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【エンタがビタミン♪】江頭2:50「ついにやりやがった…」米ディズニー激怒 直接対面のヒュー・ジャックマン、ライアン・レイノルズを巻き込み“腹切り覚悟の47秒”

TechinsightJapan 2024年7月31日 20時56分

2年連続「好きな芸能人YouTuber2位」のお笑い芸人・江頭2:50が、自身のチャンネル『エガちゃんねる EGA-CHANNEL』でヒュー・ジャックマンとライアン・レイノルズの2人に直接インタビューを行った。場所は韓国のホテル、制限時間10分、米・ディズニーから突き付けられた4つの禁止事項という条件下。江頭自身も「ハリウッド厳しいぃ…」と後ろの壁にもたれ掛かり、そのまま力なくしゃがみこんでしまった。そんな厳戒態勢のなか、江頭2:50が人の感情を動かすために「忖度」は無用の長物であることを、ヒュー・ジャックマンとライアン・レイノルズの2人を文字通り「巻き込んで」世に訴えた。

冒頭から、この日の動画の結末を予想できた視聴者はいなかったのではないか。

7月22日公開のYouTube『エガちゃんねる EGA-CHANNEL』のタイトルは、「ディズニーに呼び出された」。江頭2:50を「当然出禁」にしていると日本中の誰もが思っていたウォルト・ディズニー・ジャパンが江頭を自社に呼び寄せた。江頭本人も「俺の人生で、こんなところに来るとは一生思わなかったよ」と、なぜ自分がその場にいるのか理解ができない。ここで江頭を待ち受けていたのは、友人であり、ディズニー映画『塔の上のラプンツェル』で日本語吹き替えを担当した中川翔子である。

中川翔子の役目は、江頭にディズニー初のR指定映画マーベル・スタジオ最新作『デッドプール&ウルヴァリン』(7月24日日本公開)の宣伝隊長を務めてもらうよう「口説く」ことだった。

『デッドプール』は過去2作品とも、R指定映画の歴代興行収入を塗り替える大ヒットを記録。今作からディズニー配給となるが「R指定」はそのまま、その下ネタや過激な言動は健在だ。その「デッドプールと江頭2:50のキャラクターがイコールである」との理由から、江頭に白羽の矢が立った。

江頭なりの納得する理由と「ある目的」を得て、宣伝隊長に就任した江頭2:50とその親友・ブリーフ団Mとブリーフ団L、そしてディレクターの藤野義明が韓国に降り立った。映画のプロモーションで韓国に滞在中のウルヴァリン役のヒュー・ジャックマンとデッドプール役のライアン・レイノルズに江頭が直接インタビューをするためだ。



韓国で江頭は、インタビューでやりたいことを3つ発表。「エガちゃんねるグッズを着てもらう」「3人で“ドーン!”の写真」「伝説の???」と意気込む。しかし、インタビュー会場となるホテルで次々と提示される厳しすぎる取材条件に暗雲が立ち込める。

藤野らから「くれぐれも無茶だけはしない」と念押しされるも、江頭は不敵な笑みを浮かべる。そして深呼吸を数回すると、落ち着いた足取りでインタビュールームへと向かった。

冒頭「私は日本で有名な頭のおかしい芸人です」と自己紹介し、その後「まずは映画の完成と公開おめでとうございます」とヒュー・ジャックマンとライアン・レイノルズの2人に江頭は深々と頭を下げた。それまで江頭に対し、おそらく「ちょっと変わったやつが来たな…」とは思いつつも、欧米で受けるインタビューと変わらぬ対応を見せていたライアン・レイノルズ。彼に明らかな変化が表れ始める。はじめから満面の笑みで江頭に応える「大の親日家」ヒュー・ジャックマンと同じように、興味津々な様子で江頭2:50を見つめ始めた。さらに、かつて月刊誌『映画秘宝』で連載を持っていた江頭の要点をついた質問が、10分間という限られた時間の中で着実に2人のスーパースターの心を掴んでいく。



そして「最後に今作がまた世界記録を樹立することを願って、『日本の御祈願』この芸をお見せしたいと思います」―そう言って江頭は両の掌を合わせた。ヒュー・ジャックマンはもちろんのこと、それまで江頭をジョークを交えてイジッていたライアン・レイノルズも「はっ」とした表情を見せ、突如立ち上がった江頭を見上げた。



ここからインタビューされる側の世界的スーパースター2人と、インタビューする側の孤高のお笑い芸人・江頭2:50の奇跡の競演が始まった。時間にしてわずか47秒。その間に江頭2:50が作った「伝説」、さらにそこで撮影された「歴史的1枚」については実際に動画を見るしかない。「百聞は一見に如かず」とはまさに今回の動画にこそ相応しい。

その後、インタビューの最後は江頭2:50の「通常運転」に戻り、でんでん太鼓を取り出し「お尻でんでんじゃあ!」「いくぜー!」とTシャツを脱ぎ、上半身裸のタイツ姿になったところで、すぐさま現場のスタッフ2人に拘束されインタビュールームの外へと連れ出された。



しかし伝説は江頭が拘束され、強制退場したあとも続いた。

スタッフに全身を抱えられながら「ライアン! ライアン! ヒュー!」「デッドプール&ウルヴァリン見てねー!」と叫ぶ江頭に対し、ライアン・レイノルズが「You throttled him! You throttled him!」(彼を制圧しろ!)と同じく二度叫び返した。江頭強制退場後には、昨年2月に妻ブレイク・ライブリーとの間に第4子を授かったばかりのライアン・レイノルズが「You know, I am looking for a baby sitter and I got one」(子守を探していたんだ。やっと見つけたよ)と一言。さらにはインタビューが終わり、カメラが回っていない状態で江頭について「so much better than American journalists」(アメリカ人ジャーナリストよりずっといい!)と興奮気味に語っている。



ヒュー・ジャックマンとライアン・レイノルズはもちろんのこと、「あたおか」と呼ばれる『エガちゃんねる EGA-CHANNEL』の長年のフォロワーたちでさえ「ついにやりやがった」「これ偉業だろマジ」「ちょっとこれ…本当に凄いことですよ…」「初めてYouTube見てて緊張したよ」「エガちゃんは見たことない世界に連れてってくれる」と度肝を抜かれた。

『デッドプール&ウルヴァリン』がいかにディズニー初のR指定映画、かつディズニーが江頭を同作の宣伝隊長に指名したとは言え、ディズニー側もここまでの展開を想像していたとは思えない。少なくとも江頭はインタビュー前に念を押された4つの禁止事項のうち、ライアン・レイノルズとヒュー・ジャックマンの「2人を立たせる」「2人の身体に触れる」この二つを躊躇なく行っている。

事実インタビュー後、江頭とディレクターの藤野義明は「アメリカのディズニーの方に連れて行かれて」、本気で激怒されている。

「今後のディズニーとのお付き合いより、1回の伝説を選ぶ江頭さん」
「放送できるってことはディズニーは怒ってないってことだよな」
「あの厳戒態勢下で“アレ”をやろうとした勇気と度胸は並外れてる」
「ディズニーの社員の中に腹を切る覚悟でエガを推した人物がいるんだろうな」
「大手企業の顔色より あたおかへのサービス精神を取る」
「世界がエガちゃんに追いついた!」



「笑いのためなら死ねる」江頭2:50なら、ここまでやるだろうとディズニーが事前に想定していたのか? はたまた、「It’s money they love」とライアン・レイノルズに評されたディズニーが、彼らがその「一番愛するもの」のためにコンプライアンスを無視したのかは定かではない。ただ事実として、本動画は公開から9日が経過する2024年7月31日現在、いまだYouTube上から削除はされていない。



約8億9970万円のシドニーのペントハウスに住む男・ヒュー・ジャックマンと約8億6440万円のニューヨークのアパートに住む男・ライアン・レイノルズ、家賃13万円の中野のマンションに住み続ける男・江頭2:50。



わずか10分という時間のなかで、人々の感情を真に揺り動かすために「忖度」は無用の長物でしかないことを証明してくれたことは確かだ。



画像1、5、7~9枚目は『エガちゃんねる EGA-CHANNEL Instagram「今夜のエガちゃんねるは!!【江頭に文春砲】」「今夜のエガちゃんねるは!!「ディ●ニーに呼び出された」」「今夜のエガちゃんねるは!!【あたおか、ごめん】」「今夜9時、【緊急】記事になった件について公開します。」「Dear Banksy」』より
(TechinsightJapan編集部 みやび)

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