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【イタすぎるセレブ達】ウィリアム皇太子、イングランド代表退任のサウスゲート監督を称える「真のリーダーシップを発揮してくれた」

TechinsightJapan 2024年7月17日 12時56分

ウィリアム皇太子(42)が、サッカーイングランド代表の退任を発表したガレス・サウスゲート監督(53)を労うメッセージを公開した。イングランドサッカー協会の会長を務める皇太子は、「ファンの一人としてお礼を言いたい」と述べ、8年間の役割を果たしたサウスゲート監督へ賛辞を送った。同日、サウスゲート監督は長文の声明を発表し、チームの選手達を称えるとともに、長年サポートしてくれたスタッフやファンに向けて感謝の言葉を伝えた。

イングランドサッカー協会(FA)が16日(以下、現地時間)、イングランド代表のガレス・サウスゲート監督が退任すると発表した。

14日にドイツのベルリンで行われた「UEFA欧州サッカー選手権」決勝で、イングランド代表はスペイン代表に2-1で敗れた。サウスゲート監督にとって、この日がイングランド代表として最後の試合となった。FAとの契約期間は2024年12月までだったが、更新には至らなかった。

サウスゲート監督の退任に伴い、イングランドサッカー協会の会長を務めるウィリアム皇太子が、ケンジントン宮殿の公式SNSを通してメッセージを公開した。

ウィリアム皇太子は、サウスゲート監督とフィールドで談笑する写真を披露し、このように綴った。

「ガレス、私はFA会長ではなく、イングランドのファンの一人としてお礼を言いたい。2024年に世界最高峰と肩を並べるチームを作ってくれてありがとう。」

「最も激しいプレッシャーと厳しい視線を受けながら、謙虚さ、思いやり、真のリーダーシップを発揮してくれたことに感謝する。そして、オールラウンドに活躍してくれてありがとう。あなたが成し遂げたことは、本当に素晴らしい。誇りに思うべきだ。」

最後に、皇太子のイニシャル“W”の署名が添えられた。



サウスゲート監督は、2016年にイングランド代表の監督に就任。2018年にロシアで開催された「FIFAワールドカップ」では、1990年以来初となる準決勝進出を果たした。

2021年開催の「ユーロ2020」では決勝戦に進出するも、PK戦でイタリアに敗れ準優勝となった。2022年にカタールで開催された「FIFAワールドカップ」では準々決勝に進出し、ベスト8入りした。

8年間の役割を終えたサウスゲート監督は、FAを通して長文の声明を発表し、退任することへの思いをこう明かしている。

「誇りあるイングランド人として、イングランド代表でプレーし、イングランド代表を率いたことは生涯の栄誉だ。私にとってそれはすべてを意味し、全力を尽くしてきた。」

「しかし、今は変化の時であり、新たな章の始まりだ。日曜日にベルリンで行われたスペインとの決勝戦が、私のイングランド代表監督としての最後の試合となった。」



その後、アシスタントコーチのスティーブ・ホランド氏(54)をはじめ、8年間支えてくれた人々への感謝を述べた。そして惜しくも14日の決勝で敗れたチームの選手達を労うと、ファンに向けてサポートを呼びかけた。

「我々がドイツに連れていったチームは、エキサイティングな若い才能に溢れている。我々が夢見るトロフィーを獲得できるだろう。彼らをとても誇りに思っている。」

「イングランドのサッカーを向上させようと日々努力している選手達や、セント・ジョージズ・パーク(イングランド代表のトレーニングセンター)のチーム、FAを応援してほしい。そして、サッカーがポジティブな変化を促す力を持っていることを理解してほしい。」



さらに裏方として支え続けたスタッフを「チームを支えるチーム」と表現して感謝を述べると、ファンに向けてこのようなメッセージを送った。

「我々には世界最高のファンがいる。彼らのサポートは私にとってかけがえのないものだ。私はイングランドのファンであり、これからもずっとそうあり続けるだろう。」

「選手達がさらに特別な思い出を作り、国民とつながり、刺激を与えていくのを見守り、祝福することを楽しみにしている。ありがとう、イングランド。すべてに感謝している。」

画像は『England football team Instagram「A memorable day for the #ThreeLions,」』『The Prince and Princess of Wales X「Gareth, I want to thank you」』『England X「After 102 games and almost eight years in charge,」「“Thank you, England - for everything.”」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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