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【海外発!Breaking News】栄養失調の捨て犬、ゴールデン・レトリバーのフワフワな被毛に包まれ「幸せを感じているよう」(米)<動画あり>

TechinsightJapan 2024年7月7日 20時55分

生後3か月で捨てられた栄養失調の子犬が今月初めに保護され、ボランティアの家にやってきた。そこで子犬が最初に懐いたのはフワフワの被毛を持つゴールデン・レトリバーで、2匹が寄り添う温かい動画がTikTokで話題になっている。米ニュースメディア『Newsweek』が伝えた。

米ノースカロライナ州ローリーに住むケイティ・ベヴァックアさん(Katie Bevacqua、32)は、動物を一時的に預かるフォスターボランティアとして活躍し、自宅では4匹の保護犬を飼っている。

そんなケイティさんは今月初め、「クレートに入れて捨てられた子犬のきょうだいがいる」との連絡を受け、地元の動物シェルターに足を運んだ。

子犬たちは生後3か月で、保護されたのは全部で7匹だったそうだが、気温が30度を超える暑さの中、水や餌もない状態で数日放置され、1匹は息絶えてしまったという。そしてケイティさんが引き取ったのは、栄養失調で骨が浮き出ていた小さな雌犬“ルー(Roo)”で、当時のことをこのように振り返った。

「ルーを初めて見た時は、恐怖さえ感じたの。体重は1.8キロ(4ポンド)しかなく、かなり弱っていてね。歩くのもやっとで、引き取ったばかりの頃は寝てばかりいたの。」

「それから少量の餌と、被毛が再生し皮膚の傷が癒えるようにサプリメントも与え続けたわ。また脱水症の予防のために犬用の経口補水液も追加して、できる限り休息させ、お風呂にも入れたの。そうしてあの子はだんだんと、我が家が『安心できる場所』と分かったようなの。」



さらにケイティさんは、ルーが最初に懐いて頼りにしたのが、韓国から保護した雄のゴールデン・レトリバー“ダーウィン(Darwin、5)”だったことを明かし、次のように述べた。

「ルーはまず、ダーウィンの後追いを始めてね。ダーウィンは当初、どうしていいか分からなかったようだけど、ルーのほうが積極的で、ダーウィンのそばに寄り添っていたの。そしてついに、ダーウィンの心を掴んだのよ。」

「ただダーウィンは最初の頃、ルーが被毛の上に乗ろうとすると嫌がって唸り声を上げていた。でも次第にルーを受け入れ、私たちでさえも『ダーウィンがルーのお世話を楽しんでいる』と分かるようになったの…。ダーウィンはルーにとってセラピードッグのような存在なのよ!」



なおケイティさんは、ルーが完全に回復し、新しい家族が見つかるまではしっかりケアすることを約束し、ダーウィンとルーの微笑ましい動画をTikTokに投稿している。最近のルーはずいぶんとふっくらしてきたようで、ルーがフワフワの被毛のダーウィンに寄り添う動画は、3日間の再生回数が1800万回を超える反響を呼び、次のようなコメントが寄せられた。

「ルーをケアしてくれてありがとう。」
「この子を苦しませたのは一体誰なの! 話をしたいものだわ。」
「ルーは人生のなかで、初めて幸せを感じているのでしょうね。見ていて嬉しくなるわ。」
「ルーには柔らかい被毛と保護犬が必要だったのよ。ありがとう。ダーウィン!」
「ルーは素敵な世話犬のダーウィンといると安心できるのでしょうね。」
「ルーはどんどんぽっちゃりし、幸せそうになっていく。とても温かい気持ちになるわ。」
「ルーがダーウィンを100%信頼しているのがよく分かる。」
「あなたとダーウィンの助けで、この子が新しい人生のチャンスを掴んだことを嬉しく思うわ!」



ちなみに米ミズーリ州でも昨年、バス停に捨てられた犬が優しい男性によって救助され、愛情をいっぱい注いでくれる里親が見つかっていた。犬は当初、栄養失調で立つことさえできずにいたという。



画像は『kbevacqua TikTok「Darwin seems to just be a therapy dog at this point.」「Wow! A lot of people here and that means the world.」「Replying to @JustWatchinThatsAll」』より
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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