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【海外発!Breaking News】亡くなった相棒犬の写真を見た猫、驚きの行動に飼い主が号泣(伊)<動画あり>

TechinsightJapan 2024年7月1日 17時33分

大好きだった相棒犬を亡くし、意気消沈していた猫はある日、壁に犬の写真が飾られているのに気づいて驚きの行動に出た。飼い主が号泣したという当時の猫の姿はTikTokに投稿されて反響を呼び、動物専門ネットサイト『The Dodo』が伝えて話題となっている。

イタリアのトリノに住むアシア・クトリーノさん(Asya Cutrino)の自宅の壁には、12歳で亡くなった雌犬“クレオ(Cleo)”の写真が飾ってある。

クレオはラブラドール・レトリバーとグレイハウンドのミックスで、11歳になると口周りの被毛が白くなり動きもゆっくりになった。そして病気になり、その1週間後に息を引き取ったという。



アシアさんや家族はクレオの死後、深い悲しみや喪失感に襲われてなかなか立ち直ることができず、クレオと一緒に飼っていた猫“グルート(Groot)”も玄関に座り、相棒の帰りをジッと待つようなったそうだ。

「グルートはひどく落ち込み、魂の片割れを亡くしてしまったかのようになってしまったの」と当時のことを語るアシアさん。そこで自分や家族だけでなく、グルートのためにも「クレオの笑顔をいつでも思い出すことができれば」と、壁に大好きだった愛犬の写真を飾ることにしたという。

実はアシアさんがグルートを迎え入れたのはクレオが亡くなる10か月前のことで、クレオは当初、やんちゃで元気すぎる子猫を警戒していた。ところが次第にお茶目で愛らしいグルートに心を許すようになり、2匹の間には固い絆が生まれたそうだ。



アシアさんは「グルートが何よりも好きだったのは、年老いた相棒犬に前足でトントンしたり、上に飛び乗ったりすることだった。そしてクレオはというと、そんなグルートを喜んで受け入れたのよ」と明かし、こう続けた。

「グルートはゆっくりペースのクレオに、安らぎと心地よさを感じていたのでしょうね。2匹は種の違いを超え、仲良く寄り添い合っていたものよ。」

ところが幸せは続かず、クレオは病に倒れるとあっという間に逝ってしまい、アシアさんは壁に写真を飾ることを思いついたのだ。



そしてクレオの写真に初めて気づいたグルートは、アシアさんらが見ている前で思いがけない行動に出た。壁の前で立ち止まったグルートは、テーブルの上からそっと前足を伸ばし、写真のクレオの顔を優しくトントン撫で始めたのだ。



アシアさんらはそんなグルートの姿をそっと見守りカメラに収めていたそうで、TikTokに動画を編集して投稿したところ、約2週間の再生回数が2760万回を超えた。動画には「とても寂しい」と言葉が添えられており、アシアさんはのちに「実はグルートのあの姿を見た時は、私も家族も大号泣だったの」と述べていた。



なおアシアさんは、クレオがいつ亡くなったのかについては言及していないものの、「今はほろ苦い思い出として受けとめることができるようになったの。それに最近、新しい猫を飼い始めたのよ」と明かし、近況についてこう述べた。

「グルートはクレオのことをちゃんと覚えていて、今でも時々、クレオの写真の前で立ち止まるの。それに昔のビデオを鑑賞中にクレオが吠えるシーンがあると、グルートがそばに来てクレオを探し出すのよ。」

「新しい猫は、私たちにたくさんの幸せをもたらしてくれた。でも私は、今でもクレオの魂がそばにいると感じるの。クレオは常に、私たちだけでなくグルートの心の中で生き続けるわ。」



ちなみにメキシコでも今年2月、数週間前に亡くなったおばあちゃんの写真を見つめる飼い犬の姿が捉えられ、多くの人の涙を誘った。おばあちゃんと犬との間には特別な絆があったという。



画像は『Asya Cutrino TikTok「manca tanto anche a me..」』『The Dodo 「Cat’s Reaction To Photo Of Dog Leaves Family In Tears」(ASYA CUTRINO)』より
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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