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【海外発!Breaking News】水上アトラクションで円形ボートが停止 一部乗客はずぶ濡れで脱出(米)<動画あり>

TechinsightJapan 2024年7月1日 12時15分

米テキサス州のテーマパークで6月23日、水上アトラクションにあるボート型の乗り物が不具合により停止した。当時の様子を捉えた動画には、乗り物から近くの足場へ移動しようと、数名がジャンプする様子が映っていた。自ら水に飛び込んだ少年が流されかける場面もあり、目撃者から悲鳴があがったという。米ニュースメディア『People.com』などが伝えた。

アクシデントが発生したのは、米テキサス州アーリントンのテーマパーク「シックスフラッグス・オーバー・テキサス(Six Flags Over Texas)」にあるアトラクション「ローリング・ラピッズ(Roaring Rapids)」だ。

ローリング・ラピッズは、円形のボートに向かい合うようにして最大12人が乗り込み、急流を下る。6月23日、同アトラクションは多数の乗客を乗せて稼働していたが、コースの一部でボートが詰まってしまい、流れてきた複数のボートが立ち往生する事態となった。

当時の様子は、TikTokユーザーのジェフ・アーソンさん(Jeff Erson)が投稿しており、そこには水が勢いよく流れる中、4台のボートが先に進めず立ち往生している様子が映っている。

画面左のコース途中にあるデッキのような場所に、青い作業着姿の係員が対応している。係員は案内があるまでボートで待機するように伝えたと言い、乗客たちはパニックにならず落ち着いていた。しばらくすると、5台目のボートが流れてきて、コースは大渋滞となった。別の係員も現れ、何かを指示をしている様子も確認できる。

その後、場面が切り替わるとボートからデッキに移動しようとする数人の姿が映った。水流は先ほどとは逆向きになっており、ボートは次第にデッキから離れていく。それでもデッキに移動しようとジャンプした人もいたが、デッキに届かず胸の下まで水に浸かってしまった人もおり、周囲で見守っていた人々から悲鳴があがった。



そして、ジャンプしてボートから脱出した人の真似をして、1人の少年が自ら水の中に飛び込んだ。ところが水流はデッキの方と逆向きに流れており、少年は反対方向へ流され始めてしまった。少年は必死に泳いでいるがデッキにたどり着けず、見守っていた人々が「子どもを掴んで!」と叫ぶと、近くにいた男性がすぐに気付いて腕を掴み、事なきを得た。

ボートからジャンプした数人は靴が流されたり、ずぶ濡れになりながらもデッキに登ることができ、ボートに残った人々は流れに沿って反対方向へ進んでいった。

同テーマパークは、今回のアクシデントについて「ボートに残っていた人も安全にボートから降りることができ、ケガ人はいませんでした」とコメントしている。

一歩間違えれば誰かが溺れていたかもしれないこのアクシデントを捉えた動画には、「なんで飛び降りたんだろう」「子どもが流されそうになった時、私も叫んじゃった」「このタイプのアトラクションで恐ろしい話をたくさん聞いたことがあるから、二度と乗りたくない」といった声が寄せられた。

ちなみに昨年7月には米ニューヨーク州の遊園地で、回転式アトラクションが高速で逆回転し10分間停止できず、乗客がパニックに陥っていた。



画像は『Jeff Erson TikTok「Rough day at @Six Flags today.」』より
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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