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【海外発!Breaking News】「まるで恐竜!」釣り上げられた体重500キロ超のサメ、お腹に20匹以上の子ザメも(米)<動画あり>

TechinsightJapan 2024年6月29日 13時32分

米フロリダ州南部ポンパノビーチ近くの海で今月下旬、釣り上げられた巨大なシュモクザメが話題となっている。木づち(撞木)形の頭をしたシュモクザメは大きいもので体重が450キロほどと言われるが、捕獲した個体は体重500キロを超え、妊娠していたという。米フロリダ州のニュースメディア『SNN News』などが伝えた。

今月4週目の週末、 ボブ・タカクスさん(Bob Takacs)が体長約4.7メートル(15.5フィート)、体重544キロ(1200ポンド)の巨大なシュモクザメを釣り上げた。

ボブさんは2週間後に結婚式を控えており、「独身最後の思い出を作ろう」と男友達と一緒にバチェラー旅行で船釣りを楽しんでいたそうで、サメ釣り専門の船会社「マーク・ザ・シャーク(Mark The Shark)」を利用したという。

ボブさんは「実はあの日の目標は、シュモクザメを釣り上げることだったんだ。でもまさか本当に釣れるとは思ってもいなかったよ」と興奮気味に語り、マーク・ザ・シャークのオーナーも「彼は夢の魚を釣るために我々の船に乗り、そして実際に夢を叶えたんだ!」と誇らしそうに述べていた。

オーナーの男性によると、ボブさんが釣り上げたシュモクザメはここ数年で最も大きな個体だったそうで、サメ肉はホームレスに寄付されるという。

なおこのシュモクザメは港に到着後、お腹に20匹以上の赤ちゃんがいたことが判明し、英ニュースメディア『NeedToKnow.co.uk』では、船着き場に死んだ子ザメを並べた写真を公開している。



さらに「マーク・ザ・シャーク」は、ボブさんが実際にサメを釣り上げる様子を捉えた動画などもSNSに投稿しており、「まるで恐竜だね」「あんなサメを釣り上げるなんて、船が小さかったのでは?」「これは凄い」といった感想が寄せられた。

しかしその一方で、「これは違法ではないの?」「保護種では?」「シュモクザメの中でも最大のヒラシュモクザメ(Great Hammerhead shark)は国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストで絶滅危惧種。でもアメリカ海洋大気庁(NOAA)のカテゴリーでは絶滅危惧種には指定されていないんだ」「赤ちゃんがいるサメを殺すなんて。なんて残酷なの」「シュモクザメは人を攻撃しない。問題なのはオオメジロザメだ」「なぜサメを釣るの?」といった非難の声もあがっていた。



ちなみに米アラバマ州のビーチでは昨年、体長4メートルを超えるヒラシュモクザメの死骸の中から40匹の子ザメが発見されていた。またメキシコ湾でマグロを追っていた漁師の男性は昨年、海面近くに浮上した魚の群れ“ナブラ”を目撃。船で向かったところ、数百匹のサメに囲まれたという。



画像は『Mark The Shark Instagram「Guess how big ???」』『NeedToKnow.co.uk 「Groom-to-be reels in giant PREGNANT shark during bachelor party - pulling out over 20 babies from stomach」(Picture: Jam Press)』より
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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