キム・カーダシアン(43)がポッドキャスト番組にゲスト出演し、息子の一人は皮膚の一部の色が抜ける「白斑」を患っていることを明かした。キムは「乾癬(かんせん)」という皮膚疾患と闘っているが、息子には病気が「別の形で遺伝した」と語った。キムによると息子の症状は軽いものであり、「コントロールできている」とのことだ。キムは2011年に乾癬を患ったことを公表しており、過去には手がひどく痛み、物を取ることができなくなったと明かしていた。
キム・カーダシアンが現地時間16日に配信されたポッドキャスト番組『She MD』にゲスト出演し、息子の一人は皮膚疾患「白斑」を患っていると告白した。
『She MD』は、世界的に有名な産婦人科医タイス・アリアバディさんと、女性の支持者でインフルエンサーのメアリー・アリス・ヘイニーさんがホストを務める番組だ。
キムは2011年に皮膚疾患の「乾癬」と診断されたことを公表し、皮膚症状による苦痛についてオープンにしてきた。
「乾癬」とは、免疫の異常により皮膚が炎症を起こすもので、かゆみを伴う赤い発疹が全身に現れ、発疹の上を覆う銀白色のかさぶたが剥がれ落ちる。難治症疾患であるが、感染することはないという。
そしてキムの息子の一人が患う「白斑」とは、皮膚の色を作る細胞「メラノサイト」の減少や消失で生じる皮膚疾患だ。皮膚の一部の色が抜けて大小の斑点が現れ、医学的には「尋常性白斑(じんじょうせいはくはん)」と呼ばれている。故マイケル・ジャクソンやモデルのウィニー・ハーロウもこの病気にかかっている。
白斑の治療法は確立していないものの、ステロイド剤の使用など早期治療を開始することで、症状の進行を遅らせたり、症状を目立たなくすることも可能だという。
ポッドキャストでキムは、自身の皮膚疾患が母クリス・ジェンナー(68)から遺伝したものであり、息子には違う形で遺伝したと語った。
キムは元夫カニエ・ウェストとの間に、長女ノースちゃん(11)、長男セイントくん(8)、次女シカゴちゃん(6)、次男サームくん(5)という4人の子どもがいるが、セイントくんとサームくんのどちらが白斑を患ったのかは明らかにしなかった。
「それは私の母から遺伝したのよ。そして私は、別の形で息子へとうつしてしまった。彼はとても軽い白斑を患っているの。」
キムの息子は治療を始めているようで、病気については「コントロールできている」と説明した。そしてキムは白斑について勉強し、息子に発症したことについて理解を深めたという。
「私はこの病気について何も知らなかった。だけど病気について学び、それがどこからきたのかを知った。遺伝性であることが分かったわ。そしてより多くのことを学び、それが神の恩恵であることを理解できたのよ。」
さらにキムは、ほかの子ども達も「少しばかりの湿疹」を発症していると付け加えた。
キムは自身が乾癬の症状と闘う中、どのような治療法を試しているかについても語っている。
「何でもやってみるつもりよ。これまでに特別なハーブ、ホリスティックな方法、6週間のセロリジュースダイエット、あらゆる外用クリーム、自然なものから不自然なものまであらゆる石鹸を試したわ。」
キムは2019年、姉コートニー・カーダシアン(45)が主宰するウェブサイト「Poosh」に寄稿し、妊娠中に治まっていた乾癬の症状が再び現れ、痛みで手が使えなくなったことを綴っていた。
「ある夜、トイレに行こうと起きた時、携帯電話を手に取るができなかった。次の朝に目が覚めても、携帯電話が取れず、歯ブラシを手に取ることさえできなかった。両手がひどく痛かった。」
その後、キムは乾癬を治療するために自身のライフスタイルを見直したという。
「健康的な生活を送り、できるだけ植物性のものを食べたり、海藻のスムージーを飲むようにしている。人生におけるあらゆるストレスの中で、自分のための時間を取るように心がけている。」
そして自身と同じ皮膚疾患と闘う人々に向けて、励ましのメッセージを添えた。
「もしあなたが乾癬を患っていても、そのせいで人生を台無しにしたり、自分に負けたりしないで。快適に過ごすために、あなたができることをする必要がある。決して、乾癬に支配させるべきではないから。」
画像は『SHE MD Podcast Instagram「Kim Kardashian’s Health Confession」「BTS recording with @kimkardashian」』『Kim Kardashian Instagram「Chi Chi’s 6th Bratz birthday party」』『Psoriasis Association Instagram「Last night, Kim Kardashian West shared photos of her psoriasis on her Instagram story」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)
キム・カーダシアンが現地時間16日に配信されたポッドキャスト番組『She MD』にゲスト出演し、息子の一人は皮膚疾患「白斑」を患っていると告白した。
『She MD』は、世界的に有名な産婦人科医タイス・アリアバディさんと、女性の支持者でインフルエンサーのメアリー・アリス・ヘイニーさんがホストを務める番組だ。
キムは2011年に皮膚疾患の「乾癬」と診断されたことを公表し、皮膚症状による苦痛についてオープンにしてきた。
「乾癬」とは、免疫の異常により皮膚が炎症を起こすもので、かゆみを伴う赤い発疹が全身に現れ、発疹の上を覆う銀白色のかさぶたが剥がれ落ちる。難治症疾患であるが、感染することはないという。
そしてキムの息子の一人が患う「白斑」とは、皮膚の色を作る細胞「メラノサイト」の減少や消失で生じる皮膚疾患だ。皮膚の一部の色が抜けて大小の斑点が現れ、医学的には「尋常性白斑(じんじょうせいはくはん)」と呼ばれている。故マイケル・ジャクソンやモデルのウィニー・ハーロウもこの病気にかかっている。
白斑の治療法は確立していないものの、ステロイド剤の使用など早期治療を開始することで、症状の進行を遅らせたり、症状を目立たなくすることも可能だという。
ポッドキャストでキムは、自身の皮膚疾患が母クリス・ジェンナー(68)から遺伝したものであり、息子には違う形で遺伝したと語った。
キムは元夫カニエ・ウェストとの間に、長女ノースちゃん(11)、長男セイントくん(8)、次女シカゴちゃん(6)、次男サームくん(5)という4人の子どもがいるが、セイントくんとサームくんのどちらが白斑を患ったのかは明らかにしなかった。
「それは私の母から遺伝したのよ。そして私は、別の形で息子へとうつしてしまった。彼はとても軽い白斑を患っているの。」
キムの息子は治療を始めているようで、病気については「コントロールできている」と説明した。そしてキムは白斑について勉強し、息子に発症したことについて理解を深めたという。
「私はこの病気について何も知らなかった。だけど病気について学び、それがどこからきたのかを知った。遺伝性であることが分かったわ。そしてより多くのことを学び、それが神の恩恵であることを理解できたのよ。」
さらにキムは、ほかの子ども達も「少しばかりの湿疹」を発症していると付け加えた。
キムは自身が乾癬の症状と闘う中、どのような治療法を試しているかについても語っている。
「何でもやってみるつもりよ。これまでに特別なハーブ、ホリスティックな方法、6週間のセロリジュースダイエット、あらゆる外用クリーム、自然なものから不自然なものまであらゆる石鹸を試したわ。」
キムは2019年、姉コートニー・カーダシアン(45)が主宰するウェブサイト「Poosh」に寄稿し、妊娠中に治まっていた乾癬の症状が再び現れ、痛みで手が使えなくなったことを綴っていた。
「ある夜、トイレに行こうと起きた時、携帯電話を手に取るができなかった。次の朝に目が覚めても、携帯電話が取れず、歯ブラシを手に取ることさえできなかった。両手がひどく痛かった。」
その後、キムは乾癬を治療するために自身のライフスタイルを見直したという。
「健康的な生活を送り、できるだけ植物性のものを食べたり、海藻のスムージーを飲むようにしている。人生におけるあらゆるストレスの中で、自分のための時間を取るように心がけている。」
そして自身と同じ皮膚疾患と闘う人々に向けて、励ましのメッセージを添えた。
「もしあなたが乾癬を患っていても、そのせいで人生を台無しにしたり、自分に負けたりしないで。快適に過ごすために、あなたができることをする必要がある。決して、乾癬に支配させるべきではないから。」
画像は『SHE MD Podcast Instagram「Kim Kardashian’s Health Confession」「BTS recording with @kimkardashian」』『Kim Kardashian Instagram「Chi Chi’s 6th Bratz birthday party」』『Psoriasis Association Instagram「Last night, Kim Kardashian West shared photos of her psoriasis on her Instagram story」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)