今月6日、母親と一緒に商店街を歩いていた4歳女児の頭上に突然、大型犬が落ちてきた様子を監視カメラが捉えた。建物の5階から落下した大型犬の直撃を受けた少女は、すぐに病院へ運ばれたものの、死亡が確認された。犬が自ら落下したのか、誰かが意図的に投げ落としたのかは明らかになっておらず、今も警察による捜査が続けられている。印ニュースメディア『The Economic Times』などが伝えた。
印マハーラーシュトラ州ターネー市マンブラ地区で今月6日午後4時半、死亡事故が発生した。当時の現場の様子を捉えた監視カメラの映像には、人通りの多い商店街が映っている。
画面中央付近に、ピンク色のヒジャブ(イスラム教徒の女性が被るスカーフ)と白いヒジャブをそれぞれ着用した女性と、今回犠牲となったサナ・カーンちゃん(Sana Khan、4)が一緒にいるのが確認できる。立ち止まって話していた3人は、画面手前に向かって歩き始めた。
最初はサナちゃんが先頭にいたが、途中からピンクのヒジャブを被った女性が先頭を歩き、その後ろをサナちゃん、最後に白いヒジャブを被った女性が歩いている。
サナちゃんを間に挟む形で一列に並んで歩き始めてから数秒後、上部から勢いよく白い物体が落下した。それは、なんと1匹の大型犬だった。
大型犬はサナちゃんに直撃し、倒れたサナちゃんを白いヒジャブの女性がすぐに抱き上げた。母親とみられるピンクのヒジャブの女性がサナちゃんを受け取ると、足早にその場を去った。その後、サナちゃんは近くの私立病院に運ばれ、別の病院である「Chhatrapati Shivaji Hospital」に搬送されたが、残念ながら死亡が確認された。
一方、動画の後半には落下した犬の様子が映っており、サナちゃんや母親たちが去った後、犬の脚が少し動いているのが確認できるが、地面に横たわったままだった。通りかかった人々が心配そうに見守る中、しばらくすると犬はゆっくりと立ち上がり、やや脚を引きずってうろついているところで動画は終わっている。この犬は複数か所を骨折し、治療のために動物保護施設へ運ばれた。
落下した犬の飼い主は、許可なくベランダで複数の犬を飼育していたと報じられている。サナちゃんの母親は殺人の可能性を否定しており、警察は現在、犬が落下した原因や飼い主の飼育許可の有無などについて詳しい調査を行っている。また、ターネー市の獣医クシャマ・シロッカー氏(Kshama Shirodkar)は、「飼い主が動物虐待をしていたかの確認も行います」とコメントしている。
サナちゃんの叔父アシフ・ラングレズさん(Asif Rangrez)によると、サナちゃんの母親は何年も不妊治療に取り組んでおり、サナちゃんはようやくできた一人娘だった。アシフさんは、「今回の事故は飼い主の怠慢によって起きたものです。警察は適切な措置を取るべきです」と憤りを露わにした。
このニュースに、人々からは「なんて恐ろしい事故なの」「娘を目の前で亡くした母親のことを思うと、心が痛い」「犬に悪意はないけど、亡くなった女の子の家族があまりにも可哀想」など、悲痛なコメントが集まった。また、「犬が悪いことをして、飼い主がわざと落としたのかも」「とても犬が自分から落ちたようには見えない。飼い主が落としたんでしょう?」など、飼い主の行動を疑う声も多数寄せられている。
ちなみに2020年7月には中国で、マンションから飛び降りた猫が下を歩いていた男性の頭を直撃し、男性は3週間以上も入院する羽目になっていた。
In a shocking incident a 3-year-old girl lost her life after a pet dog fell on her from the 5th floor of a building while she was walking with her mother on a busy road in #Mumbra. The #dog survived but injured. @TOIMumbai pic.twitter.com/NzLWdCAKCK— Nishikant Karlikar (@NishikantkTOI) August 7, 2024
画像は『New York Post 「Girl, 4, killed when golden retriever falls five stories and lands on her in shocking new video」(Newslions / SWNS)』より
(TechinsightJapan編集部 iruy)
印マハーラーシュトラ州ターネー市マンブラ地区で今月6日午後4時半、死亡事故が発生した。当時の現場の様子を捉えた監視カメラの映像には、人通りの多い商店街が映っている。
画面中央付近に、ピンク色のヒジャブ(イスラム教徒の女性が被るスカーフ)と白いヒジャブをそれぞれ着用した女性と、今回犠牲となったサナ・カーンちゃん(Sana Khan、4)が一緒にいるのが確認できる。立ち止まって話していた3人は、画面手前に向かって歩き始めた。
最初はサナちゃんが先頭にいたが、途中からピンクのヒジャブを被った女性が先頭を歩き、その後ろをサナちゃん、最後に白いヒジャブを被った女性が歩いている。
サナちゃんを間に挟む形で一列に並んで歩き始めてから数秒後、上部から勢いよく白い物体が落下した。それは、なんと1匹の大型犬だった。
大型犬はサナちゃんに直撃し、倒れたサナちゃんを白いヒジャブの女性がすぐに抱き上げた。母親とみられるピンクのヒジャブの女性がサナちゃんを受け取ると、足早にその場を去った。その後、サナちゃんは近くの私立病院に運ばれ、別の病院である「Chhatrapati Shivaji Hospital」に搬送されたが、残念ながら死亡が確認された。
一方、動画の後半には落下した犬の様子が映っており、サナちゃんや母親たちが去った後、犬の脚が少し動いているのが確認できるが、地面に横たわったままだった。通りかかった人々が心配そうに見守る中、しばらくすると犬はゆっくりと立ち上がり、やや脚を引きずってうろついているところで動画は終わっている。この犬は複数か所を骨折し、治療のために動物保護施設へ運ばれた。
落下した犬の飼い主は、許可なくベランダで複数の犬を飼育していたと報じられている。サナちゃんの母親は殺人の可能性を否定しており、警察は現在、犬が落下した原因や飼い主の飼育許可の有無などについて詳しい調査を行っている。また、ターネー市の獣医クシャマ・シロッカー氏(Kshama Shirodkar)は、「飼い主が動物虐待をしていたかの確認も行います」とコメントしている。
サナちゃんの叔父アシフ・ラングレズさん(Asif Rangrez)によると、サナちゃんの母親は何年も不妊治療に取り組んでおり、サナちゃんはようやくできた一人娘だった。アシフさんは、「今回の事故は飼い主の怠慢によって起きたものです。警察は適切な措置を取るべきです」と憤りを露わにした。
このニュースに、人々からは「なんて恐ろしい事故なの」「娘を目の前で亡くした母親のことを思うと、心が痛い」「犬に悪意はないけど、亡くなった女の子の家族があまりにも可哀想」など、悲痛なコメントが集まった。また、「犬が悪いことをして、飼い主がわざと落としたのかも」「とても犬が自分から落ちたようには見えない。飼い主が落としたんでしょう?」など、飼い主の行動を疑う声も多数寄せられている。
ちなみに2020年7月には中国で、マンションから飛び降りた猫が下を歩いていた男性の頭を直撃し、男性は3週間以上も入院する羽目になっていた。
In a shocking incident a 3-year-old girl lost her life after a pet dog fell on her from the 5th floor of a building while she was walking with her mother on a busy road in #Mumbra. The #dog survived but injured. @TOIMumbai pic.twitter.com/NzLWdCAKCK— Nishikant Karlikar (@NishikantkTOI) August 7, 2024
画像は『New York Post 「Girl, 4, killed when golden retriever falls five stories and lands on her in shocking new video」(Newslions / SWNS)』より
(TechinsightJapan編集部 iruy)