高いお金を支払って娘の1歳の誕生日ケーキを注文した女性は、完成品を一目見て激怒した。そしてTikTokに実際のケーキの動画を投稿したところ、「パティシエに非はない」「あなたの指示に忠実に従っただけ」「笑いが止まらない」「面白い」といった様々なコメントが寄せられた。いったい何が起きたのか…。米ニュースメディア『Newsweek』が伝えた。
イギリス在住のケイシー・ストークスさん(Casie Stokes)は先月、1歳になる娘ノヴァちゃん(Nova)の誕生日ケーキを「ケーキ・ボックス(Cake Box)」というケーキのチェーン店で注文した。
ケーキ・ボックスは卵を使っていないケーキ店として2008年にオープンし、今ではイギリスに230以上の店舗があるそうで、ケイシーさんは娘の初めての誕生日ケーキとあって奮発し、50ポンド(約1万円)を支払った。
注文したのは白がベースの正方形のシンプルなケーキで、アクセントには可愛らしいピンク色のクリームが使われており、ケイシーさんは注文票のコメント欄に、“ケーキ表面に入れる文字”についてこうメモを残したという。
「スイート・ワン! 1(1の隣にハート)/ Sweet one! 1(a heart next to 1)」
そうして後日、ケイシーさんのパートナーが店にケーキを取りにいき、箱の中のケーキをチラリと見ただけで、店員に「それで大丈夫」と伝えて帰宅した。パートナーは当時、ケーキ表面の文字については全く聞いておらず、特に注意を払わなかったという。
しかしながらパートナーが持ち帰った完成品を見たケイシーさんは、すぐ“ある間違い”に気付いた。
実はケーキの表面に並んでいたのは、「Sweet one! 1(a heart next to 1)」とケイシーさんが紙に書いたままの言葉で、ケイシーさんがイメージしていた“ハートマーク”はどこにも描かれていなかったのだ。
あまりのお粗末さに怒りを覚えたケイシーさんはその後、TikTokで事の成り行きを説明し、「なぜ私が言いたいことが理解できないの!」と激怒し、「どうしたらいいのか分からない」と落ち込んだ様子で述べていた。ただ最後には、自分なりの解決法を見つけたことを明かし、「1の隣にハート」の文字上にイチゴとブルーベリーをのせたケーキを披露した。
するとこの動画には、次のような感想が寄せられた。
「彼らはちっとも悪くない。あなたの指示通り書いただけ。ハートの絵文字を添えるべきだったね。」
「文字を書く人は何も考えていないってこと。ただ見たままを書いただけ。それも急いで仕上げたのでしょうね。」
「彼らは読心術者ではないからね。」
「あなたの指示に忠実に従っただけよ。」
「これだから私は必ず、店を出る前に間違いがないか確認するの。」
「私はこのケーキを面白いと思ったわ。あなたには悪いけど、笑いが止まらない。」
「これはあなたが注文したケーキより、10倍面白いと思うけど?」
「とても美しいケーキだわ。こんなことは笑い飛ばして、幼い娘の誕生日を楽しむべき。彼女が大きくなったらきっと、『これは面白い』と思うに違いないわよ。」
「イチゴとブルーベリーをのせているけど、全くセンスがないわ。」
なおこれらの反応に対し、ケイシーさんは「それでもケーキはとても美味しかったわよ」と明かして、こうコメントした。
「常識を持ち合わせている人ならば分かると思うのよ。でもパートナーにケーキを取りに行ってもらったのは間違いだった。これは教訓ね。それに、私がケーキの上にのせたイチゴがかえって見栄えを悪くしているのは十分承知している。だからこれ以上、そのことについては言わないで!」
実はケイシーさんがこのケーキを注文した「ケーキ・ボックス」は、TikTokの動画を見てすぐに新しいケーキを送ってくれたそうで、ケイシーさんはフォローアップ動画で「2度目はハートなしでお願いしたわ」と述べ、同店のサービスを称えていた。
ちなみに同様のケースは今年4月にアメリカでも起きており、ある女性がウォルマートで購入した誕生日ケーキの表面には「文字は小さく、筆記体で、真ん中に」という文字が所狭しと並んでいた。
画像は『Casie & Nova TikTok「HOW MUCH MONEY I MADE FROM THIS VIDEO」「PLEASE TELL ME WHY YOU WOULDNT SEE WHAT I WROTE AND UNDERSTAND WHAT I MENT」「Replying to @ thankyou @Cake Box for sending me another cake so quickly too!!!」』より
(TechinsightJapan編集部 A.C.)
イギリス在住のケイシー・ストークスさん(Casie Stokes)は先月、1歳になる娘ノヴァちゃん(Nova)の誕生日ケーキを「ケーキ・ボックス(Cake Box)」というケーキのチェーン店で注文した。
ケーキ・ボックスは卵を使っていないケーキ店として2008年にオープンし、今ではイギリスに230以上の店舗があるそうで、ケイシーさんは娘の初めての誕生日ケーキとあって奮発し、50ポンド(約1万円)を支払った。
注文したのは白がベースの正方形のシンプルなケーキで、アクセントには可愛らしいピンク色のクリームが使われており、ケイシーさんは注文票のコメント欄に、“ケーキ表面に入れる文字”についてこうメモを残したという。
「スイート・ワン! 1(1の隣にハート)/ Sweet one! 1(a heart next to 1)」
そうして後日、ケイシーさんのパートナーが店にケーキを取りにいき、箱の中のケーキをチラリと見ただけで、店員に「それで大丈夫」と伝えて帰宅した。パートナーは当時、ケーキ表面の文字については全く聞いておらず、特に注意を払わなかったという。
しかしながらパートナーが持ち帰った完成品を見たケイシーさんは、すぐ“ある間違い”に気付いた。
実はケーキの表面に並んでいたのは、「Sweet one! 1(a heart next to 1)」とケイシーさんが紙に書いたままの言葉で、ケイシーさんがイメージしていた“ハートマーク”はどこにも描かれていなかったのだ。
あまりのお粗末さに怒りを覚えたケイシーさんはその後、TikTokで事の成り行きを説明し、「なぜ私が言いたいことが理解できないの!」と激怒し、「どうしたらいいのか分からない」と落ち込んだ様子で述べていた。ただ最後には、自分なりの解決法を見つけたことを明かし、「1の隣にハート」の文字上にイチゴとブルーベリーをのせたケーキを披露した。
するとこの動画には、次のような感想が寄せられた。
「彼らはちっとも悪くない。あなたの指示通り書いただけ。ハートの絵文字を添えるべきだったね。」
「文字を書く人は何も考えていないってこと。ただ見たままを書いただけ。それも急いで仕上げたのでしょうね。」
「彼らは読心術者ではないからね。」
「あなたの指示に忠実に従っただけよ。」
「これだから私は必ず、店を出る前に間違いがないか確認するの。」
「私はこのケーキを面白いと思ったわ。あなたには悪いけど、笑いが止まらない。」
「これはあなたが注文したケーキより、10倍面白いと思うけど?」
「とても美しいケーキだわ。こんなことは笑い飛ばして、幼い娘の誕生日を楽しむべき。彼女が大きくなったらきっと、『これは面白い』と思うに違いないわよ。」
「イチゴとブルーベリーをのせているけど、全くセンスがないわ。」
なおこれらの反応に対し、ケイシーさんは「それでもケーキはとても美味しかったわよ」と明かして、こうコメントした。
「常識を持ち合わせている人ならば分かると思うのよ。でもパートナーにケーキを取りに行ってもらったのは間違いだった。これは教訓ね。それに、私がケーキの上にのせたイチゴがかえって見栄えを悪くしているのは十分承知している。だからこれ以上、そのことについては言わないで!」
実はケイシーさんがこのケーキを注文した「ケーキ・ボックス」は、TikTokの動画を見てすぐに新しいケーキを送ってくれたそうで、ケイシーさんはフォローアップ動画で「2度目はハートなしでお願いしたわ」と述べ、同店のサービスを称えていた。
ちなみに同様のケースは今年4月にアメリカでも起きており、ある女性がウォルマートで購入した誕生日ケーキの表面には「文字は小さく、筆記体で、真ん中に」という文字が所狭しと並んでいた。
画像は『Casie & Nova TikTok「HOW MUCH MONEY I MADE FROM THIS VIDEO」「PLEASE TELL ME WHY YOU WOULDNT SEE WHAT I WROTE AND UNDERSTAND WHAT I MENT」「Replying to @ thankyou @Cake Box for sending me another cake so quickly too!!!」』より
(TechinsightJapan編集部 A.C.)