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【イタすぎるセレブ達】チャールズ国王は「時々キレることがある」元王室職員が告白 唯一の“なだめ役”はカミラ王妃

TechinsightJapan 2024年7月24日 9時55分

チャールズ国王(75)が公の場で不機嫌になる姿が何度も目撃されたことを受け、王室の元職員が内部事情を明かした。国王は、王室職員の間で「愚か者を許さない人物」として知られており、時々キレることがあるそうだ。王室専門家によると、そんな国王を唯一なだめることができるのは、2歳年上の妻カミラ王妃(77)だけだという。

チャールズ国王は2022年9月に君主に即位して以来、公の場で側近に不満を言う場面が何度も目撃されてきた。

国王は即位後間もなく出席した公式行事で激怒した表情を見せ、ペンケースを退けるよう側近に指示していた。その数日後には訪問先でインク漏れしたペンにイラつき、側近に文句を言う場面が話題になった。

さらに今月には、訪問先でカミラ王妃の手伝いをするよう側近に怒鳴りつけたり、伝統的な国会開会式で若いページボーイにイラつく場面が目撃された。

こういった報道を受け、王室の元職員が米メディア『The Daily Beast』の取材に応じ、チャールズ国王のもとで働いた頃の裏話を明かした。

匿名の元職員は「結局のところ、みんな国王の下で働きたいのです。しかし彼のオフィスはとても忙しく、みんなが大きなプレッシャーを感じています」と言うと、国王がしばしば短気な一面を見せることを語った。

「彼はオフィスで決してモンスターのように振る舞うことはありません。しかし人間なので、時々キレてしまいます。残念ながら、そういう時に限ってカメラが彼を撮影していることもあるんです。」

この元職員によると、国王は雇用主として「極めて用意周到な人物」であるとともに、「愚か者を許さない人物」としても知られているという。

「彼と実際に仕事をしたことのある人なら誰もが言うように、彼自身はいつも慎重に準備を整えています。これから面会する人や、一緒に仕事をする人の関心事について学び、勤勉で専門知識を尊重する方です。」

英メディア『The Mirror』が2022年9月に報じたところによると、チャールズ国王は即位前に116人の職員を雇っていたが、即位後には王室のスリム化を図った。その後、国王は2人の執事と3人の側近と衣装係、5人のハウスマネージャー、4人のシェフを含む28人のスタッフを抱えているという。

さらに、王室のアーカイブや機密情報システムを管理するIT専門家、馬の世話を手伝う「リベリード・ヘルパー」など、王室の役割を担う多くの職員が勤務している。

王室の元職員も認めるほど短気な一面を持つチャールズ国王だが、不機嫌になった彼を唯一なだめることができるのは、2歳年上の妻カミラ王妃だけだという。

王室専門家のジェニー・ボンド氏は、国王がペンにイラついた2022年9月に英メディア『OK!』の取材に応じ、このように述べていた。

「チャールズは要求に厳しい人物で、ちょっとしたトラブルが起こるとかなり苛立ちを見せます。ヒルズバラ城でインクが漏れ、激怒したのもその例です。」

そしてジェニー氏は、チャールズ国王にとってカミラ王妃が、心を落ち着かせる大きな存在であると語った。

「彼は短気な性格ですが、カミラは彼を落ち着かせ、なだめて甘やかす方法を知っています。彼女は本当にそれがとても上手なんです。」

「カミラはチャールズにとって支えであり、礎であり、相談相手、恋人、友人、親友なのです。おそらく彼がすべてを話せる世界で唯一の人でしょう。」

チャールズ皇太子とカミラ夫人(ともに当時)は1970年代に出会って意気投合したものの、チャールズ皇太子はダイアナ妃と、カミラ夫人はアンドリュー・パーカー・ボウルズ氏と結婚した。

しかし、その後も2人は不倫関係を続けた結果、お互いのパートナーと離婚。1997年にダイアナ妃が事故死した1年後、チャールズ皇太子とカミラ夫人はカップルとして公の場に姿を現した。

2人は2005年4月に結婚し、チャールズ国王が即位後には妻カミラに王妃の称号が与えられた。

ある王室関係者は2023年に米メディア『People.com』の取材に応じ、国王夫妻の強い絆を風水の陰陽のバランスにたとえていた。

「チャールズ国王が陽の立場であることに対し、カミラは陰の立場です。彼女は『すべて上手く行きます。さあ、頑張りましょう』と陰で励ますタイプなんです。」

画像は『The Royal Family Instagram「His Majesty The King will shortly return to public-facing duties after a period of treatment and recuperation following his recent cancer diagnosis.」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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