたが、そばにあった金属の棒などを使ったために複数人が感電してしまい、救出は難航した。

ジャグジーの周囲には人だかりができ、救急車を要請したり、感電した人に心肺蘇生を施すなど、現場は騒然としていた。

ホテルのスタッフにも事態が伝えられたが、駆けつけたのはホルヘさんが感電してから10分後のことだった。駆けつけたマネージャーがホルヘさんを水中から引き上げたが、ホルヘさんは既に亡くなっていた。リゼットさんはヘリコプターで米アリゾナ州フェニックスの病院に搬送され、3日後に退院したと報じられている。



リゼットさんは今回の事故を受け、「ホテルは電気系統の故障について認識していたはずであり、危険性について宿泊客に警告する標識を設置するべきだった」とホテルの過失を指摘し、100万ドル(約1億5770万円)の賠償金を求める訴訟を起こした。

訴訟を請け負うことになった「PMR法律事務所(PMR LAW)」の弁護士テジ・パランジペ氏(Tej Paranjpe)は、「ホテルには、宿泊客の安全を確保する義務があります。スタッフはジャグジーの装置を緊急遮断(シャットダウン)させることも考えず、事前に故障した危険な設備について宿泊客に警告することさえしませんでした」と述べた。

現在、ソノラ州の警察により詳しい捜査が行われており、証拠を残すため、ホテル側には修理をしないよう求めている。

ちなみに今年4月には米オクラホマ州で、ネックレスがプラグに触れて感電してしまい、16歳青年が首に重度の火傷を負った。首回りの酷い火傷の痕に、衝撃を受ける声が相次いでいた。

画像は『Metro 「Wife sues for $1,000,000 after husband died by electrocution in hotel hot tub」(Picture: @bcsk_sanjeev)(Picture: GoFundMe)』『New York Post 「Crucifix necklace shocks teen nearly to death in freak accident」』『FOX 2 Detroit 「Life-saving rescue of electrocuted boy by Warren police officers: ‘I gotta get him’」』『中時新聞網 「彰化火車站 婦人觸高壓電命危」(謝瓊雲攝)』より
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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