南アフリカのハイキングコースを散策していた女性が最近、キリンに近づいて挑発し、足蹴りを食らってノックダウンされた。当時の動画は17日、TikTokに投稿されて物議を醸し、米ニュースメディア『New York Post』などが伝えて拡散している。
ハウテン州ウェストランドに位置する「クレイドル・ムーン・レイクサイド・ゲーム・ロッジ、以下クレイドル・ムーン」は、南アフリカ最大の都市ヨハネスブルグから約40キロと立地がよく、日帰りでも十分楽しめる施設として人気がある。広大な敷地ではカヌーやサファリ、ハイキングなど様々なアクティビティが楽しめるそうで、キリンやシマウマ、インパラなどに遭遇することも珍しくないという。
そんなクレイドル・ムーンのハイキングコースで今月中旬、ムシーワ・シークワリーさん(Musiiwa Sikhwari)が思わぬハプニングに遭遇。友人が撮影した動画をTikTokに投稿すると、大きな反響があった。
動画では、ムシーワさんがキリンの左隣に立ち、自分の背丈の2倍以上ある個体を観察しているのが見て取れる。その距離は約2メートルといったところだが、ムシーワさんはキリンの行く手に立って手を広げてみせるなど挑発し、そばを離れようとしない。
一方で背後では、カメラマンの友人が大声で叫んでおり、キリンはその後、ゆっくりとムシーワさんに近づくと、長い脚を伸ばして一蹴り。ムシーワさんを一瞬で押し倒したのだった。
すると友人も慌てたのだろう、大声で叫び出すと映像が乱れ始め、その場から移動するのが分かるのだった。
なおこの動画には「いつか私たちは、コンテンツが原因で死ぬだろう」と言葉が添えられ、ムシーワさんは「キリンは私の肩を撫でたのよ。それで倒れてしまったわけだけど、怪我はなかったわ」と説明した。
そして視聴者からは、次のようなコメントが寄せられた。
「キリンは『あなた、どきなさい』と言いたかったのよ。」
「あなたがキリンをイラつかせたのよ。」
「キリンに蹴られるなんて、なんてことなの!」
「キリンにいったい、なんて言ったの?」
「キリンを挑発するからこんなことになるのよ。」
「近づきすぎでしょう。」
「キリンに足蹴りされるのがどれだけ危険なことか知っているの?」
「足蹴りで、頭蓋骨を骨折していた可能性もあった。」
「キリンの足蹴りが強烈ではなくてラッキーだったわ。強く蹴られていたら命を落としていたわよ。」
「なんて愚かなの。」
「笑っちゃいけないのだろうけど、笑ってしまった。」
「とにかく無事で良かったよ。」
オンライン版『ナショナルジオグラフィック』によると、成体のキリンは脚だけでも約1.8メートルあり、体重は雌で700キロ超、雄では1トンを超える個体もいるそうで、ムシーワさんは「考えてみたら、キリンにとって私はうっとうしい存在だったわよね」と反省の言葉を残した。そして「あの時は恐怖と笑いが入り混じった複雑な感情だった」と明かし、「もう二度とあんなことはしないわ」と誓ったのだった。
ちなみに自然公園などでのハイカーや観光客のマナー違反はたびたび報告されており、米イエローストーン国立公園では昨年、バイソンのすぐそばで撮影する女性の姿が捉えられ、怒りの声があがっていた。
画像は『musiiwaconneth TikTok「One day we will die due to content」』『New York Post YouTube「WATCH: Woman gets a little too close to giraffe in South Africa」』より
(TechinsightJapan編集部 A.C.)
ハウテン州ウェストランドに位置する「クレイドル・ムーン・レイクサイド・ゲーム・ロッジ、以下クレイドル・ムーン」は、南アフリカ最大の都市ヨハネスブルグから約40キロと立地がよく、日帰りでも十分楽しめる施設として人気がある。広大な敷地ではカヌーやサファリ、ハイキングなど様々なアクティビティが楽しめるそうで、キリンやシマウマ、インパラなどに遭遇することも珍しくないという。
そんなクレイドル・ムーンのハイキングコースで今月中旬、ムシーワ・シークワリーさん(Musiiwa Sikhwari)が思わぬハプニングに遭遇。友人が撮影した動画をTikTokに投稿すると、大きな反響があった。
動画では、ムシーワさんがキリンの左隣に立ち、自分の背丈の2倍以上ある個体を観察しているのが見て取れる。その距離は約2メートルといったところだが、ムシーワさんはキリンの行く手に立って手を広げてみせるなど挑発し、そばを離れようとしない。
一方で背後では、カメラマンの友人が大声で叫んでおり、キリンはその後、ゆっくりとムシーワさんに近づくと、長い脚を伸ばして一蹴り。ムシーワさんを一瞬で押し倒したのだった。
すると友人も慌てたのだろう、大声で叫び出すと映像が乱れ始め、その場から移動するのが分かるのだった。
なおこの動画には「いつか私たちは、コンテンツが原因で死ぬだろう」と言葉が添えられ、ムシーワさんは「キリンは私の肩を撫でたのよ。それで倒れてしまったわけだけど、怪我はなかったわ」と説明した。
そして視聴者からは、次のようなコメントが寄せられた。
「キリンは『あなた、どきなさい』と言いたかったのよ。」
「あなたがキリンをイラつかせたのよ。」
「キリンに蹴られるなんて、なんてことなの!」
「キリンにいったい、なんて言ったの?」
「キリンを挑発するからこんなことになるのよ。」
「近づきすぎでしょう。」
「キリンに足蹴りされるのがどれだけ危険なことか知っているの?」
「足蹴りで、頭蓋骨を骨折していた可能性もあった。」
「キリンの足蹴りが強烈ではなくてラッキーだったわ。強く蹴られていたら命を落としていたわよ。」
「なんて愚かなの。」
「笑っちゃいけないのだろうけど、笑ってしまった。」
「とにかく無事で良かったよ。」
オンライン版『ナショナルジオグラフィック』によると、成体のキリンは脚だけでも約1.8メートルあり、体重は雌で700キロ超、雄では1トンを超える個体もいるそうで、ムシーワさんは「考えてみたら、キリンにとって私はうっとうしい存在だったわよね」と反省の言葉を残した。そして「あの時は恐怖と笑いが入り混じった複雑な感情だった」と明かし、「もう二度とあんなことはしないわ」と誓ったのだった。
ちなみに自然公園などでのハイカーや観光客のマナー違反はたびたび報告されており、米イエローストーン国立公園では昨年、バイソンのすぐそばで撮影する女性の姿が捉えられ、怒りの声があがっていた。
画像は『musiiwaconneth TikTok「One day we will die due to content」』『New York Post YouTube「WATCH: Woman gets a little too close to giraffe in South Africa」』より
(TechinsightJapan編集部 A.C.)