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【海外発!Breaking News】球場で“新人犬”が大暴走 自由すぎる行動に観客大笑い(米)<動画あり>

TechinsightJapan 2024年8月28日 10時55分

今月23日、米プロ野球マイナーリーグのチームで、スタッフとして活躍した犬の後任に姉妹犬がデビューした。バットの回収が主な仕事だったが、初めて大勢に囲まれて大興奮した犬はやりたい放題に行動し、球場が観客の笑い声に包まれた。米ニュースメディア『New York Post』などが報じた。

米ペンシルベニア州フィラデルフィアに本拠地を構えるプロ野球チーム「フィラデルフィア・フィリーズ(Philadelphia Phillies)」のシングルA(マイナーリーグ)チーム「クリアウォーター・スレッシャーズ(Clearwater Threshers)」では、バッターボックスに残されたバットを回収し、ベンチに届ける役目を担う“バット・ドッグ(bat dog)”がスタッフの一員として働いている。

2018年から先月まで約6年間、メスのラブラドール・レトリバー“レイラ(Layla)”がこの仕事に就いていたが、13歳と高齢になり引退した。そして後任となったのが、レイラの姉妹犬“ルーシー・メイ(Lucy May)”だ。

今月23日に行われた「ダニーデン・ブルージェイズ(Dunedin Blue Jays)」戦で、ルーシーはバット・ドッグとしてデビューしたが、観客が爆笑するほど忘れがたい爪痕を残した。

当時の様子を捉えた動画には、ピンクのシャツを着た飼い主と見られる男性がリードを外し、落ちたバットの方へルーシーを走らせようとする姿が映っていた。ルーシーは何かに気を取られて一度Uターンしたが、すぐに方向を変えてバッターボックスの方へ走った。

バットの落ちている場所へ到着したルーシーは、バットのニオイを嗅いで口にくわえると思われたが、なぜかバットを無視して走り出した。近くのスタッフがバットの方を指差したが、ルーシーはこれも無視して敵陣のベンチへ入ると、相手の選手に挨拶をするかのようにベンチの中を駆け抜けた。

再びフィールドに戻ってきたルーシーを、飼い主がバットを持って出迎え、回収しやすいよう近くにバットを放り投げたが、ルーシーは気にせず再び走り始めた。

この間、観客の笑い声や応援の口笛などが響き渡っており、球場は盛り上がったが、しばらくすると最大の歓声が上がった。大勢の人や歓声に包まれ、大興奮の様子のルーシーは全力で走っていたが、ピッチャーマウンドの周辺でスピードを緩めた。そして腰を落とし、その場で排便を始めたのだ。

まさかのルーシーの行動に、近くにいたピッチャーのジョン・エンリケス選手(Jonh Henriquez)も二度見したが、ルーシーは構わず排便を続けた。一度腰を上げて2~3歩移動したが、出し切れなかったようで再び腰を落としたルーシー。その後、スッキリしたのか、再び全速力でフィールドを駆け回った。



広々としたフィールドを縦横無尽に駆け回ったルーシーは、飼い主の男性のもとへ向かった。“おすわり”の指示を受けてすぐに座ったルーシーに対して、飼い主が人差し指で何度もルーシーを指差して叱るパフォーマンスを見せると、観客から笑い声が上がった。



その後、再びバットの回収にトライしたルーシーだったが、またしてもバットを無視して走り出した。そしてピッチャーのそばに向かうと、ピッチャーが持っていた野球ボールに視線が釘付けとなった。

尻尾を振ってボールを投げてもらうのを待っているルーシーのもとへ飼い主が駆け寄り、リードを付けてフィールドを後にした。

初仕事は大失敗に終わってしまったものの、ルーシーは新しいバット・ドッグとして強烈な印象を残した。クリアウォーター・スレッシャーズがルーシーの動画をXで公開すると、「なんて楽しそうなんだ」「今まで見た中で最高の動画だし、何度も見返したよ」「ルーシーは間違いなくスターだね」「観客の反応も最高」「朝からこの動画を見て元気になった」「もうちょっとトレーニングが必要みたいだね」といったコメントが寄せられており、大勢が元気いっぱいなルーシーの様子に笑っていた。

Lucy May’s debut was more entertaining than we ever could have imagined 😂💩 pic.twitter.com/c96CfmRz2Y— Clearwater Threshers (@Threshers) August 24, 2024

画像は『Clearwater Threshers X「Couldn’t be mad at this sweet face if we tried」「Lucy May’s debut was more entertaining than we ever could have imagined」』より
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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