エコノミークラスの空の旅には「座席の幅が狭い」「足を伸ばせない」「食事がイマイチ」など不満がつきものであるが、搭乗する間際になってサービスが別格の“ファーストクラス”にアップグレードされたことはあるだろうか。このたびそんな経験をした妻が、アップグレードされなかった夫の不服そうな姿を捉えた動画をTikTokに投稿したところ、大きな反響を呼んだ。
米ノースカロライナ州ローリーに住むドミニク・パリッシュさん(Dominique Parrish、38)は、これまでにアメリカ50州のうち32州、世界30か国を旅し、旅先での経験をSNSで公開してきた。
そんなドミニクさんが今月2日、パナマ共和国を代表する航空会社「コパ航空」の機内の様子を捉え、TikTokに投稿したところ、話題となった。
動画は今年6月、ノースカロライナ州のローリー・ダーラム国際空港からパナマ共和国の首都パナマシティのトクメン国際空港に向かう約4時間半のフライトでの様子を撮影したもので、ドミニクさんは次のように説明した。
「自分だけファーストクラスにアップグレードされたけど、夫はされなかった。」
コパ航空はこの日、同区間の初運航を記念して、トラベル・コンテンツ・クリエイターのドミニクさんをパナマシティへの旅に招待していた。そして搭乗直前になり、ドミニクさんだけがファーストクラスに移動した。
当時の動画では、ゆったりとした席に座り、片手にドリンクを持ったドミニクさんが映し出され、カメラはその後、後方に移動する。
そして映し出されたのは、カーテンの隙間から見えるドミニクさんの夫の横顔で、妻の視線に気づいた途端、イラついた不愉快そうな表情を見せるのであった。
なおこの動画は、これまでに再生回数が270万回超と反響を呼び、視聴者は次のようなコメントを寄せた。
「彼はかなりお怒りのようだね。」
「裏切られたようなあの視線を見た? 怖い。」
「妻は客室乗務員にカーテンを閉めるようお願いすべきだったね。」
「私だったら、自分からカーテンを閉めに行くけど。」
「私も同じ経験をした。気持ちは分かるわよ。」
「彼とは視線を合わせないことね。」
「大爆笑だよ。」
「この動画、好きだわ。」
「とにかく気にしないことね。せっかくだから自分が楽しむこと。これに尽きるわよ。」
実はドミニクさん、パナマ行きの飛行機には娘2人を含む家族4人で乗っていたそうで、後に米ニュースメディア『Newsweek』のインタビューで「行きのフライトでアップグレードされたのは2席だった」と明かし、このように語った。
「私たちは当初、4人でどのように座るか悩んだの。でも『大人と子供でペアになり、航程の半分で席を代わるといい』とアドバイスされ、そうすることにしたのよ。それで私は、必要な動画を撮ることができたし、フライトの半分を十分楽しむことができたの!」
「夫の動画を制作するアイデアが浮かんだのは、カーテンの隙間から彼の姿を見た時だった。でも復路では、家族全員がファーストクラスにアップグレードされたのよ!」
どうやら家族旅行はハッピーエンドを迎えたようで、ドミニクさんは先月、パナマでの旅の様子をTikTokに投稿し、「全てが完璧だったわ」と報告した。
ちなみに狭い機内では度々、周りの人を不快にする行動が物議を醸し、昨年には、靴下を履かずに6本の足指を晒す男性の動画がSNSに投稿されて大炎上していた。
画像は『Dominique TikTok「Wait for it」』より
(TechinsightJapan編集部 A.C.)
米ノースカロライナ州ローリーに住むドミニク・パリッシュさん(Dominique Parrish、38)は、これまでにアメリカ50州のうち32州、世界30か国を旅し、旅先での経験をSNSで公開してきた。
そんなドミニクさんが今月2日、パナマ共和国を代表する航空会社「コパ航空」の機内の様子を捉え、TikTokに投稿したところ、話題となった。
動画は今年6月、ノースカロライナ州のローリー・ダーラム国際空港からパナマ共和国の首都パナマシティのトクメン国際空港に向かう約4時間半のフライトでの様子を撮影したもので、ドミニクさんは次のように説明した。
「自分だけファーストクラスにアップグレードされたけど、夫はされなかった。」
コパ航空はこの日、同区間の初運航を記念して、トラベル・コンテンツ・クリエイターのドミニクさんをパナマシティへの旅に招待していた。そして搭乗直前になり、ドミニクさんだけがファーストクラスに移動した。
当時の動画では、ゆったりとした席に座り、片手にドリンクを持ったドミニクさんが映し出され、カメラはその後、後方に移動する。
そして映し出されたのは、カーテンの隙間から見えるドミニクさんの夫の横顔で、妻の視線に気づいた途端、イラついた不愉快そうな表情を見せるのであった。
なおこの動画は、これまでに再生回数が270万回超と反響を呼び、視聴者は次のようなコメントを寄せた。
「彼はかなりお怒りのようだね。」
「裏切られたようなあの視線を見た? 怖い。」
「妻は客室乗務員にカーテンを閉めるようお願いすべきだったね。」
「私だったら、自分からカーテンを閉めに行くけど。」
「私も同じ経験をした。気持ちは分かるわよ。」
「彼とは視線を合わせないことね。」
「大爆笑だよ。」
「この動画、好きだわ。」
「とにかく気にしないことね。せっかくだから自分が楽しむこと。これに尽きるわよ。」
実はドミニクさん、パナマ行きの飛行機には娘2人を含む家族4人で乗っていたそうで、後に米ニュースメディア『Newsweek』のインタビューで「行きのフライトでアップグレードされたのは2席だった」と明かし、このように語った。
「私たちは当初、4人でどのように座るか悩んだの。でも『大人と子供でペアになり、航程の半分で席を代わるといい』とアドバイスされ、そうすることにしたのよ。それで私は、必要な動画を撮ることができたし、フライトの半分を十分楽しむことができたの!」
「夫の動画を制作するアイデアが浮かんだのは、カーテンの隙間から彼の姿を見た時だった。でも復路では、家族全員がファーストクラスにアップグレードされたのよ!」
どうやら家族旅行はハッピーエンドを迎えたようで、ドミニクさんは先月、パナマでの旅の様子をTikTokに投稿し、「全てが完璧だったわ」と報告した。
ちなみに狭い機内では度々、周りの人を不快にする行動が物議を醸し、昨年には、靴下を履かずに6本の足指を晒す男性の動画がSNSに投稿されて大炎上していた。
画像は『Dominique TikTok「Wait for it」』より
(TechinsightJapan編集部 A.C.)