アメリカのドナルド・トランプ前大統領が選挙集会の演説中に銃撃され、世界中に衝撃を与えたばかりだ。ネット上では「トランプ氏の自作自演」「黒幕は米民主党」など根拠のない陰謀論が飛び交っているが、そんな中でトランプ氏が銃撃される直前に上空をものすごい速さで飛び去る謎の飛行物体の動画がSNSで拡散され、物議を醸している。米ニュースメディア『The Daily Dot』が伝えた。
米ペンシルベニア州で現地時間13日、ドナルド・トランプ前大統領が選挙集会の演説中に銃撃され、耳に怪我をしたものの命に関わるような事態にはならなかった。トランプ氏を銃撃したトーマス・マシュー・クルックス容疑者(20)は、その場で射殺され、いまだ犯行に至った動機は不明のままだ。
そんな中、アメリカを拠点とする市民ジャーナリストのアシュトン・フォーブスさん(Ashton Forbes)がXに動画を公開したところ、注目を集めた。現地時間21日の投稿で、アシュトンさんはこのように綴っている。
「トランプ氏の暗殺未遂事件が起きた演説会場に、『UFOがいた』と人々が言っているんだ。確かに何かが画面を横切って飛んでいるのが見える。」
動画には、選挙集会の上空でアメリカ国旗の後ろを黒い物体が横切る様子が映っている。アシュトンさんによると、この謎の飛行物体はトランプ氏が銃撃される直前に現れたそうで、動画はスローモーションになっているが実際にはかなりの速さで飛んでいたという。
フォロワーからは「鳥かドローンでは?」といった声が多数届いたが、アシュトンさんは「通常のドローンに比べてもかなり速すぎる。それに、この動画は超スローモーション再生なんだ」と返信。「UFOなのか?」という問いに対しては「全く見当もつかない」とコメントしている。また、アシュトンさんはこの動画を投稿するに至った経緯について、市民ジャーナリストとして活動する彼のもとに「様々な人から問い合わせがあったため、単に動画を投稿しただけ」と述べている。
SNSでは、他にも違うアングルから撮影された謎の飛行物体の動画が拡散しており、自身について陰謀論者だと主張するアカウント名「Wall Street Apes」さんもXに動画をシェアし、このように記している。
「ドナルド・トランプ前大統領の暗殺未遂事件の日に、別のアングルから撮影された動画が投稿されています。小型のドローンと思われる物体がかなり近くを飛んでいたようですが、事前にこうなることを知っていた誰かが銃撃事件を最高のアングルで撮影しようとでも思ったのでしょうか?」
これらのいくつかの動画は、TikTokユーザー名「slickhick420」という男性が投稿したものであり、彼は事件当日に選挙集会の会場で撮影したようだ。今のところ、謎の飛行物体の正体は分かっていないが、トーマス容疑者の車内からは小型のドローンが見つかっている。
ちなみに暗殺未遂事件後、米電気自動車大手「テスラ」のCEOイーロン・マスク氏や仮想通貨取引所「ジェミナイ」の創業者であるタイラー・ウィンクルボス氏とキャメロン・ウィンクルボス氏兄弟など、テクノロジー業界の著名な起業家が次々とトランプ氏を支持する表明を出している。このような背景もあってか「暗殺未遂事件は自作自演」といった陰謀論がSNSに散見されたようだ。
People are saying there was a UFO at the Trump speech where the attempt on his life happened.There's definitely something flying across the screen. pic.twitter.com/O2Svt8mHey— Ashton Forbes (@JustXAshton) July 20, 2024
画像は『Ashton Forbes X「People are saying there was a UFO at the Trump speech where the attempt on his life happened.」』『Elon Musk X』より
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)
米ペンシルベニア州で現地時間13日、ドナルド・トランプ前大統領が選挙集会の演説中に銃撃され、耳に怪我をしたものの命に関わるような事態にはならなかった。トランプ氏を銃撃したトーマス・マシュー・クルックス容疑者(20)は、その場で射殺され、いまだ犯行に至った動機は不明のままだ。
そんな中、アメリカを拠点とする市民ジャーナリストのアシュトン・フォーブスさん(Ashton Forbes)がXに動画を公開したところ、注目を集めた。現地時間21日の投稿で、アシュトンさんはこのように綴っている。
「トランプ氏の暗殺未遂事件が起きた演説会場に、『UFOがいた』と人々が言っているんだ。確かに何かが画面を横切って飛んでいるのが見える。」
動画には、選挙集会の上空でアメリカ国旗の後ろを黒い物体が横切る様子が映っている。アシュトンさんによると、この謎の飛行物体はトランプ氏が銃撃される直前に現れたそうで、動画はスローモーションになっているが実際にはかなりの速さで飛んでいたという。
フォロワーからは「鳥かドローンでは?」といった声が多数届いたが、アシュトンさんは「通常のドローンに比べてもかなり速すぎる。それに、この動画は超スローモーション再生なんだ」と返信。「UFOなのか?」という問いに対しては「全く見当もつかない」とコメントしている。また、アシュトンさんはこの動画を投稿するに至った経緯について、市民ジャーナリストとして活動する彼のもとに「様々な人から問い合わせがあったため、単に動画を投稿しただけ」と述べている。
SNSでは、他にも違うアングルから撮影された謎の飛行物体の動画が拡散しており、自身について陰謀論者だと主張するアカウント名「Wall Street Apes」さんもXに動画をシェアし、このように記している。
「ドナルド・トランプ前大統領の暗殺未遂事件の日に、別のアングルから撮影された動画が投稿されています。小型のドローンと思われる物体がかなり近くを飛んでいたようですが、事前にこうなることを知っていた誰かが銃撃事件を最高のアングルで撮影しようとでも思ったのでしょうか?」
これらのいくつかの動画は、TikTokユーザー名「slickhick420」という男性が投稿したものであり、彼は事件当日に選挙集会の会場で撮影したようだ。今のところ、謎の飛行物体の正体は分かっていないが、トーマス容疑者の車内からは小型のドローンが見つかっている。
ちなみに暗殺未遂事件後、米電気自動車大手「テスラ」のCEOイーロン・マスク氏や仮想通貨取引所「ジェミナイ」の創業者であるタイラー・ウィンクルボス氏とキャメロン・ウィンクルボス氏兄弟など、テクノロジー業界の著名な起業家が次々とトランプ氏を支持する表明を出している。このような背景もあってか「暗殺未遂事件は自作自演」といった陰謀論がSNSに散見されたようだ。
People are saying there was a UFO at the Trump speech where the attempt on his life happened.There's definitely something flying across the screen. pic.twitter.com/O2Svt8mHey— Ashton Forbes (@JustXAshton) July 20, 2024
画像は『Ashton Forbes X「People are saying there was a UFO at the Trump speech where the attempt on his life happened.」』『Elon Musk X』より
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)