キャサリン皇太子妃(42)が、ウィンブルドン選手権の最終日に出席することが正式に発表された。大会主催者のパトロンを務める皇太子妃は、男子シングルス決勝で優勝した選手にトロフィーを贈呈する予定だ。皇太子妃はがんの治療中で王室公務を休んでいるが、6月にはチャールズ国王の公式誕生日祝賀祭に出席し、元気な姿を見せていた。今月初めには、ウィンブルドンの主催側が王室に対し、皇太子妃が出席する場合には「できる限り柔軟に対応する」と伝えたことが報じられた。
ケンジントン宮殿が13日(以下、現地時間)、ウィンブルドン選手権の最終日14日に開催される男子シングルス決勝にキャサリン皇太子妃が出席し、優勝者へトロフィーを贈呈すると発表した。
皇太子妃は、ウィンブルドン選手権を主催する「オール・イングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ(All England Lawn Tennis and Croquet Club、以下AELTC)」のパトロンであり、毎年の決勝ではテニスコートで優勝者にトロフィーを贈呈するのが恒例だ。
13日には女子シングルス決勝が行われたが、キャサリン皇太子妃は出席せず、代理として「AELTC」のデビー・ジェバンズ会長が、ジャスミン・パオリーニ選手(イタリア)を下して初優勝したバルボラ・クレイチコバ選手(チェコ)にトロフィーを贈呈した。
最終日14日に開催される男子シングルス決勝では、ノバク・ジョコビッチ選手(セルビア)とカルロス・アルカラス選手(スペイン)のどちらかに皇太子妃がトロフィーを手渡すことになる。
キャサリン皇太子妃は3月にがんの治療中であることを公表し、回復するまで王室公務を休んでいる。
6月14日には、ケンジントン宮殿の公式SNSが皇太子妃の最新ポートレートと著名入りの声明文を公開し、翌日に開催されるチャールズ国王の公式誕生日祝賀祭「トゥルーピング・ザ・カラー」に皇太子妃が出席すると伝えた。
皇太子妃は「私は順調に回復しています」と近況を知らせるとともに、「夏の間、いくつかの公務に参加したいと思っています。しかし同時に、私は今も完全に回復していないことを理解しています」と記していた。
翌15日には、皇太子妃がジョージ王子(10)、シャーロット王女(9)、ルイ王子(6)と馬車に乗ってパレードに参加後、バッキンガム宮殿のバルコニーに登場し、群衆に向けて笑顔で手を振った。
皇太子妃は1952年からパトロンを務めたエリザベス女王の後任として、2016年に「AELTC」のパトロンに就任して以来、毎年優勝した選手にトロフィーを贈呈している。
そのため今年も、皇太子妃が決勝戦に出席するか否かについて注目が集まっていた。
今月初め、ジェバンズ会長は英王室に対し、皇太子妃が決勝戦に出席する可能性がある場合には「可能な限り柔軟に対応する」と伝えたことを英メディア『Telegraph Sport』で報じられた。
今月6日には、皇太子妃がケンジントン宮殿の公式SNSを通し、引退前の最後のウィンブルドンとなったアンディ・マレー選手を称える声明を発表した。
キャサリン皇太子妃は幼い頃からテニスの大ファンであり、2011年にウィリアム王子(当時)と結婚して以来、ウィンブルドン選手権にはほぼ毎年訪れている。観戦を見送ったのは、長男ジョージ王子を妊娠中の2013年だけだった。
皇太子妃の実家の家族もウィンブルドンの常連で、今年の大会4日目と10日目には、皇太子妃の父マイケル・ミドルトンさんと母キャロル・ミドルトンさんが観戦に訪れた。
なお、キャサリン皇太子妃とウィリアム皇太子は13日、ケンジントン宮殿の公式SNSを通して、公務に復帰したアン王女を称えるメッセージを送った。
投稿では、障がい者乗馬協会のイベントに出席したアン王女の写真を共有し、「素晴らしい人! こんなに早く戻ってきてくれて本当に嬉しい」と記し、夫妻のイニシャルである“W”と“C”の署名を添えた。
アン王女は6月に頭部に軽傷を負い、脳しんとうを起こして救急搬送された。回復するまで入院し、王室公務はキャンセルまたは延期となっていた。
画像は『Wimbledon Instagram「A day to remember」「Carlos Alcaraz vs Novak Djokovic: The Sequel」』『The Prince and Princess of Wales Instagram』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)
ケンジントン宮殿が13日(以下、現地時間)、ウィンブルドン選手権の最終日14日に開催される男子シングルス決勝にキャサリン皇太子妃が出席し、優勝者へトロフィーを贈呈すると発表した。
皇太子妃は、ウィンブルドン選手権を主催する「オール・イングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ(All England Lawn Tennis and Croquet Club、以下AELTC)」のパトロンであり、毎年の決勝ではテニスコートで優勝者にトロフィーを贈呈するのが恒例だ。
13日には女子シングルス決勝が行われたが、キャサリン皇太子妃は出席せず、代理として「AELTC」のデビー・ジェバンズ会長が、ジャスミン・パオリーニ選手(イタリア)を下して初優勝したバルボラ・クレイチコバ選手(チェコ)にトロフィーを贈呈した。
最終日14日に開催される男子シングルス決勝では、ノバク・ジョコビッチ選手(セルビア)とカルロス・アルカラス選手(スペイン)のどちらかに皇太子妃がトロフィーを手渡すことになる。
キャサリン皇太子妃は3月にがんの治療中であることを公表し、回復するまで王室公務を休んでいる。
6月14日には、ケンジントン宮殿の公式SNSが皇太子妃の最新ポートレートと著名入りの声明文を公開し、翌日に開催されるチャールズ国王の公式誕生日祝賀祭「トゥルーピング・ザ・カラー」に皇太子妃が出席すると伝えた。
皇太子妃は「私は順調に回復しています」と近況を知らせるとともに、「夏の間、いくつかの公務に参加したいと思っています。しかし同時に、私は今も完全に回復していないことを理解しています」と記していた。
翌15日には、皇太子妃がジョージ王子(10)、シャーロット王女(9)、ルイ王子(6)と馬車に乗ってパレードに参加後、バッキンガム宮殿のバルコニーに登場し、群衆に向けて笑顔で手を振った。
皇太子妃は1952年からパトロンを務めたエリザベス女王の後任として、2016年に「AELTC」のパトロンに就任して以来、毎年優勝した選手にトロフィーを贈呈している。
そのため今年も、皇太子妃が決勝戦に出席するか否かについて注目が集まっていた。
今月初め、ジェバンズ会長は英王室に対し、皇太子妃が決勝戦に出席する可能性がある場合には「可能な限り柔軟に対応する」と伝えたことを英メディア『Telegraph Sport』で報じられた。
今月6日には、皇太子妃がケンジントン宮殿の公式SNSを通し、引退前の最後のウィンブルドンとなったアンディ・マレー選手を称える声明を発表した。
キャサリン皇太子妃は幼い頃からテニスの大ファンであり、2011年にウィリアム王子(当時)と結婚して以来、ウィンブルドン選手権にはほぼ毎年訪れている。観戦を見送ったのは、長男ジョージ王子を妊娠中の2013年だけだった。
皇太子妃の実家の家族もウィンブルドンの常連で、今年の大会4日目と10日目には、皇太子妃の父マイケル・ミドルトンさんと母キャロル・ミドルトンさんが観戦に訪れた。
なお、キャサリン皇太子妃とウィリアム皇太子は13日、ケンジントン宮殿の公式SNSを通して、公務に復帰したアン王女を称えるメッセージを送った。
投稿では、障がい者乗馬協会のイベントに出席したアン王女の写真を共有し、「素晴らしい人! こんなに早く戻ってきてくれて本当に嬉しい」と記し、夫妻のイニシャルである“W”と“C”の署名を添えた。
アン王女は6月に頭部に軽傷を負い、脳しんとうを起こして救急搬送された。回復するまで入院し、王室公務はキャンセルまたは延期となっていた。
画像は『Wimbledon Instagram「A day to remember」「Carlos Alcaraz vs Novak Djokovic: The Sequel」』『The Prince and Princess of Wales Instagram』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)