キャサリン皇太子妃(42)がウィンブルドン最終日に会場を訪問し、約1か月ぶりに公の場に姿を見せた。この日、皇太子妃はパープルのドレスを着用し、胸にはパープルとグリーンのストライプ柄を施したリボンのブローチを着けていた。皇太子妃はこのような装いで現れることで、ウィンブルドンへの敬意を示すとともに、自身と同様にがんと闘う人々への支援を表現したとみられている。
14日(以下、現地時間)、英ロンドンのウィンブルドン地区にある「オール・イングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ(All England Lawn Tennis and Croquet Club、以下AELTC)」でウィンブルドン選手権の最終日を迎え、キャサリン皇太子妃が公務として出席した。
皇太子妃はテニスの大ファンであり、ウィンブルドンには毎年のように観戦に訪れている。2016年からは大会を主催する「AELTC」のパトロンを務めており、決勝後にはチャンピオン選手にトロフィーを授与するのが恒例だ。
3月にがんの治療中であると公表した皇太子妃は、6月に開催されたチャールズ国王の公式誕生日祝賀祭「トゥルーピング・ザ・カラー」で王室公務に復帰。それ以来、約1か月ぶりの公務となった。
この日、皇太子妃は娘のシャーロット王女(9)、妹のピッパ・ミドルトンさん(40)とともに会場を訪れ、男子シングルス決勝を見守った。
そんなキャサリン皇太子妃が着ていたのは、英国のブランド「Safiyaa」による薄いパープルのロングドレスだ。
半袖のパフスリーブと胸元のドレープが印象的で、ウエストには細いベルトがついている。膝下丈のスカートは、裾に向けてふわりと広がるエレガントな雰囲気だ。ドレスにはベージュのスリングバック・ヒールを合わせ、ゴールドのフープイヤリングとカフブレスレットを着けていた。
そしてドレスの左胸に着けていたのは、ウィンブルドンの公式カラーであるパープルとグリーンのストライプ柄を施した、リボンのブローチだ。
このブローチは、「AELTC」のサリー・ボルトン最高経営責任者(CEO)やデビー・ジェバンズ会長を含む、ウィンブルドン選手権の運営委員会のメンバーが着けるものだ。
キャサリン皇太子妃は2016年、エリザベス女王の後任としてパトロンに就任した際、リボンのブローチが与えられた。それ以来、皇太子妃は毎回このブローチを着けてウィンブルドンに出席している。
そして今大会で、リボンのブローチにある色と同じパープルのドレスを皇太子妃が選んだのは、「AELTC」への支援と敬意を示すとともに、新たな意味が込められていたようだ。
薄いパープルであるラベンダー色は、がん全般を示すシンボルカラーだ。ラベンダー色の啓発リボンやピンバッジなどを着けることで、がん患者への共感と支援を促している。
そのため、がん治療中の皇太子妃は、自身が回復中であることを示すと同時に、同じ病と闘う人々を思う気持ちを表現したとみられている。
パープルのドレスを着用した皇太子妃の姿に、王室ファンはSNSで「鮮やかな色で素敵!」「これぞテニス観戦のための装い。拍手を送るわ」「なんて素敵なドレス! 皇太子妃の回復と健康を祈ってます」などとコメントしていた。
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画像は『The Prince and Princess of Wales Instagram「Great to be back at @Wimbledon!」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)
14日(以下、現地時間)、英ロンドンのウィンブルドン地区にある「オール・イングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ(All England Lawn Tennis and Croquet Club、以下AELTC)」でウィンブルドン選手権の最終日を迎え、キャサリン皇太子妃が公務として出席した。
皇太子妃はテニスの大ファンであり、ウィンブルドンには毎年のように観戦に訪れている。2016年からは大会を主催する「AELTC」のパトロンを務めており、決勝後にはチャンピオン選手にトロフィーを授与するのが恒例だ。
3月にがんの治療中であると公表した皇太子妃は、6月に開催されたチャールズ国王の公式誕生日祝賀祭「トゥルーピング・ザ・カラー」で王室公務に復帰。それ以来、約1か月ぶりの公務となった。
この日、皇太子妃は娘のシャーロット王女(9)、妹のピッパ・ミドルトンさん(40)とともに会場を訪れ、男子シングルス決勝を見守った。
そんなキャサリン皇太子妃が着ていたのは、英国のブランド「Safiyaa」による薄いパープルのロングドレスだ。
半袖のパフスリーブと胸元のドレープが印象的で、ウエストには細いベルトがついている。膝下丈のスカートは、裾に向けてふわりと広がるエレガントな雰囲気だ。ドレスにはベージュのスリングバック・ヒールを合わせ、ゴールドのフープイヤリングとカフブレスレットを着けていた。
そしてドレスの左胸に着けていたのは、ウィンブルドンの公式カラーであるパープルとグリーンのストライプ柄を施した、リボンのブローチだ。
このブローチは、「AELTC」のサリー・ボルトン最高経営責任者(CEO)やデビー・ジェバンズ会長を含む、ウィンブルドン選手権の運営委員会のメンバーが着けるものだ。
キャサリン皇太子妃は2016年、エリザベス女王の後任としてパトロンに就任した際、リボンのブローチが与えられた。それ以来、皇太子妃は毎回このブローチを着けてウィンブルドンに出席している。
そして今大会で、リボンのブローチにある色と同じパープルのドレスを皇太子妃が選んだのは、「AELTC」への支援と敬意を示すとともに、新たな意味が込められていたようだ。
薄いパープルであるラベンダー色は、がん全般を示すシンボルカラーだ。ラベンダー色の啓発リボンやピンバッジなどを着けることで、がん患者への共感と支援を促している。
そのため、がん治療中の皇太子妃は、自身が回復中であることを示すと同時に、同じ病と闘う人々を思う気持ちを表現したとみられている。
パープルのドレスを着用した皇太子妃の姿に、王室ファンはSNSで「鮮やかな色で素敵!」「これぞテニス観戦のための装い。拍手を送るわ」「なんて素敵なドレス! 皇太子妃の回復と健康を祈ってます」などとコメントしていた。
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画像は『The Prince and Princess of Wales Instagram「Great to be back at @Wimbledon!」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)